Author Archive
第134回俳句同好会
多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の第134回句会が2月21日午後、多摩市関戸の公民館和室で開かれ、メンバーの9人全員が出席した。兼題は「梅」と「白魚」で冬季雑詠と合わせてそれぞれ5句を投句、特選の1句を含み同じく5句を選句した。
当日は、自分の句の説明は短くし、選句理由はしっかり述べるのが句会という発言があり、そのように心がけた。その中で高点句となった〈梅日和杖つく友の歩に合はせ〉の作者は、友人を見舞った時の景とのみ説明。一方、選句した5人は、高齢化社会ならではの友情を感じたなど、それぞれの鑑賞を述べ合った。
・
選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選は◎で表記した。
・
梅日和杖つく友の歩に合はせ――川俣あけみ(川面◎、又木◎、宮地◎、白井、富山)
白魚や光の網の目をこぼる―――川俣あけみ(松井◎、白井)
薄氷を割りて収むる胸の内―――宮地麗子(辻野◎、川面)
紅梅の開きて影の濃かりけり―――松井秋尚(富山◎、宮地)
鶯の森閑破る響きかな ―――白井昭男(長張◎)
ただ病みて時と暮らせる二月かな――辻野多都子(川俣、富山、松井、宮地)
朝市や白魚量る媼ゐて ―――富山珠恵(川俣、白井、長張、又木)
白魚やふんはり溶けゆく卵とじ ――辻野多都子(白井、長張、松井)
梅伐りて陽の射す居間は空家めき―辻野多都子(川面、長張、松井)
白魚の透けて命のある不思議―――又木淳一(川俣、長張、宮地)
初蝶の翅ふるへゐる方位地図―――川俣あけみ(川面、辻野)
菓子折のひもを栞に春の色―――富山珠恵(白井、辻野)
白梅に寄り添ふやうに濃紅梅―――松井秋尚(富山)
にはたずみの雲を飛び越へ梅林へ―――川俣あけみ(宮地)
緑蕚の梅の清らや薄びかり―――辻野多都子(富山)
じゃが芋の芽をほる憂き日止まぬ雨―――富山珠恵(辻野)
南より帰国の吾子に春の雪―――川面忠男(又木)
梅の香も受くるや昼のキャッチボール――宮地麗子(松井)
のれんくぐれば籠に盛られし蕗の薹―――辻野多都子(又木)
忘れたる朝の内服春寒し―――宮地麗子(川俣)
つながるることを忘じて凧悠々―――川俣あけみ(辻野)
白魚に手を合はせたる博多の夜―――川面忠男(又木)
かめ底の薄氷通す日の光―――長張紘一(川面)
スカイツリー仰ぐ川辺や枝垂れ梅―――川面忠男(川俣)
(文責・川面)
2025年2月15日 第14回三多摩8稲門会対抗麻雀大会 参戦報告
2月15日(土)第13回三多摩8稲門会対抗麻雀大会に、当会の尾ノ井会長、倉澤茂さん、平松和己さん、野宇の4名が参加した。団体として今回が昨年8月に続き2回目の参加であり、他に国分寺、小平、東村山、西東京、立川、小金井、日野の各稲門会が参加し、計8稲門会の32名が参加した。
前回と同じく西武線東村山駅近くの麻雀店「園」が開催会場で、11時45分より熱戦が開始された。
今回は、前回個人優勝の倉澤さんが不調だったこともあり団体では5位であった。
印象に残ったのは、最終半チャンにて尾ノ井会長と私(野宇)が同卓となり、どちらかが最終半チャンでトップになれば、総合3位入賞となる局面であった。

最終半チャン、4名が拮抗した状況のオーラスで、私(野宇)が逆転の満貫を自摸あがりし個人3位に入賞となった。大変ラッキーではありました。

最終結果は、野宇が3位、尾ノ井会長が12位、平松さんが15位、倉澤さんが27位であった。団体は5位になった。今年夏の次回大会では、団体上位入賞を目指したい。

18時半の表彰式後、東村山駅前の居酒屋「はかた商店」で開催された懇親会に、当会4名全員が参加した。他の稲門会のメンバーと併せて10名が参加し、麻雀だけでなく学生時代の思い出話等に花が咲かせ、楽しい時間を過ごした。
野宇 進 記
第103回日野稲門会ハイキングのお知らせ
立春後の寒波も過ぎて春の訪れも近くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のハイキングは、奥多摩の入門コース浅間嶺に登ります。関東ふれあいの道歴史のみちをゆっくりと歩きます。お天気に恵まれれば富士山や奥多摩の山々のパノラマが広がります。時間に余裕があれば最後に「日本の滝百選」に選ばれている名瀑「払沢の滝」にも立ち寄りたいと思います。奮ってご参加ください。
・
記
1.行き先:浅間嶺(関東ふれあいの道、歴史のみち)
2.実施日:3月22日(土) 雨天の場合は、3月23日(日)とします。
雨天中止の場合は、参加者に前日午後8時までに連絡します。
3.集 合:JR五日市線 武蔵五日市駅改札口前 8時40分
(拝島駅8:13発の五日市線で武蔵五日市8:31着)
武蔵五日市駅9:00発のバスで上川乗まで行きます。
4.行 程:上川乗バス停10:00=12:00浅間嶺12:30=14:30時坂峠=15:30払沢の滝入口バス停(払沢の滝往復30分)(解散)
5.支 度:軽登山靴、雨具、ポール(あれば)、手袋、帽子、弁当、飲料水、健康保険証、マスク、常備薬など
6・参加・不参加の連絡:3月15日(土)までに、22日と23日(予備日)の両日について、
参加・不参加の別をご連絡ください。
連絡先:南 正隆 メール:minami.masataka@akane.waseda.jp
携帯電話090-8109-3871
7.当日の担当:リーダー:南 正隆
・
参考(Ctrlを押しながら下記リンクをクリックするとパンフレットが表示されます)
第78回文化フォーラム・賀詞交歓会」
令和7年2月1日(土)13時から、ココリア多摩センター7階のココリアホールにて、「多摩稲門会『第78回文化フォーラム・賀詞交歓会』」が開催された。
・
第一部「第78回文化フォーラム」は、早稲田大学卒業生でバイオリンエンターティナーとして活躍するマグナム小林氏の「バイオリン漫談」であった。稲垣友三幹事長の開会宣言、尾ノ井光昭会長の開会挨拶に続いて、マグナム小林氏が「明日があるさ」を演奏しながら登場した。

バイオリン漫談とはいかなるものかと思っていたが、前半はトークを交えながら、バイオリンでいろいろな音を再現していく、というものであった。救急車、コンビニ入店音、新幹線やF1カーなど、普段聞き慣れた音だけでなく、大相撲の呼出しや行事などの人の声まで再現していた。会場は大いに盛り上がり、拍手や笑い声にあふれた。
・
後半は、タップシューズでタップを踏みながらバイオリンを演奏するというもので、特にタップで馬のひずめ音を出しながら演奏した「暴れん坊将軍のテーマ曲」は秀逸であった。また、会場の拍手と一体となったラデツキー行進曲の演奏などで、会場はさらに盛り上がった。

およそ40分の演目であったが、新春にふさわしい華やかな時間となった。今回は、タウンニュースにて開催を告知したこともあり、多摩稲門会25名及び地元住民の皆さん10名の参加となった。
・
引き続き、マグナム小林氏も交えてココリア多摩センター5階のキャリア・マムホールにて、14時より第二部の「賀詞交歓会」が、野宇進会計幹事の司会進行で開催された。
遠藤ちひろ副会長による主催者挨拶のあと、浪久圭司氏による乾杯音頭で始まった。
会員による「ひとことスピーチ」コーナーでは、初参加の寺澤慎也氏を始め、会員やサークル活動の「近況報告」が語られた。また、マグナム小林氏からは、バイオリンを6歳から14歳まで習っていたことや、立川談志師匠の新年会での余興がきっかけでバイオリン漫談を始めたことなどが明かされた。
・
宴も進み、堤香苗副会長の閉会挨拶の後、参加者全員で校歌「都の西北」を斉唱した。倉澤茂幹事のリードにより、全員で「多摩!」「早稲田!」の力強いエール発声をした。限られた時間ではあったが、久しぶりの再会を喜び、活気あふれる「賀詞交歓会」となった。(16時過ぎ閉宴)

・参加者(敬称略)
稲垣友三、遠藤ちひろ、小野 勝、尾ノ井光昭、加来健一郎、上條喜義、川面忠男、倉澤 茂、小林 勲、白井昭男、鈴木忠男、鷹尾清文、堤 香苗、寺澤慎也、長張紘一、浪久圭司、野宇 進、平松和己、藤原雅博、又木淳一、谷内正彦、湯浅芳衞、吉川啓次郎、吉田富康、吉田 浩
藤原雅博 記
What’s JAZZ! ジャズへの招待vol.71
~カーメンキャバレロ / ベニーグッドマン~
鍵盤の魔術師石田美智代のピアノ、宅間善之のヴィブラフォンとゲスト出演上野悠クラリネットの豪華キャストで魅惑のサウンドをお届けします。お楽しみください。
・
2025年3月14日(金)
ランチタイムコンサート 開場12:30 開演13:00
ティ-タイムコンサート 開場15:00 開演15:30
出 演 上野悠(cl)、石田美智代(p)、宅間善之(vb)、菅井信行(b) スインギー奥田(ds)
・
曲 目 ランチタイム:To Love Again.ひまわり.テネシーワルツ 他
ティータイム:メモリーズオブユー.ムーングロウ 他
・
場 所 関戸公民館ヴィータホール(ヴィータコミューネ8F)
・
・入場料 完全入れ替え制 それぞれ2,000円(ランチ、ティーの2回分セットで購入の場合は3,000円)
前売り2月6日午前9時から(初日10時から)3月13日午後5時まで ヴィータ7F多摩ボランティア市民活動支援センターで発売、当日券は当日11時から会場受付で発売
・
当日券の予約を承ります。電話 山中宛042-371-4084又はメール y.y@abelia.ocn.ne.jp へ住所、電話番号、枚数をお申出下さい
主 催 What’s JAZZ実行委員会 共 催 関戸公民館042(374)9711
代表 山中康廣 042-371-4084
いねの会(田中先輩を偲ぶ会)
令和7年最初いねの会は、1月20日(月)正午から聖蹟桜ヶ丘にあるスナック「京」で14名の参加により開催された。
今回は、昨年12月19日に泉下の人となられた当会の大先輩である「田中亮介先輩を偲ぶ会」として行われた。 田中先輩は、いねの会設立の発起人として活躍され、以来25年に亘り会の発展のためにご尽力頂きました。田中先輩は殆ど毎回いねの会に参加され、選曲は昭和30年前後に流行った むかしの歌が多く、ややハイトーンで 歌い慣れた優しい歌いぶりは参加者を魅了し聞き惚れた。

今回のいねの会では、会員の一人が田中先輩が好んで歌った曲のリストを作成持参し、参加者はこれをもとに田中先輩を偲びつつ歌った。なかには歌いながら涙ぐむ人もいて、いつも賑やかな会場がしんみりとした。各位が一曲目に歌った曲は、影を慕いて、東京の花売り娘、落ち葉しぐれ、東京の人、夜霧のブルース、東京ラプソデ、星の流れに、空海の道、旅の夜風、高原列車は行く、緑の地平線、無縁坂、真夜中のブルース、高原の旅愁など全て田中先輩の愛唱歌である。
その後も延々と先輩の愛唱歌が歌われた。また、全員がショートスピーチで田中先輩との思い出を語った。異口同音に語ったことは、先輩の記憶力の良さ、後輩思いの優しい対応、常に前向きなプラス思考などで参考になった、という声が多かった。

最後は全員で「都の西北」を熱唱し先輩を送り、ご冥福をお祈りしました。
上條 記
第133回俳句同好会
多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の句会が1月17日、多摩市の関戸公民館和室で開かれた。月に1回の句会、立ち上げてから12年目に入った。当日は兼題が「寒紅」と「新年一切」、つまり新年の季語であれば何でもよいというわけだ。メンバーの一人が欠席したもの投句はしたので9人が5句ずつ、45句が揃い、8人が5句ずつ選句した。
まだ松の内の気分が残っているせいか、寿ぐ句が多い。その最たる句が〈今ここに昭和百年千代の春〉であろう。昭和から数えて今年が100年、今でしか作ることができない句だ。
・
選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者、特選は◎で表記した。
・
寒紅濃く心鎧いて出づるかな――川俣あけみ(松井◎、宮地◎、川面)
大小の靴並びたる松の内――長張紘一(又木◎、白井、松井、宮地)
肩越しに拝める幸や初日の出―――又木淳一(川面◎、長張)
二十四時零時と呼べば日の始―――又木淳一(川俣◎)
指先に負けん気満つる歌留多会―――川俣あけみ(富山◎)
手毬うた軒端に母を待ちし日の―――川俣あけみ(川面、白井、又木、宮地)
寒紅や母の遺品の一つとて―――又木淳一(川俣、白井、宮地)
凍雲は獣めきたり夕茜 ―――辻野多都子(川面、富山、松井)
出来る事の減りてゆくなり寒満月―――宮治麗子(川俣、富山、長張)
三叉路の寒紅させる六地蔵―――長張紘一(川面、白井)
寒紅をほどきてよりの京言葉―――松井秋尚(又木、宮地)
伸びつづく飛行機雲に淑気満つ―――長張紘一(松井)
寒星や丹田に浸む髪の冷え―――川俣あけみ(富山)
今ここに昭和百年千代の春―――又木淳一(川俣)
日が当たり山茶花の咲く垣根かな―――白井昭男(長張)
正月の凧持つ父やわれ走る―――宮地麗子(白井)
天声人語書写音読の五日かな―――又木淳一(川俣)
寒紅の才女の明かす密か事―――川面忠男(又木)
裸木や鳥の群れ来る風無き日―――宮地麗子(松井)
少しづつ買置き足して年用意―――長張紘一(富山)
寒紅をさして気分は大人なり―――白井昭男(長張)
(文責・川面)
多摩稲門会 第78回文化フォーラム・賀詞交歓会のご案内
皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、標記の会を開催いたしますのでお繰り合わせの上、ご参加下さいますようご案内致します。
記
日 時:令和7年2月1日(土)午後1時~2時 文化フォーラム
〃 2時~4時 賀詞交歓会
会 場:ココリアホール 多摩市落合1-46-1 ココリア多摩センター7階
多摩センター駅より徒歩4分
・
《文化フォーラム》 (入場無料)
出 演:マグナム小林 (バイオリンエンターテイナー)

1994年3月 早稲田大学社会科学部卒業、大学時代は寄席演芸研究会に所属
1994年8月 落語家立川談志門下入門 立川小談林を名乗る
2000年8月 上納金滞納のため破門 以降、バイオリンエンターテイナーマグナム小林として活動、有楽町マリオン前にてストリートパーフォーマンスを展開
2007年4月 落語芸術協会の会員となる 以降、新宿末広亭・浅草演芸ホールなどの寄席に連日出演中
~2024年2月18日、笑点(日本テレビ)に出演しました~
・
《賀詞交歓会》――飲食代¥5,000をご負担下さい ※学生は無料
文化フォーラム終了後、ココリア多摩センター5階 キャリア・マムホールにて賀詞交歓会を行います。
〈お問い合わせ及びお申し込み先〉2025年1月25日締め切り
幹事長 稲垣友三 ℡ 090-2498-0689 Email yinagaki@e-emotion.jp
尚、賀詞交歓会会費¥5,000を1月25日迄にお振込み下さい。振り込みの際は、先月会報送付時同封済みの「振込用紙」に必要事項(住所・氏名)記入の上、振り込みをお願いします。
【再発見!母校のチカラ 早稲田大学野球部編】
以下の番組で早大野球部を取り上げるそうです。
野球好きの方ご覧下さい。
藤原
大学スポーツ部の流儀に迫るこの番組。今回は、今年度の部員数約160人!歴史と伝統の早稲田大学野球部を特集します。
>12月26日(木)午後2時40分?
>テレ東、BSテレ東
以上
第132回俳句同好会
多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の12月例会が20日午後から多摩市の関戸公民館和室で開かれ、9人が参加して5句ずつ投句と選句を行った。「冬日」と「落葉」を季語とした兼題句と当期雑詠句、合わせて45句のうち27句が選句された。句会後は忘年会となり、場所を最寄りの京王百貨店内の飲食店に移して今年の俳句に抱く感慨と来年を迎える気持ちを語り合った。その中で平明でいて深みのある句、しかも詩情がある句を目指そうということになった。
・
選句結果は以下の通り。特選は◎、並選は〇で表記した。
・
湯豆腐の土鍋小さき夕餉かな―――宮地麗子(又木◎、白井、富山)
風に集ひ風に舞ひ散る落葉かな―――白井昭男.(松井◎、長張)
冬日さす樹頭ひときは光りをり―――川面忠男(長張◎、白井)
落ちる葉の音それぞれの午後に座す―――富山珠恵(宮地◎)
残照に念仏となふ冬至かな―――又木淳一(富山◎)
冬三日月吊してみたき独裁者―――川俣あけみ(川面◎)
冬日欲る束の間心ゆるばせて―――辻野多都子(川面、富山、又木、宮地)
冬日差す露店の古書に足を止む――川俣あけみ(富山、松井、宮地)
掃き寄せし落葉に籠る風の音―――川俣あけみ(川面、松井、宮地)
冬紅葉見遣る古刹の外廊下―――川面忠男(川俣、又木)
空広し今日を限りの落葉掃き―――宮地麗子(川俣、松井)
寒夕焼叫びて燃ゆる雲の裂―――辻野多都子(長張、又木)
薄れがちの友の訃報や年の暮―――長張紘一(白井、辻野)
風止めど葉は降りやまず木の葉髪―――辻野多都子(長張、宮地)
つば下げて遠く見ゐたる冬日差し―――長張紘一(辻野、又木)
回(もとお)れば池の一隅冬日影―――又木淳一(川俣、松井)
遠富士の冬日を弾き真白なる―――松井秋尚(辻野)
眠る山ただ靴音と風の音―――川俣あけみ(富山)
バス停の本数減りぬ暮早し―――又木淳一(白井)
野鳥撮る列の長さよ息白し―――宮地麗子(川俣)
影もなく川中島に冬日かな―――白井昭男(川面)
風に散る宙の落葉をつかみけり―――川面忠男(辻野)
陽を浴びて石の隙間に石蕗の花―――長張紘一(白井)
初雪や姨捨山は薄化粧―――白井昭男(川面)
落葉掃く代の替はりて安堵ふと―――又木淳一(川俣)
音変へて色を違へて落葉踏む―――松井秋尚(長張)
いづこより来たる枯葉か供花にのる―――川俣あけみ(辻野)
(文責・川面)
« Older Entries Newer Entries »