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2018.7(第176回)由木地区里山散策
2018年07月15日
先週関東地方は梅雨が明けた。そして西日本では広く大雨による甚大な被害がでて、未だ全容が解っていない。
7月10日、今回は本格的な夏日となった。コースは近場の由木地区の里山散策を企画した。
今日のメンバーは櫻井さん、中川さん、小林さん、青木さん、白井さん、林さん、浅井さん、長張の8名となった。
13時の長沼駅は、何時ものように閑散としている。高架の立派な駅は10年以上も前から、この辺りの植物保護や観察調査の場として、今でも月一回は利用している馴染みの駅である。
南側に広がる丘陵を目指して徒歩開始。気温湿度の高いハイキングとなった。京王線とほぼ並列する北野街道を渡ると、直に都立長沼公園の入口の樹々中に入る。「霧降の道」と云われる公園の中心を真っすぐ尾根筋に向かうメインの玄関道である。
頂上まで自然石が敷かれている「霧降の道」は北斜面の園内を緩やかに上って行く。入り口から頂上まで標高差100mになるが、2か所ほど休憩場所が整えられており水分補給をする。樹木に覆われた園内には通り過ぎる人は殆どいない。昨年大雨でこの道の数か所が崩落し、長い間通行禁止となっていた。人手を多く利用し整備された道を、安全に利用できるのも有難く贅沢なことである。
「霧降の道」は上りきった尾根筋で終わる。尾根筋はハイキングコースとして地域住民の散歩やジョギングコース、犬の散歩道として利用されている。南側も北側も眼下に街並みが広がる。頂上園地・展望園地を通り平山口を降り公園を後にした。暫く炎天下の南陽台の住宅地を通り、東京薬科大学のキャンパスに入る。キャンパス内には薬用植物園が整備されている。今日は入り口付近を見学して帰路を急いだ。
薬科大学の北の尾根筋からキャンパスを出て、都立平山城址公園東園に入り再び尾根ハイキングコースとなる。東園は最近整備され、従来の西園に続いている。京王研修センターと京王グランドや、今は廃校になっている平山第一小学校と薬科大学の間の細長い尾根筋が東公園として利用できるようになった。
東園の道に沿って暫く行くと今日の猛暑でメンバーの一人が体調を崩された。東園中央広場口は廃校の旧平山第一小学校グランドの南側にあり、身障者用のパーキングがある。ここにタクシーを呼ぶことにした。京王タクシーはこの場所が解からず時間が掛かったが、3人のメンバーと共に多摩センター「銀蔵」へ先行した。見送ったあと残った5人で散策を続けた。
ヤマユリは八王子市の市の花であり、日本特産の代表的なユリである。山地の林に自生する姿は香りも強く豪華である。ボランティア団体により保護されているが、今年はいつもより数が少ない様に思う。その中で今日のコースで一番の美形の花を撮った。
西園の湿地帯に下り、更に園外の赤道を下ると田んぼが広がる。ここは、堀之内里山保全地域に指定されている。田んぼは農家の田んぼとは異なり、小学校・幼稚園の課外授業のため、また、いろいろなボランティア団体の里山保全の一環として米作りが行われている。更に進み酪農が続く独特な牛の臭が漂う道を下り、堀の内駅に向かう。堀之内駅から電車で多摩センター駅、先発のメンバーと合流した。大汗の後の生ビールを一気に飲み干し、体調を崩されたメンバーも何時もの元気な姿を取り戻したようで一同安心した。
長張 記
サークル活動
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