オッカケたい・新年始末記
オッカケたいは2日ラグビー、3日駅伝、6日サッカーと、楽しく忙しいお正月でした。
(1) ラグビー
対帝京の準決勝戦は10対38で完敗して、これで4年間日本一に手が届かないことになりました。敗戦の直接原因は、フィジカル面で早稲田が帝京に明らかに劣るため、キーとなるスクラムと接点で主導権を握れなかったことにあります。(因みに平均体重では、FW:早稲田93kg・帝京104kg、BK:早稲田76kg・帝京85kgと、大きな差) しかしながら、より根源的な問題はリクルート、指導体制、施設面(部員の栄養管理を含む)で、帝京が早稲田を今や完全に凌駕していることにあると考えます。ので、学校当局の頭の切り替えが切に求められます。
(2) 駅伝
3日復路10区の日本橋丸善前で杉並稲門会に合流して応援しました。選手は あっという間に走り抜けてしまいますが、どの大学が来ても自然に声援が飛び、特に早稲田と帝京が並走していたので田口!田口!の大歓声でした。 惜しくも同タイムの5位となりましたが選手層が他大学に比べて格段に薄い現状では致し方ないと思います。駅伝もリクルートに、もっと力を入れると共に指導陣の見直しをしないと、シード落ちが現実になる惧れがあります。
(3) サッカー
アベック優勝の期待に胸を膨らませて、10時過ぎから櫻井さん、吉川さん、浅井さん、菊沢さんと一緒に、日当たりの良いサッカー部員席の近くに陣取りました。ア式蹴球部(正式名称です)元監督の由井濱さんも、観戦されました。
第一試合の女子は、日体大に2点を先制されて追撃しましたが、1対2で敗れました。敗因は球際で劣勢になり、ボールを繋ぐ早稲田の良さが発揮できなかったことです。惜しくも準優勝になりましたが、早稲田ア女の ひたむきなプレーに胸を うたれました。
最後の砦となった男子は、見事に3対1で福岡大に快勝して、5年ぶりの優勝を勝ち取ってラグビー、駅伝での苦杯を払拭して終り、良ければ全て良しとなりました。これで最多の12回目の日本一となり、早稲田が名実共に大学サッカー界屈指の名門であることを証明しました。指導陣、選手・部員、OB諸氏に敬意を表する次第です。
福岡大はJ1のチームへの内定者が3人いて、しかも185cm以上が6人もいる超大型の強豪(早稲田はJ1内定1人、最長身は182cm)でしたが、攻守の切り替えの速さとスピードに乗ったサイド攻撃から3得点して、守備でも的確なポシショニングと体を張ったプレーで相手の力に頼った攻撃を はね返してPKの1失点に押えました。表彰式で、5年前の前回優勝時にはOBである当時の日本協会川淵会長、釜本副会長が満面の笑みで選手を称えていたのが、とても個人的には嬉しかった。のですが、今回は慶應OBである大仁現会長が、淡々としていたのが対照的でした。
表彰式を見届けてから、ライオンで待望の勝利の美酒で乾杯して盛り上がりました。正月早々から、このような楽しみを与えてくれる母校に感謝~感謝!です。