多摩稲門会第32回定例総会開催される
“多摩稲門会「第32回総会・文化フォーラム・懇親会」報告書
場 所:京王クラブ(多摩市関戸)
文化フォーラム:山元雅信氏(山元学校・校長・産官学国際ビジネスコンサ
ルタント) テーマ「闘志を燃やし、これだけは成就する!」
1.講演会 13時~14時45分
山元雅信氏は本学政経学部卒業後、民間ビジネスマンとしてご活躍。この経験を更に活かすべく、国際、環境、及び社会活動のビジネスコナサルタントとして独立された。現今の諸問題に積極的に関わり、東奔西走ご活躍中である。話も世界各国との繋がりから震災への諸活動、若者への教育等多岐に亘り、氏の人脈の豊富さをちりばめながら具体的な行動として語られた。
内容については現在日本が抱えている諸問題に対し賛否両論、異見も多いと思われるが語り口は明快で滑らか。氏の運動への想いがとつとつとして伝わってきた。特に考え、提案、相談を率先垂範、行動に移すフットワークは適切で早く、多くの人の信頼を集めている。
今までの講演会は学術、文化、研究でのテーマが主で、氏のように元気溢れ、行動を提起する内容は稀有な例となった。
会員の受け取りはそれぞれであろうが、現在われわれの置かれている諸課題に強いインパクトを与えたのは間違いないと感じた。これからのご活躍を期待すると同時に見守って行きたい。
2.総会 15時~15時50分
大学より金子文化推進部事務部長、稲城・狛江・調布・府中・立川・町田・八王子の近隣稲門会と多摩三田会のご来賓をお迎えし「第32回定例総会」を開催した。
佐藤会長より挨拶。日頃の協力への御礼とともに前年度の活動、特に①組織検討委員会、②「多摩稲門会ホームページ」の立ち上げ、③「会員名簿」の作成の三つ主要活動について言及された。
議長に按田会員を選出し議事に入り、金子幹事長より「平成22年度活動報告」、長張会計幹事より「22年度決算報告」、佐藤会計監査より承認の認証があり、何れも原案通り承認された。
続いて金子幹事長より「平成23年度活動方針」、長張会計幹事より「23年度予算案」の説明があり、これについても原案通り承認された。
この中で、①「多摩稲門会ホームページ」をどのように活用して行くか、②「会員名簿」作成のメンバー確定、では担当の依田副会長、佐藤会長より指針が示され、それぞれ会員の了解を得た。また今後の課題として「組織増員・活性化」対策を委員会を設け強化することや「杜の響き」の見直し、‘12年に稲城稲門会とともに開催する「三多摩支部大会」対策、「東日本震災」の募金活動(会合等で募金箱方式で浄財を募る)についても会員の了承を得た。
3.懇親会 16時~18時
冒頭、加来副会長の開会挨拶、続いて若杉先輩の乾杯でスタート。今日参列して頂いた来賓の方も含め全員の話をお願いしたく次々にご指名した。会員の高齢化の問題、震災の対応の仕方、大学スポーツの動向と期待、等何れもどこの会でも語られることが共通の話題となり、大きな盛り上がりとなった。このような雰囲気の中、講演者山元さんが、調布在住のソプラノのプロ歌手新藤昌子さんをゲスト紹介された。思いかけず「荒城の月」などをアカペラで聞くチャンスとなった。彼女の美声に日頃カラオケ自慢の会員も沈黙。場内に溜息が洩れた。この後9サークル活動の活動報告と紹介、更に各個人の日頃の想いを一人一人全員に語っていただいた。あっという間に時間となってしまった。川俣副会長の「今日のお礼と明日への元気」の締めくくり後、「都の西北」を声高らかに斉唱、エールの交歓で和やかな内にお開きとなった。
(文責―平松)
来賓(敬称略):早稲田大学文化推進部事務部長 金子昌嗣、多摩三田会会長 浅井 恭、
稲城稲門会会長 河合一郎、同幹事 手塚政仁、狛江稲門会会長 山田和則、立川稲門会会長 志村順子、調布稲門会会長 元木 勇、同幹事 堀内正之、八王子早稲田会会長 松村光雄、府中校友会会長 大島正敬、町田稲門会副会長 清水氾雄、同幹事 吉田昌雄
会員参加者;青木康成、浅井隆夫、新井正子、按田 弘、石井卓治、稲垣友三、宇田川登、尾ノ井光昭、遠藤千尋、加来健一郎、金子宏二、川面忠男、川俣あけみ、小滝晴子、菊沢光江、子幡嘉之、小林 勲、佐藤達雄、佐藤善昭、佐々木裕康、白井昭男、竹本春樹、田中亮介、田辺繁友、辻 理、長張紘一、橋本 孜、半田正久、平松和己、広田 進、星野英仁、前田光治、又木淳一、湯浅芳衛、吉川啓次郎、湯川俊、依田敬一、若杉公朋、以上38名。