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第17回俳句同好会

2015年05月17日

サークル「俳句同好会」は第3金曜日の5月15日午後1時から多摩市関戸の公民館和室で第17回目の句会を催した。5人が出席し、3人が欠席投句した。

 

「いい句が多かった」という感想の中で「燕くる混み合う故郷ガード下」が特選句になった理由を聞くと、575という短い詩は味わい深い。
「燕が廃校や廃屋に巣をつくるという句があるが、実際の景ではない。燕は人のいる近くに巣をつくる。人のいない場所に巣をつくると、蛇やネズミに燕の子が狙われるからだ。燕はそれをよく知っている。ガード下には飲み屋があり、人が集まる。サラリーマンが仕事帰りに飲み屋に寄る。その近くに燕がいる。混み合う故郷ガード下、という句は、忘れていた都心の風景をふっと思い出させる」。

 

「桜蕊降る垂老未だ定め無し」という句には作者の注がある。「垂老は七十歳に近い老人。老は七十歳以上」。これに限らず当日の句には難しい言葉、漢字が多いという感想も出た。

「青梅の大志薫りし社かな」の社は調布市にある近藤神社。幕末の新撰組局長、近藤勇の生家跡に建てられた。

 

選にもれた句についても一句ずつ合評した。「浮雲の武蔵野の空四迷の忌」は「浮雲」「武蔵野」「四迷」と付き過ぎ。二葉亭四迷の忌日が5月10日、母校の外大が府中にある。忌日は季語であるが、俳句にするのはなかなか難しいという。

 

選句は以下の通り。カッコ内は選句者名、◎が特選句。

 

虫干しやザラ紙伏せ字の蟹工船    中川邦雄(金子◎、川面◎)
髪を梳く華奢な鎖骨に夏来る     川俣あけみ(長張◎、金子、川面、辻野)
薔薇散りてヒールの痕の暗き色    金子宏二(辻野◎、長張)
燕くる混み合う故郷ガード下     長張紘一(萩尾◎)
柏餅虎やの箱ぞ葉ごと食ぶ      萩尾昇平(川面、辻野、長張)
黄昏を押しもどしゐる新樹かな    川俣あけみ(川面、長張、萩尾)
桜蕊降る垂老未だ定め無し      又木淳一(辻野、萩尾)
田の神と土手に坐りて皐月風     萩尾昇平(金子)
小指ほどの幼藤房暈曇り       辻野多都子(長張)
少年の夏蝶を捕る理科授業      川面忠男(萩尾)
柿若葉親なきことを確信す      辻野多都子(萩尾)
青梅の大志薫りし社かな       川面忠男(金子)
方丈に膝枕かな目借時        又木淳一(川面)
病む夫の朝の機嫌や窓若葉      川俣あけみ(辻野)
連翹や未来明るき子らといて     中川邦雄(金子)

 

(文責・川面)

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