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2015.9 Bコース 平山城址公園
2015年09月20日
9月の例会は14日、行事が重なりBコースのみ実施された。
今年夏の天気は台風の影響でぐずつき、梅雨のような天気が2・3週間続いたが、やっと安定した晴れ日となってきた。参加者は櫻井和子さん、中西摩可比さん、中川邦雄さん、橋本孜さん、白井昭男さん、浅井隆夫さん、今回は始めて参加する林譲さん、私を含め8名となり、 京王線平山城址公園駅改札口前広場に1時に集合した。
この辺の駅はまだ昔の駅の面影が残っている。数年前これでも駅前のロータリーの周りに新しい施設ができ整備されたのだが、乗降客も少なく駅前の賑わいはなく静な佇まいである。駅から南へ真っ直ぐ進むと直に北野街道に達する。左に折れクランク状にまた南に折れ緩やかな上りを進むと正面に宗印禅寺に突きあたる。
宗印禅寺は平山季重居館跡とも云われている。平山季重は1156年、保元の乱の際に源義朝に従い、1159年の平治の乱では源頼朝の長男・源義平に従った。 掲示板を見たあと境内の西側の墓地から丘陵を上る道を辿る。道は良く整備されていた。境内の道と云うより、上部の団地からの通勤に使うための近道でもあるようだ。やがて、開けた団地に出る。団地の縁の車道は見晴らしが良く、奥多摩の山並みや八王子市の街並みが見渡せる。
再び団地から離れ山道に入る。急登ではあるが緑のなかの道は爽やかで清々しい。丘陵を上りきると季重神社の平地に出た。ここは、見晴台があった場所といわれている。丘陵の頂きが突き出した狭い場所で、三方が切り立ち見晴台に適しているが、今は、樹木は茂り見晴らすことは出来ない。 季重神社から平な道が続く。直ぐに尾根筋となるが、この尾根道は最近「平山季重の道」と呼ばれ都のパンフレットには記述されている。
平山城址公園の北中央口から入り、トイレ前の休憩所で一休み。 平山城址公園内はほんの僅かな人しか見られなかった。静な緑一色の南斜面が広がり、東京薬科大学キャンパスまで続いている。
昨年の12月のBコースは、園内の大学の境界を東に向かい、公園の西園から東園に入り更に進み、東園から南に抜け堀之内駅までハイキングした。今回は下に下がらず、尾根道の車道を下る。京王電鉄の研修所やグランドを過ぎ、旧平山台小学校のグランドを巻いて公園東園の幅広の尾根道に入る。旧タマテックとの間の山道は高低差がなく、ゆっくりと歩くことができる。以前はタマテック入園者の遊ぶ姿が見られたが、観覧車や急落下を楽しむ施設が取り除かれた跡は、高い屏で囲われており、静かになった中を伺うことはできなかった。
秋の長雨が終り、傘の開く前の真紅の丸い卵の黄身のようなタマゴダケがあちこちにみられ、ツリガネニンジンやママコノシリヌグイの秋の野草に暫し佇むことができた。尾根道が終り旧タマテック入口に下る。賑やかだったタマテックの歩道は雑草が茂り、当時の面影はなくなっていた。
里地の開けた場所で、畑仕事をしている。都内でも長閑な風景が広がる場所である。畑の向こう側は、多摩動物公園がある丘陵が続き、右側の里山の尾根筋の向こう側の南斜面は中央大学のキャンパスが広がっている。
学生がキャンパスに向かって行く。2時間半のハイキングを経て多摩都市モノレール多摩動物公園駅に着いた。メンバー全員がモノレールの多摩動物公園駅から多摩センターに移動し、4時に開業する場を捜し、海鮮居酒屋「はなの舞」で懇親の場を持った。
長張 記
サークル活動
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