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2025年第2回 健康麻雀大会 開催!
7月27日(日)、聖蹟桜ケ丘の「麻雀大学」にて、2025年第2回健康麻雀大会を開催しました。
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今回は女性3名を含む8名が参加し、和気あいあいとした雰囲気の中、白熱した対局が繰り広げられました。
 競技は予選3回戦を経て、成績上位・下位4名ずつによる順位決定戦を実施。
 予選3回戦では、1位倉澤さん、2位尾ノ井さん、3位加来さん、4位野宇の順位であった。
 決勝卓では、1位から4位までの4名が接戦を展開し、最終局で優勝候補ナンバーワンの倉澤さんが見事1位に輝きました。今回初参加の加来さんは3位でした。
 対局後には、ささやかながら賞金を贈呈し、笑顔で大会を締めくくりました。
 次回は9月下旬に開催予定。新たな対戦を楽しみにしています!
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〈参加者〉
 尾ノ井光昭さん、加来健一郎さん、藤原雅博さん、倉澤茂さん、関谷一穂さん、菊池恵子さん、山内みかさん、野宇 進                      
野宇 進 記
ゴルフ部会活動報告
2025年7月31日、本年度2回目の多摩稲門会ゴルフコンペが開催されました。

総勢9名が多摩市内にある桜ヶ丘カントリークラブに集まり、ダブルペリア方式によるストローク戦で熱線を繰り広げました。
当日は連日の猛暑が続いた中では、北風もあり比較的プレーしやすい環境となり、皆無事に完走し、楽しくプレーすることが出来ました。
今回は80歳代が2名、その他は60歳の若い方が中心で、熱心にゴルフに取り組んでおられる方も多く、好スコアも続出、スコア70台が二人、80台が二人でした。
ベスグロが77で優勝した菅原泰が、準優勝が増川幸嗣さん、3位が横尾信一郎でした。
4位の小野晃一さんは、後半のスコアが36(パープレー)と実力を発揮され、バーデイ2つを取られました。石井浩さんもニアピン、ドラコンにバーデイ2つ獲得されました。
ラウンド終了後は成績発表、表彰式を兼ねた懇親会をコンペルームにて開催。皆厳しいラウンドの達成感を味わいながら食事と酒等で話が弾みました。今後はまた定期的に開催すべく、再会を誓いあいながらの散会となりました。

ゴルフ部会としては、10月22日に府中カントリークラブにて本年3回目の開催を予定しています。皆様奮ってご参加のほど宜しく願い致します。
(参加者) 尾ノ井光昭、吉田 浩、井口不二男、堀田郁二、小野晃一、増川幸嗣、横尾信一郎、石井 浩、菅原 泰
(菅原 泰 記)
第250回記念の「いねの会」
多摩稲門会のカラオケサークル「いねの会」は原則として毎月第3月曜日の正午から催されるが、7月21日は活動を開始してから250回目となる記念の会になった。猛暑にもかかわらず参加者は14人。ビールで乾杯後、世話人の上條喜義さんが20年の活動歴を振り返った。
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冒頭、上條さんが「いねの会250回記念」と題した2枚のプリントを配った。それによると、同会が発足したのは2002年12月。会場は京王線中川原駅近くの和風居酒屋「志満屋」だった。同店が閉店となり、2007年に聖蹟桜ケ丘駅に近いスナック「麗」に会場を移した。2019年11月が開催200回目。その時はメンバーが寄稿して『いねの会二〇〇会の歩み』と題した冊子を作った。同会に入会の経緯、活動、感想などを綴ったものだ。
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2020年10月、「いねの会」はいったん解散した。会場として利用していたスナック「麗」がコロナを理由に閉店したからだ。しかし、「いねの会」の再開を望む声が多かった。そして「麗」の客でもあった女性が「スナック京」を開店、会場が確保できたことから同年末に再開することになった。世話人も上條さんが引き受けて今日に至っている。
この間、少なからずのメンバーが物故した。「いねの会」を立ち上げたのは3人だが、そのうち按田弘さんが13年前、田中亮介さんが昨年12月に逝った。上條さんの話を聞いて参加者は故人を次々と思いだし12人の名を数えた。
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「いねの会」は歌い、飲んで食べ、歌の邪魔にならない程度にお喋りを楽しむ会だ。多摩稲門会の会員がお互いの人生歴、人柄を知る機会になっている。「いねの会」の会長だった井上克助さん(故人)の場合、旧海軍の士官を養成した海軍兵学校の最後の卒業生であり、江田島の兵学校生活の経験を語ってくれた。井上さんたち75期生を指導したのは2期上の73期生だが、その三分の一が戦死したと言った。井上さんは兵学校を卒業したものの終戦となり、早稲田大学を経て東京電力の人になった。
古くからのメンバーには幕末の長州藩の有力商人、白石正一郎の子孫がいる。白石正一郎は高杉晋作の奇兵隊を援助した人物だ。
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21日は4曲ずつ歌い、残り30分となり参加女性がデュエットの相手と歌う曲を決めた。3人の女性のうち2人が選んだ曲が「夕日の丘」と「銀座の恋の物語」。どちらもカラオケ画面に石原裕次郎と浅丘ルリ子さんが映る。日活映画の往年のスターだ。「裕次郎を歌う会」に入り、「いねの会」でも裕次郎の歌ばかり歌っていた人(青山さん、故人)を思い出した。
「いねの会」は早稲田大学校歌「都の西北」を歌って締めるのが通例だが、当日は祝日の「海の日」であり、童謡の「浜辺の歌」に代わった。最後に童心に戻った次第だ。
(文責・川面)
What’s JAZZ! ジャズへの招待vol.73
~魅惑のトランペット~
久々に、トランペットの登場です。牧原正のトランペットとブルースカイトリオのサウンドでおたのしみください。
5年9月12日(金)
・ランチタイムコンサート 12:30開場 13:00開演
・ティータイムコンサート 15:30開場 16:00開演
・出 演 牧原正洋(tp) 神村晃司(p) 菅井信行(b) スインギー奥田(ds)
・曲 目 ランチタイム 1部 トランペットで聴く映画音楽
2部 珠玉のジャズミュージック
ティータイム 1部 午後のひと時トランペットの音色で
2部 珠玉のジャズミュージック
・場 所 関戸公民館 ヴィータホール(ヴィータコミューネ8F)
・入場料 ランチタイム、ティータイムそれぞれ2,000円、 (ランチ、ティータイムの両方購入の場合は3,000円)
前売券は8月7日(木)午前9時から(初日10時から)
9月11日 (木)迄ヴィータ7F関戸公民館受付で発売、
当日券は当日ランチ、ティー共11時から会場受付で発売。
※当日券の予約承ります。名前、住所、電話、枚数を山中迄メールでお申出下さい。y.y@abelia.ocn.ne.jp
※クーラーが寒いとお感じの方は羽織るものをご持参ください。
※ハガキでのお知らせを受け取られた方は、通信代のご協力をよろしくお願い致します。
・主 催 What’s JAZZ実行委員会
・共 催 関戸公民館(042-374-9711)
第139回俳句同好会
多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の第139回目の句会は7月18日、多摩市関戸の公民館和室で開かれ、10人が5句ずつ投句、9人が出席して同じく5句ずつ選句した。兼題は「梅雨」と「片蔭」だったが、当日は偶々梅雨が明けたとみられるという気象庁の発表が伝えられた。それを受けての句をはじめ梅雨を季語にした投句が比較的多かった。
特筆すべきはメンバーの川俣あけみさんの5投句のうち3句が特選、1句が高得点句、また1句が選に入ったことだ。
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選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)
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清流に沿ふ片蔭に風もらふ―――川俣あけみ(松井◎、宮地◎)
茄子捥ぎて弾む力を掌に――川俣あけみ(辻野◎、長張、澤本、宮地)
萱草の開きて庭が弾けたり―――川俣あけみ(富山◎、長張)
刑務所の片陰を行く日暮れ時―――富山珠恵(川面◎)
不思議さうに蝉の脱殻返す猫―――白井昭男(長張◎)
遺品多き引越しの荷よ梅雨湿り―――川俣あけみ(川面、澤本、白井、辻野、宮地)
鳥の声透き通りきて梅雨あがる―――宮地麗子(川俣、白井、辻野、富山、松井)
家近しバスの窓より合歓の花―――川面忠男(白井、辻野、富山)
店頭に鷺草置ける文具店―――澤本登代子(川俣、辻野)
ムンクの絵の顔をして来ぬ炎天下―――川俣あけみ(澤本、宮地)
車椅子押すも暑中の見舞かな―――又木淳一(川俣、澤本)
目の中に糠蚊飛び込む暑さかな―――宮地麗子(白井、富山)
青梅雨や森の小さき音包む―――松井秋尚(川面、宮地)
子燕の三羽並びてカメラ向く―――辻野多都子(白井)
水無月てふ抹茶香れる和菓子かな―――辻野多都子(松井)
梅雨晴の足はポストへ一句かな―――又木淳一(川面)
開くを待つ風呂屋の列や片かげり―――澤本登代子(川俣)
一時の蛍の棲か木下闇―――長張紘一(松井)
片蔭や鳩舞ひ降りて吾を見つめ―――白井昭男(長張)
治療後のノンアルビール苦き水―――辻野多都子(澤本)
雲の影の途切れて入るや片かげり―――宮地麗子(長張)
新宿の雑踏戻る夕焼かな―――又木淳一(川俣)
人知れず片蔭歩む至福かな―――辻野多都子(富山)
いつの間に水面の主のみずすまし―――長張紘一(松井)
端居してねこと語らふ日暮まへ―――富山珠恵(川面)
(文責・川面)
6/28総会・文化フォーラム・懇親会
令和7年6月28日(土)多摩市関戸の「京王クラブ」にて「多摩稲門会『第46回定例総会・第79回文化フォーラム・懇親会』」が開催された。
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【第46回定例総会】
第46回定例総会は、13時に野宇進会計幹事による開会挨拶により始められた。尾ノ井光昭会長挨拶、来賓代表挨拶(棟方隆一早稲田大学東京三多摩地域担当課長)、来賓者紹介に続き、総会議長に浪久圭司幹事が選出され、議事進行となった。稲垣友三幹事長による「令和6年度活動報告」、野宇進会計幹事による「令和6年度決算報告」、吉川啓次郎監査による「会計監査報告」があり、いずれも異議なく承認された。
引き続き、尾ノ井光昭会長より「令和7年度活動計画案」、野宇進会計幹事による「令和7年度予算案」、稲垣友三幹事長による「常任役員・幹事の変更及び退任」、の報告・説明があり、いずれも異議なく承認された。13時50分、議長による「審議終了」の宣言の後、野宇進会計幹事の「総会終了宣言」があり「第46回定例総会」は閉会となった。
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【第79回文化フォーラム】
第79回文化フォーラムは、14時より、藤原雅博幹事の開会アナウンス及び講演者紹介に続いて開催された。今回の文化フォーラムは、金子純也氏(日本医科大学多摩永山病院、救命救急センター医局長)を招聘し、「救命センターの役割と脳卒中の予防」と題して、ご講演を頂戴した。金子先生は、早稲田大学政治経済学部を卒業後、新潟大学医学部に進まれた「異色の経歴」の持ち主である。

始めに「救命救急センターの地域における役割」について話された後、近年では死因としては第4位であるが、要介護となる率が最も高い「脳卒中」について説明して頂いた。「脳卒中」は「脳梗塞」(約75%)、「脳出血」(約20%)、「くも膜下出血」(約5%)に分かれており、「脳梗塞」は早く血管を開通すれば治るが、「脳出血」は元に戻す方法はないこと、どちらも生活習慣病の予防や検診が必要なこと、「くも膜下出血」は生活習慣病と無関係であり、脳ドックで動脈瘤を発見することが大事であること等を説明して頂いた。
後半は早稲田大学在学中のことや、医学をめざすきっかけとなった事など、約50分という短い時間で密度の濃いお話しをしていただいた。
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【懇親会】
15時15分より、別会場で「懇親会」が小野勝幹事の司会進行により開催された。稲城稲門会鈴木良明会長による来賓代表挨拶、遠藤ちひろ副会長の挨拶、2025稲門祭実行委員長鈴木紳互氏と奨学金記念品本部副本部長宮本義信氏による、今年の稲門祭についてのPR、吉田浩会員の乾杯の音頭により開宴となった。 会員同士や来賓の方々(17名)との活発な歓談・交流で、会場はにぎやかな雰囲気につつまれた。
スピーチのコーナーでは、新入会員の堀田郁二幹事の紹介、各サークルの活動報告として、①テニス同好会(川俣あけみ会員)②ゴルフの会(吉田浩会員)③早稲スポ・オッカケたい(湯浅芳衞会員)④いねの会(尾ノ井光昭会長)⑤俳句同好会(川面忠男会員)⑥ボウリングの会 (稲垣友三幹事長)の、それぞれ熱のこもった活動近況報告があった。また多摩三田会の加藤敏雄会長より、三田会での会報の発行や新規会員募集の取組み方の紹介があった。
続いて恒例となった「稲門祭記念品ビンゴゲーム大会」が、稲垣友三幹事長の司会進行により実施された。今回の景品は、今年も含めてこれまで購入したネクタイなどの「稲門祭記念品」約40点が提供された。 ゲーム進行に伴い“リーチ!”“ビンゴ!”などのコールが相次ぎ、ため息やガッツポーズなど、喚声や笑顔あふれる濃密なひとときとなった。

宴も終盤となり、長張紘一副会長の「閉会挨拶」の後、参加者全員で校歌「都の西北」を斉唱し、倉澤茂幹事の力強いエール発声で17時15分過ぎ閉宴となった。
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【第46回定例総会・第79回文化フォーラム・懇親会】
参加者(敬称略)
(会員)稲垣友三、遠藤ちひろ、尾ノ井光昭、小野 勝、加来健一郎、金子純也、川面忠男、川俣あけみ、菊地恵子、倉澤 茂、小林 勲、 白井昭男、鷹尾清文、長張紘一、浪久圭司、野宇 進、野田豊實、 平松和己、藤原雅博、堀田郁二、又木淳一、宮地麗子、谷内正彦、 湯浅芳衞、吉川啓次郎、吉田 浩
(来賓) 棟方隆一(早稲田大学 東京三多摩地域担当課長)、鈴木紳互(2025稲門祭 実行委員長)、宮本義信(同 奨学金記念品本部副本部長)、加藤敏雄(多摩三田会 会長)、芹澤友雄(調布稲門会 幹事)、長瀬 進(同 幹事)、宮本誠二(日野稲門会 会長)、川名達也(同 副会長)、鈴木正明(府中校友会 会長)、村崎啓二(同 副会長)、上村邦雄(狛江稲門会 会長)、渡辺厚夫(同 副会長)、安藤修三(八王子早稲田会 副会長)、鈴木良明(稲城稲門会 会長)、板東陽一(同 副会長兼代表幹事)、津田穣治(町田稲門会 副幹事長)、金沢育三(同 会計幹事)
藤原 雅博 記
【多摩三田会】八王子三田会石橋朋子様のコンサートのお知らせです


第138回俳句同好会
多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の第138回目の句会は6月20日、メンバーが前回より1人増えて10人となった。当日の兼題は「黴」と「緑雨」。5句ずつ投句、合わせて50句の中から特選1句を含み5句ずつ選句した。以下の選句された句にある貌佳草は「かおよぐさ」と読み、芍薬のことだ。
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選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)。
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体位変へ母の眼に緑雨かな―――澤本登代子(又木◎、辻野、富山、白井、宮地)
眼の手術決めし帰りの緑雨かな――川面忠男(澤本◎、又木、宮地)
茱萸つぶす憂きことありし日暮どき―富山珠恵(宮地◎、辻野、松井)
浅間嶺の黴の匂へる避難小屋―川俣あけみ(松井◎、川面、富山)
満員の車窓流るる四葩かな―――宮地麗子(富山◎、澤本)
書庫の端黴のままなる広辞苑―――松井秋尚(長張◎)
黴匂ふ本の扉に亡夫の文字―――澤本登代子(川俣◎)
ガザの子らを遊ばせたしよ大夏野―――川俣あけみ(川面◎)
ビル映す線路脇なる植田かな―――宮地麗子(川面、長張、松井)
底深きダム湖も緑雨鳶の声―――富山珠恵(川俣、白井、長張)
焼茄子や世捨人めくケア帽子―――辻野多都子(川俣、澤本、白井)
秘めやかに濃き翳揺るる緑雨かな―――辻野多都子(長張、松井)
さ迷へえば多摩の横山緑雨なる―――又木淳一(辻野、富山)
娘の部屋黴の納戸となりにけり―――長張紘一(松井、宮地)
夕暮れの白さるすべり黙の中―――富山珠恵(澤本、辻野)
開店のトトロの曲や梅雨晴間―――澤本登代子(川俣、又木)
老鶯や姿を見せぬ至仏山―――川俣あけみ(川面)
飛行機の着陸体勢麦の秋―――川俣あけみ(白井)
鈴蘭を句座に飾りし人いづこ―――川面忠男(澤本)
青黴の生へたる頭古枕―――辻野多都子(川俣)
「慈」と彫れる墓石を洗ふ緑雨かな―――川俣あけみ(又木)
迷ひ買ふ産直品の小さき枇杷―――澤本登代子(白井)
空梅雨や米はいつしかカタカナに―――又木淳一(川面)
借りしままの傘のかびの香主は無く―――宮地麗子(長張)
片陰に時短料理のレシピ聞く―――澤本登代子(辻野)
やはらかき緑雨も森の音となる―――松井秋尚(又木)
貌佳草内より膨れ紅溢る―――辻野多都子(富山)
桜の実含めば子等の取り巻いて―――又木淳一(宮地)
(文責・川面)
「早稲田・怒涛の5連勝!」に酔う(春の6大学野球、早慶戦のご報告)
本年は、たまたま「東京6大学野球・開設100周年」の記念すべき年。更に我が早稲田は昨年の「春秋連覇」の偉業を達成し、今年の戦果が野球ファンの大なる関心の的となっていた。
我が多摩稲門会の「オッカケたい」は、「団体」として、どの試合に応援に出かけるか、詳細に検討した結果、「早慶1回戦」が6大学決戦の「天王山」と想定し、参加者の応募に掛かった。
1)早慶戦に至るまでの激戦
しかし、早慶戦にいたるまで「春季リーグ戦」は早稲田の期待通りには展開しなかった;「3連覇」を目指す早稲田は、東大、法大から勝ち点を挙げたが、立大とは1勝2敗で痛い勝ち点を落としてしまった。一方最大のライバル明大は、東大、慶大、立大から勝ち点を挙げ、早稲田は絶対的不利な立場に立たされた。早稲田が優勝するには「早明・直接対決」で勝利するしかない。しかし、残念ながらその直接対戦の直前、早稲田のエース・伊藤投手が体調を壊し「先発」を回避せざるを得ず、第一戦を3:0で落としてしまった。今や逆転優勝をする為には「怒涛の5連勝」が唯一のシナリオとなり、もう後がなくなった。
早明2回戦で早稲田は、病み上がりのエース伊藤が「リーグ戦史上26度目の無安打・無得点試合」を達成するが明大投手陣も継投で対応し、試合は0:0で進む。しかし9回裏、早大4番・寺尾のサヨナラ安打と言う快挙により「劇的勝利」となった。次の第3戦は一転して点の取り合いとなり6:6と追いつかれ、9回には遂にエース伊藤を投入、延長10回に突き放し8:6で完勝。更に早大にとって幸運だったのは、明治は次の法大戦で2勝はしたものの1敗を献上。ここで「早稲田が早慶戦で連勝し、更に明治との優勝決定戦に勝利すれば早稲田の逆転優勝・3連覇」が夢ではなくなった。
2)早慶決戦: 夢の「怒涛の5連勝へ」多摩稲門会の出動
「愈々、我々の出番だ!」 応援に駆けつけ、早慶戦で何としても「連勝を勝ち取るぞ!」と力んでみても、そう簡単にはいかない。「天気」が許してくれない・・・とは。予報によれば「明日の午後は雨」だと。もし雨なら「試合順延」になる筈だ。明日の試合開始予定は13時、我が「応援部隊」は11時半に神宮球場入口で集合する事になっている。もし「順延」に決定すれば、仲間が家を出る前に連絡してあげねばならない。TV、PC、スマホを総動員して夜中まで「正式情報」を待ったが、残念ながら全く、日程延期、時間延期の情報はなかった。当日の朝9時になっても。多摩稲門会(世話役)の一人として、もし仲間が予定の時間迄に球場に計画どうり来てくれたら・・と心配し、早めに家を出て9時には会場に着く予定だった。丁度、外苑前駅に着く直前だった。我々のボス・湯浅会長からスマホに電話を頂いた「正式な情報が今、入った」。本日の「早慶戦は一時間遅れの14時開始に延期」「わが仲間にも併せて11時半に集合する事と、連絡した」と。 「それは良かった」と安心して小雨の降る近くの神宮球場と国立競技場をぐるりと散歩して時間をつぶした(近くの喫茶店、レストランは早慶戦待ちの観客でどこも満杯だったから。)そして結集した「仲間」と合流し「早慶戦・必勝」を誓った。
歴史的一戦になる可能性の高い「早慶1回戦」は1時間遅れの2時に開幕した。我が「多摩軍団」は、かって早稲田の名選手だった先輩のご厚意により「2階・指定内野席中央の席」で応援させて頂いた。紺碧の空の下ではなく冬の寒さの中であったが、我々は若者の如く「熱い応援」を送り続けた。さすが「早慶戦」。慶応も早稲田に負けぬ大応援で挑戦してきたが、さすが「歴史的勝利」に懸ける早稲田には及ばなかった。初戦は,早大の5番で今季不振気味であった4年生、前田選手の満塁ホームラン、エース伊藤の好投等により攻守とも好調の早稲田が「11:2」で大勝。そして決戦の「第2戦」も慶応はさすが名誉に掛けて,早稲田の追撃に死力を尽くしたが不幸なエラーも重なり、「6:5」で敗退。残すは「宿敵・明治」との優勝決定戦を残すのみ・・となった。 『怒涛の5連勝」にあと1勝!! 頑張れ早稲田!!
3)壮絶な「早明・決戦」。“怒涛”の最終の一戦“
早稲田の強烈な追撃に、わが強敵・明治も万全の備えを用意していた。何と明治大学創立以来初めての屈辱的な” No hit, no run” を浴びせられ「この屈辱に報いたい」との思いが強く感じられた。しかし、それに対する早稲田の熱意は更に激しかった。それは、小宮山監督から発せられた言葉と伺っているが “怒涛“ の意味に強く表現されていると思われる。
この決戦を戦う早稲田の選手を見れば良く分かる。4番を担う3年生の強打者・寺尾を除けば野手はほぼ全て4年生、昨年「春秋連覇」を経験した猛者達。“今年も優勝・3連覇” を狙っている筈だ。 早稲田は、初回から明治に猛打を浴びせ4点、6回にも2点を加え圧倒。さすがの明治も3回に5点を返し必死に追ったが既に時遅し。4回以降は伊藤投手に最後まで抑えられ早大が 6対5で完勝。ここに、早稲田の夢「怒涛の5連勝」、栄えある「3期、連続優勝」が達成された。おめでとう!!
かくして、東京6大学野球・100周年記念の年に、早稲田は栄えある49回目の優勝を飾る事が出来た。我々も今回は「多摩稲門会」としては、球場では「早慶1回戦」だけしか応援できなかったが、今後も共に頑張って「早稲田の栄光」を支えたい・・・と思っています。
終わりに、今回の「早慶戦」を共に応援し、楽しんで頂いた「多摩稲門会」又は友人の方は下記の皆様でした。有難う御座いました。次の機会には、新しい友人も心から歓迎致します;
(順不同、敬称略)菊澤、小林、佐藤、鷹尾、林、松本、菅原、安藤、湯浅、吉川。
(文責:多摩稲門会・オッカケたい 吉川啓次郎)
第46回定例総会・第79回文化フォーラム・懇親会のご案内
新緑の候、皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、標記の会を開催いたしますのでお繰り合わせの上、ご参加下さいますようご案内致します。
記
日 時:令和7年6月28日(土)午後1時~1時50分 定例総会
〃3時~5時 懇親会
会 場:京王クラブ 多摩市関戸2-43-12
聖蹟桜ヶ丘駅東口より徒歩5分 (℡ 042-337-3478)
《総 会》
議題:「令和6年度活動報告」「決算報告」「令和7年度活動計画案」 及び「予算案」の審議、「新役員選出」等
《文化フォーラム》
演 題:「救命センターの役割と脳卒中の予防」
講 師:金子 純也氏(多摩稲門会会員、医師)
【略 歴】1975年 群馬県前橋市出身 1997年 早稲田大学政治経済学部卒 2004年
新潟大学医学部卒 医師免許取得
【職 歴】2004年 武蔵野赤十字病院 初期研修医 2006年 日本医科大学 救急医学教室入局 2007年 武蔵野赤十字病院 脳神経外科 2009年 いわき市立総合磐城共立病院 脳神経外科 2011年~ 日本医科大学多摩永山病院 救命救急センター
【専 門】救急医療、脳神経外科
《懇親会》――飲食代一人5,000円をご負担下さい ※学生は無料
講演会終了後、同所にて懇親会を行います。金子講師も出席されます。
〈お問い合わせ及びお申し込み先〉6月14日締め切り
幹事長 稲垣友三 ℡ 090-2498-0689
Email yinagaki@e-emotion.jp
尚、今年度年会費のお支払い及び懇親会ご参加の方は、会報送付時同封済の「振込用紙」で年会費3,000円、及び懇親会費5,000円を6月14日迄にお振込み下さい。お振り込みをもって申し込みとさせていただきます。「振込用紙」には必要事項(住所・氏名)を忘れずにご記入ください。
以上
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