2018.6(第175回)武蔵小金井散策
2018年06月17日
今日のメンバーは櫻井さん、中西さん、鈴木さん、青木さん、小林さん、川面さん、白井さん、尾ノ井さん、林 譲さん、又木さん、初参加の藤原雅博さん、長張の12名となった。
街角の小さな一角の井戸の「黄金の水」を嗜むため、ガイドが用意した紙コップが配られそれぞれ口にする。癖はないが味は解らない水であった。冷たければ旨いと思う。
西へ進み、滄浪泉園の入口に着く。鬱蒼と茂った林の入口に門構えがあり、門をくぐると森閑とした世界の中に入って行く。明治・大正期に三井銀行などの役員、外交官、衆議院議員などを歴任した波多野承五郎が別荘とした、武蔵野の「はけ」を利用した庭園である。野鳥や野草の宝庫である。
次に訪れたのが、3億円事件でカロ-ラが乗り捨てられた場所で、数か月後の昭和44年4月に発見された駐車場を訪れた。
紫陽花通りは玉川上水からの分水の道で、回りよりかなり高く堤防のような遊歩道になっている。
先を急ぐため、園内の見学時間は30分程と短くし、皆それぞれ高橋是清邸に向かう。是清が2・26事件で殺害された書斎・寝室として使用していた2階に上った。現場で、ボランティアガイドの説明を聞くことができた。多くの移築・復元建造物には、ガイドがついているが、限られた時間を小走りで回り、たてもの園を出た。良く見るためには、半日はかかると思われる。
八代将軍吉宗の享保の改革の時、川崎平右衛門は幕府の期待に応え武蔵野新田の立て直した。この功績により美濃の国や、岩見銀山の代官に転じた平右衛門供養塔に寄り、コース最後の目的地の浴恩館公園に入る。
たてもの園入口バス停に戻り、循環バスに乗り込み武蔵小金井駅まで、更に南口から府中駅行きのバスに乗り継ぎ、京王クラブに向かった。浅井さんが合流し久し振りの大勢の懇親会となった。梅雨の合間の少し蒸し暑かったが、雨に降られる事はなかった。