第4回俳句同好会
2014年04月20日
今年1月にスタートした俳句同好会は順調に活動を続けています。毎月第3金曜日午後1時から多摩市の公民館「ベルブ永山」のサークル室で実施しており、4月18日の例会には9人が出席、1人が欠席投句しました。投句は各人3句ずつ。前回に比べ投句者が1人増え、投句数は合計30句にのぼりました。従来通り、これらの中から各人が5句ずつ選び、これら互選句の中から各人が最もよいとした句を特選句としました。
当日の披講者は中川邦雄さんで、中川さんが出席者ひとりひとりの選句を読み上げると、作者が名乗り出ます。全投句数の約三分の二の21句が互選句となり、そのうち5句が特選句となりました。
披講後、各人が特選句についてコメントし、それに関連して意見を述べ合います。句意について疑問も出されます。季語が重なっているとか句が3段切れになっているといった指摘もあります。俳句上達の場としても活用できます。
句力に差はありますが、同好会ですから遠慮は無用です。投句された句をめぐり侃々諤々、結論が出なくても、自由闊達な俳論が展開され、楽しい3時間だったと言えましょう。
終了後は場所を最寄りの料理店に移し、8人が参加して生ビールで乾杯、さらに3時間近くも意見交換を続けました。ベテランから名句も紹介され、大いに刺激されもしました。次回は5月16日の予定です。
特選句、互選句は以下の通り。カッコ内は選句者名。