早慶ラグビー戦大勝・オッカケたいの報告
伝統の早慶ラグビー第88回定期戦が11月23日に秩父宮ラグビー場で行われました。今シーズンの早稲田は4人の主力選手を怪我で欠いた影響で筑波、帝京2敗した為、優勝は諦めざるを得なくなりました。そのせいか今回のオッカケたい参加者は櫻井さん、稲垣さん、湯浅の少数精鋭(?)でした。
しかし流石に伝統の一戦とあって観客は約2万人と今季最高の入りとなりました。我々は試合開始1時間前に入場したので日当たりの好いバックスタンドに隣合わせて座ることができました。両校チアリーダーの演技と校歌斉唱で雰囲気が盛り上がる中、キックオフとなりました。
試合はFWがスクラムを押し勝ち更に接点でも当たり勝って前に出て良いボールをBKに供給したのでBKも余裕を持って多彩な攻撃を見せ久し振りにFW・BK一体となった早稲田らしい試合運びで54対24で快勝しました。(通算成績=早稲田62勝20敗6分)この結果、早稲田は明治に勝つと2位の可能性が出てきました。一方、
慶応は5位が決定しました。
勝因としてはモールトライを奪うなどFW陣の頑張りが先ず第一ですが、加えて欠場していた主力の内3選手がこの試合から先発で復帰してほぼベストメンバーとなりチーム力が向上したことが挙げられます。特にFB・井口副将の鋭いステップを生かした突破力と的確な指示、ゲームメークは試合の流れを早稲田に引き寄せました。
更に起用された1年生3人が伸び伸びとそれぞれの役割を果たしました。 とりわけ
SO・小倉がパス、キック、ランと思い切ったプレーで司令塔役を果たしたのは天晴れでした。早慶戦の1年生3人先発はあの堀越、今泉、藤掛以来の32年振りとの事です。
次の早明戦にも勝ち、大学選手権に向けて個々のスキルアップとチームの成熟度を上げて3年振りに王座奪回をして高らかに「荒ぶる」を歌うシーンを期待しています。
試合後の祝杯は『3人ともに最近は飲み会続きなので体調管理に気を付けましょう』ということで大学選手権後とすることにして健康的に(?)帰路に着きました。
(文責:湯浅)