2018.2(第173回)浅川・多摩川合流点
2018年02月18日
2月13日、すでに立春を過ぎているが、朝晩はまだ寒さが残る。京王線高幡不動駅に10時集合。改札口を出て北口に出る南北通路には、地元の写真愛好家の富士の作品が並んでいる。
今日のメンバーは櫻井和子さん、中西摩可比さん、中川邦雄さん、林 譲さん、長張の5名である。一日快晴の日となった。
駅の北口は、南側の繁華街とは異なり住宅街となり店舗は目立たない。潤徳小学校の左側を回り浅川の土手を登る。土手を登ると一面に大きく広がる景色に一変した。
浅川を渡る「ふれあい橋」は、車の通らない歩道橋である。幅の広い贅沢な橋は日野税務署への最短の道となっているが、地域の利便性高い生活道路なのだろう。園児の団体が追い越してゆく。
浅川の歩道橋を渡り直ぐ右折して、大空が広がる堤防の上を下流に向かう。
対岸に渡った「ふれあい橋」を振り返ると、橋中央の橋脚の後ろに富士の姿があり、その前に大室山が構えている。この辺りでは大室山を富士隠しとも呼んでいる。モノレールが掛かる新井橋の通りの下をくぐり更に浅川の下流に向かう。車道には大型のダンプカーが前から後ろからゆっくり通り過ぎてゆく。更に進むと車道から離れ辺りは枯れ野が続く。
土手の上の道から河原に下りる道がある。河原の土手際に道が続いていたが、流れが変わり、砂利の下には水が流れている。飛び石を渡る要領で水溜りに落ちないように進む、慎重な林さんは別の道を選び枯れ野の中を進むと別れた。
河原には一面大小の玉砂利が広がっている。水溜まりを避けながらも下流に進む。誰もいない広い河原を進むのも楽しいものである。
多摩川の流れに着いた。根川の放水路の流れが多摩川に合流する。多摩川は滔々と流れ、シラサギやカワウが魚を狙っている。合流点の土手を上がり戻るが、林さんが見当たらない、携帯電話で確認すると反対側に向かっているようであった。根川の橋を渡り土手を登ると、多摩川の右岸の堤防が続く。
水処理工場を過ぎ、堤防脇の平の場所に下り、食事をとる事にした。風がなく暖かい場所である。一同食事を済ませて、冬の陽射しを浴びながら暫し昼寝をする。土手の上から見ている人もいない。
堤防に上がり集合写真を撮る。背景は西となる。
左側は浅川、右側は多摩川である。
直線の平らな堤防でジョギングコースとなっている。高圧線の脇には堤防と並行して車道がある。広々とした所である。クリーンセンターの隣に、廃棄物焼却工場の建設中である。更に進み、北河原公園に入る。水処理施設の屋上が大きなグランドとなりここからの眺めも素晴らしい。