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2013.05(第137回) 坪 山

2013年05月26日

5月18日、聖蹟桜ヶ丘駅下りホームで川面忠男さん・金子宏二さんと合流し、上杉雅好さんは、上野原駅で落ち合うことになっていた。今日の天気は数日続いている五月晴れとなり、山歩きには一番心地よい季節である。上野原駅で降車する人たちは何時もと変わらず同年輩の女性が目立っていた。高尾駅からの我々のボックスに一人の女性が、向かい側の席のメンバーから溢れて座り込んできた。鳥沢駅から扇山を目指すようである。

上野原駅発のバスは増便されていた。そのバスに誘導され乗り込んだ。満席となり直に出発する。一時間程揺られ9時45分八ッ田バス停で降りる。降車客は、我々以外数名で予想外に少なかった。

 

バス停から橋を渡り直に登山口となる。静かな風涼しい晴れ渡った青空の山歩きが始まった。一年のうち一番気持ち良い快適な季節であるが、その期間は極めて短い。

東西のルートの分岐で、我々は西ルートを一列になって進む。杉林に覆われた山道に並行する沢の底は、黄色い物質が広がっている。直ぐ近くに黄銅鉱跡の岩肌をくり貫いたトンネルの入口が出現した。

 

山道は息が切れる急登が続いている。木と木の間にロープが結ばれていた。急登の途中にイワウチワ・ヒカゲツツジの群落が現れるが、両方とも時期が遅く花は終っている。花柄だけが痕跡を残していた。川面さんのあらい息遣いが聞こえてくる。

 

 

 

 

高度が上がるに従って、イワカガミの群落地が出現する。これも花の時期には少し遅すぎたが、中には綺麗な花の残っていて、皆それぞれにシャッターを切っている。

 

 

 

イワカガミの群落は尾根の際から斜面全体に広がっていた。山道は険しい上りであるが、樹林の下の風は涼しく心地が良い。

 

 

 

なおも急登は続きロープを伝いながらゆっくり登る。息は益々あらくなってくる。我々は西ルートを進んでいるが、隣の東ルートは更に岩場が多く経験の少ない方にはお勧めできないと案内チラシには掲載されていた。突然樹林は開け、山頂の標識が立っていた。坪山山頂は広くはないが日陰になるような樹木はなく、食事をするには日差しが強すぎる。傍らで食事をしていた同年輩の登山者にシャッターを押して貰った。

 

この男性は急登で我々に追いつき、先を譲った男性である。今日一日の山歩きで出会ったのはこの人だけであった。

山頂から少し下った樹林の下の比較的平な場所で食事を摂ったが、傾斜があり座り心地はあまり良くはなかった。先程の男性は、我々の目指す方向へ先に出発し、再び我々だけの静かな山となった。強い陽のあたった新緑の葉の下から見る上げる緑は輝いている。

 

下りの急登も難儀した。痩せた尾根は特に右側の南斜面は切り立っており、樹木に覆われていなければ足がすくみそうになる。その沢をアオダモの白い花が埋めていた。

 

 

 

 

植生は上りのルートとは違い、イワウチワやイワカガミは全くみられなかった。ヤマツツジはまだ蕾の状態が多かった。

 

食事休憩ができる「びりゅう館」を目指す。断続的に急な下りはあるが、途中はなだらかな尾根道が続く。すっかり緑に覆われ日差しを遮る尾根道は快適であった。イカリソウの花がチラホラ見られるようになり、直に「びりゅう館」に到着した。1時間に一本のバスは、間もなく到着する時間であり、ここで休むのをやめてそのバスに乗った。帰路のバスはすいていた。坪山の春のシーズンは終ったようである。秋の紅葉のシーズンは見どころという。

聖蹟桜ヶ丘駅で下車し、大分料理の「ウラニワ」に寄り、山歩きの帰りの喉を冷たい生ビールで潤すことになった。

長張 記

 

今日の山歩きに俳句を金子さんから頂きました。日陰躑躅はツツジ科であるが常緑の石楠花の一種、岩鏡は岩団扇と同様イワウメ科で、花に色はそれぞれ赤と白と違う。落とし文はオトシブミ科の昆虫の総称で葉っぱを筒状に卷いて切り落とす。その中には卵が一個産みおとされている。かわいそうだったが、皆の前で確認してみた。落とし文は季語で初夏を表す。

「ひかげ路 鏡に置きし 落とし文」   望岳居

川面さんからも「下山後に記念の句を作った。自己満足の句である。」との句を掲載させて頂いた。

「急峻を登る七十路岩鏡」  凡

 

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