ワセスポ・秋の陣 好発進! 庭球部が学生選手権で全種目制覇
八月末に開幕した今年の「全日本学生テニス選手権」は台風12号の影響で大会の運営にも大変苦労したと聞きましたが決勝戦は首尾良く当初の予定通り9月4日(日)に有明コートで行われて「オッカケたい」は依田さんと筆者(湯浅)が応援にかけつけました。
その結果、何と学生テニスの個人戦のタイトルを昨年に続き早稲田が独占しました。
例年ですとこの時期は残暑が厳しく選手はもとより観客の熱中症が心配ですが今年は台風のせいでに雨のため試合途中で中断があったものの木陰の風が涼しく快適でした。
決勝戦はシングルスが10時30分から隣接するコートで同時進行でが行われました。
男子は片山(4年)対田川(2年)の早稲田同士、女子は桑田(3年)対川崎(園田女子大)の対戦でした。片山は一昨年が優勝、昨年が準優勝で今年は第2シードの学生テニス界屈指の強豪です。片や第13シードの田川は準決勝で昨年の優勝者・伊藤主将(第1シード)をストレートで破り昇り調子です。両者共得意なフォアハンドの思い切りの良い打ち合いは息を呑む迫力で圧巻でした。田川はサーブも強力でサービスエースを取り、ラリーでも攻めまくり6-3、6―3で制して見事初優勝を飾りました。
一方女子の桑田は早実出身で高校時代はベスト8止まりでしたが大学入学後に成長して昨年優勝しました。今年は第1シードで順調に勝ち進み決勝は強力なフォアハンドストロークを武器に第6シードの川崎に6-0、6-3と圧勝して2年連続女王となりました。
続くダブルスは男子の第5シードの伊藤(4年)、広田(3年)のペアが第2シードの奥(日大)、長尾(上武大)組に2-6、7-5、6―3で逆転勝ちしました。
女子は第1シードの田中(4年)、大竹(3年)組が第2シードの伊藤(4年)、岩崎(3年)組を6-3、7-6で破り初優勝しました。実はこの両者は昨年決勝で対戦して伊藤組が勝ったので今年は田中組にとりリベンジ達成になりました。ダブルスは男子がレベルが違いすぎますが女子は我々にとっても参考になる部分が多く一つでも出来るところから見習いたいと思いました。
大学テニスは団体戦が9月の関東大学リーグ戦、10月の大学王座決定戦と続きます。
早稲田は男子の7連覇と女子の6連覇に挑戦します。アベック優勝は長い大学テニスの歴史の中で他にには過去早稲田と慶応が各一回記録しただけなので是非連覇記録を更新して無敵振りを発揮してもらいたいと期待しています。(文責・湯浅)