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日野稲門会ハイキングご案内
日野稲門会ハイキング同好会からご案内が届きました。
新緑の渓流を見ながらのハイキングは格別のものです。
ご検討の上ご参加下さい。長張
平成26年4月18日
日野稲門会ハイキング同好会
第67回日野稲門会ハイキングのお知らせ
春爛漫、みなさまお元気のことと思います。さて掲記につき下記のとおり計画しました。
どうぞご参加ください。
記
1 行 先: 奥多摩鳩ノ巣渓谷―新緑と渓谷と温泉
2 実施日: 平成26年5月10日(土) 雨天の場合は5月11日(日)
(注)中止の連絡: 前日の午後7時ころまでに担当から参加予定者にその旨電話で連絡
します。連絡がない場合は予定どおり実施するものとご理解ください。
3 集 合: JR立川駅7時40分 1番線ホーム進行方向前方の待合室付近
4 移 動: JR立川駅7時50分発青梅駅行きに乗車し、青梅駅で奥多摩駅行きに乗り換え、古里駅 (8時51分)下車
5 コース: 古里駅→寸庭橋→雲仙橋→玉川水神社→白丸ダム→もえぎの湯→奥多摩駅
古里駅から一般道を25分ほど歩くと、寸庭橋。これを渡ると山道に入る。岩場や急な山道、杉林の中を行く。雲仙橋で多摩川を渡り返し、玉川水神社に立ち寄り、これからは鳩ノ巣渓谷。500mにわたり断崖を急流が下る。急なアップダウンが一部にあり、足元も不安定ですので、ゆっくり歩きましょう。頭上に車と電車が走る。白丸ダムからの山道は通行止め。5月10日までに開通していることを期待する。開通していない場合はやむを得ず一般道をもえぎの湯へ、ゆっくり足を休め食事をしたい。
6 歩行時間: 2時間25分、 所要時間: 3時間(古里駅~もえぎの湯)
7 地 図: 昭文社「奥多摩」
8 支度 持ち物: 軽登山靴 雨具 帽子 手袋 ストック 飲料水 緊急時医薬品
9 交通費: 1,262円(日野~古里、奥多摩~日野)
10 保険: スポーツ安全保険はハイキング中のみが対象
11 もえぎの湯:入館料は780円、ただし条件により680円~450円の割引制度あり、別途連絡します。
12 参加・不参加の連絡: 5月2日(金)までに次の連絡先へ、Eメール 電話 はがきのいずれかでご連絡ください。
10日11日の両日につきご連絡ください。
13 連絡先; 191-0011日野市日野本町5‐12‐17 髙田俊雄
Eメールアドレス tkda_t@yahoo.co.jp
電話 042-586-4346
14 実施担当; リーダー 髙田俊雄
サブリーダー 高橋敏夫 電話 042-591-6811
以上
2014.4(第143回)多摩森林科学園
4月19日の例会は「山歩きの会」と云っても多摩森林科学園の園内の散策を企画した。八王子市廿里(とどり)町にあり、多摩御陵と高尾街道を隔てて隣接している。地名の廿里とは鎌倉から十里、秩父まで十里の距離であるからと記憶している。
今日のメンバーは、櫻井和子さん、澤村祥さん、中川邦雄さん、鈴木忠男さん、川面忠男さん、橋本孜さん、浅井隆夫さん、中西摩可比さん、長張紘一と、9名となった。澤村さんは初参加である。
JR高尾駅北口改札口に1時に集合した。昨日は久し振りの雨で若葉が蘇り、今日は少し晴れ間も出てきた。森林科学園はゆっくり丘陵を上った所に位置している。入園料は、桜の季節の4月は100円高くなり400円となる。
多くの入園者が列を並び自動発券機に並んでいた。我々と同じ年代が圧倒的に多い。ソメイヨシノの開花時期は過ぎているが園内の木々の緑の芽吹きは、一年の中では一番の見どころの時期でもある。園路の案内に沿って進んで行く。しばらくは樹林の下にある野草を眺めながら進んで行く。スミレの花が沢山見られるが、スミレの7割はタチツボスミレであると説明をした。花はなかったがタカオスミレ、ナガバノスミレサイシン、アオイスミレなど花はないが何種かのスミレが見られた。
園内には案内板が各所にありそれぞれ番号が表示されている。入園口で渡された案内図の番号と合わせると容易に位置が確認できる。昭和林道から柳沢林道と緩やかに上ってゆくと、丘陵の最高度に達する。遠見通りと云う尾根道を蛇行する。
多くのベンチが用意され、都度腰掛けて休むことができる。2・3時間の散策であるが、何度か休憩をとりそれぞれの会話を楽しんでいた。
日本にある桜の原種は9種とか10種と云われている。ヤマザクラ、オオシマザクラ、エドヒガンなどは馴染みがある種であるが、すべて樹木に銘板がついている。また、多くの里桜の銘板には、親の原種が記されていて興味を持つマニアには大変有難い観察場所でもある。
里桜園には多くの里桜が植樹されている。花の時期は種によって異なるので満開の花も多い。
園内にはサクラ保存林として日本全国の主要なサクラが250種類、1500本植えられているそうである。
外気は涼しく、ゆっくりとした園路の散策はほど良く、大勢の来園者も広い園内ではさほど気にならない。
今日は春霞がかかり、遠くの見晴は良くなかった。来園者を見守る職員は要所要所に配置されており、全員の集合写真のシャッターを押してもらった。
集合写真を撮った後、新宿方面が見渡せる見晴台で一休み。ここからは空気が澄んでいれば、遠くのスカイツリーが見られる。更に出口に向かい下りながら高尾駅に向かった。
散策の終わった後のご苦労さん会は、中西さんに馴染みの店を紹介して頂いた。高尾駅前のバス停近くの「あさかわ」である。「あさかわ」は、田舎によくある飲み屋の雰囲気の漂う居酒屋であった。僕ら9人で半分のスペースを占めてしまう程の広さしかない。壁にはお品書きの他、俳句や幾つかの表示が貼ってある。その中で、「85年の永きにわたりご愛顧を賜りまことにありがとうございました」と店仕舞の案内があった。更にここは高尾駅の北口の開発のため、秋には閉店すると記されていた。初めての店であったが閉店とは残念な気持ちである。店内の幾つかの俳句の中で「落ち葉添えみやげ置きたる勝手口 司」は、昨日の俳句同好会の延長の勢いで僕の選句とした。
長張 記
第4回俳句同好会
今年1月にスタートした俳句同好会は順調に活動を続けています。毎月第3金曜日午後1時から多摩市の公民館「ベルブ永山」のサークル室で実施しており、4月18日の例会には9人が出席、1人が欠席投句しました。投句は各人3句ずつ。前回に比べ投句者が1人増え、投句数は合計30句にのぼりました。従来通り、これらの中から各人が5句ずつ選び、これら互選句の中から各人が最もよいとした句を特選句としました。
当日の披講者は中川邦雄さんで、中川さんが出席者ひとりひとりの選句を読み上げると、作者が名乗り出ます。全投句数の約三分の二の21句が互選句となり、そのうち5句が特選句となりました。
披講後、各人が特選句についてコメントし、それに関連して意見を述べ合います。句意について疑問も出されます。季語が重なっているとか句が3段切れになっているといった指摘もあります。俳句上達の場としても活用できます。
句力に差はありますが、同好会ですから遠慮は無用です。投句された句をめぐり侃々諤々、結論が出なくても、自由闊達な俳論が展開され、楽しい3時間だったと言えましょう。
終了後は場所を最寄りの料理店に移し、8人が参加して生ビールで乾杯、さらに3時間近くも意見交換を続けました。ベテランから名句も紹介され、大いに刺激されもしました。次回は5月16日の予定です。
特選句、互選句は以下の通り。カッコ内は選句者名。
特選句
ふと吾もひとひらならむ飛花落花 川俣あけみ(中川、長張)
柿若葉人に語らぬこと多し 辻野多都子(川俣、川面)
我が手みる母や桜の雨にぬれ 沢村 祥 (辻野)
蕗味噌を少し盛りけり志野の猪口 金子宏二 (沢村、平松、又木)
啓蟄や内なる鬼は覚めており 中川邦雄 (萩尾)
互選句
柿若葉人に語らぬこと多し 辻野多都子(中川、萩尾)
花びらの筏を離る二つ三つ 川面忠男 (中川、長張)
蕗味噌を少し盛りけり志野の猪口 金子宏二 (中川)
寒桜たゆたゆ通るわたげ雲 沢村 祥 (中川、辻野)
雪柳子犬戯る昼下り 又木淳一 (川俣)
啓蟄や内なる鬼は覚めており 中川邦雄 (川俣、辻野、川面、又木)
百姓の血の歓びや穀雨待つ 萩尾昇平 (川俣、川面)
ふきのとう空碧くして鎌光る 沢村 祥 (川俣、辻野)
ふと吾もひとひらならむ飛花落花 川俣あけみ(辻野、沢村、長張、萩尾)
道野べの蕗の薹切る鎌光る 長張紘一 (沢村)
カンバスの富士現れず春霞 長張紘一 (平松)
上ミ下の無きや車座花吹雪 川俣あけみ(平松、長張、沢村)
花つつき蕾ついばむ春の鳥 長張紘一 (平松)
豆の花ままごとのママ慎ましく 中川邦雄 (平松)
ありやなし議論の先に花のれん 平松和己 (長張、萩尾)
谷朧ろ色うつりゆく落椿 辻野多都子(長張)
草臥れて息つぐ傍のすみれくさ 金子宏二 (川面)
我が手見る母や桜の雨にぬれ 沢村 祥 (川面)
良寛も摘んで茹でたか早蕨を 金子宏二 (又木)
春泥や離婚調停続きおり 中川邦雄 (又木、萩尾)
行ってきます笑顔の背中ランドセル 平松和己 (又木)
(文責・川面)
調布稲城多摩3稲門会碁会結果(14年春)
4月17日(木)、恒例の3稲門会碁会を21名の参加者を得て京王クラブにて開催。
調布(4名):大谷四段、川住三段、椎原二段、早川初段
稲城(6名):柿内六段、永野六段、豊島五段、豊間根初段、藤井1級、河合6級
多摩(11名):人見八段、城所七段、萩尾七段、角田四段、西村四段、中神四段
梶本四段、井石四段、平松三段、山科三段、吉田二段
A(四段以上11名)、B(四段1名三段以下9名)の2ブロックに分かれてのスイス方式4回戦を打った結果、以下の入賞者となった。
Aブロック
優勝:城所七段(多摩) 4勝0敗+371点
準優勝:萩尾七段(多摩) 3勝1敗+321点
3位:中神四段(多摩) 3勝1敗+313点
その他の3勝者:人見八段(多摩) 3勝1敗+277点
Bブロック
優勝:山科三段(多摩) 4勝0敗+383点
準優勝:平松三段(多摩) 3勝1敗+320点
3位:川住三段(調布) 3勝1敗+318点
その他の3勝者:なし
今回も入賞者は結果的に多摩がほとんどを占めた。
打ち上げ懇親会は会場を隣の部屋に移してゆったりと落ち着いた雰囲気の中で行われ、入賞者他参加者全員からコメントを頂いた。それぞれのコメントには囲碁に対する熱い思いが十分に伝わった。最後に都の西北!
6月8日(日)に予定されているオール早稲田囲碁祭は稲城の柿内さん、永野さんの参戦コンファームを得て多摩・稲城混成チームとして今年も多摩から2チームの参加確定。
以上/西村
“音楽同好会(仮称)”発足のお知らせと会員へのお誘い
副会長 藤井 國男(文責)
美しい旋律と迫力あるライブ演奏でクラシック・ジャズ・合唱などの音楽を同好の皆様とご一緒に観賞し、感動やパワーを共有しながら会員の絆を深めることが出来れば、との思いで、この度多摩稲門会の新たなサークルを立ち上げました。
当サークルは会員の皆様に対し、
-楽しいライブ演奏会に関する開催情報をご案内し、参加を希望される方に入場券や席の確保を行います。(演奏会情報/イベントタイトル・日時・場所・費用などをプランとして発信いたします)因みに、当サークルの発足を記念したイベントとして、今夏「真夏のコンサート(仮称)」のような企画も検討致します。
-演奏会終了後にはご希望により懇親会などの場を設営し更なる交流も行います。
-また演奏活動を継続されている校友の皆様によるアンサンブルにも協力しその企画や実施をお手伝いします。
などの活動を致します。
この活動は多摩稲門会の増強活動をバックアップする方策として活用することが期待されますので、多摩稲門会への未加入校友の皆様は勿論会員の皆様のご家族・友人・知人など広く当サークル会員の募集を行いますので、皆様より参加お声かけをお願い致します。
(今後の演奏会・イベント・懇親会などのプランは、会報“杜の響き”及び“多摩稲門会ホームページ“で随時発表致します)
当サークルの発展により多摩稲門会々員や校友そして地域の皆様との強い絆を築くと共に多摩稲門会の活性化と増強が図れますよう皆様のご参加をお待ちいたしています。当サークル入会のご希望の方は下記の何れかにメールもしくは電話で申し込み下さるようお願い致します。(会員の皆様への情報連絡の為、メール・アドレスもしくはファクス番号又は電話番号を入会申し込み時に教えて下さい)
[担当窓口]
依田 敬一 メール:yodak1jp@yahoo.co.jp
電 話:042-375-9551
藤井 國男 メール:kaku_f38@wind.ocn.ne.jp
電 話:042-372-4109
以上
こそばの会「連休明け、いよいよジャガイモの植え付けです。」
「こそばの会」では有志6名が去る4月7日~8日畑のある妙高市坪山を訪れ作業前の静かなひと時を楽しみました。
ふきのとうが身近に余るほどあって残雪に足をとられながらもたくさんのお土産ができました。
夕食に添えられたことはいうまでもありません。
圧巻は日本海の本マグロの中落ちでした。1mくらいのものをそのまま大滝荘に持ち込んでのバイキングでした。
スプーンで削ぐ様を見てどなたかが「ライオンの心境だ」と言っていましたね。
翌日は畑の作業小屋でジャガイモの芽欠きをしました。
この作業は植え付け前の準備です。5月の連休明けに植えつけの予定です。
詳細は改めてお知らせいたしますが5月7日~9日を予定していますので皆様おそろいでお出かけください。
今年は北海道の新種「はるか」一本に絞ります。
昨年初めてこの新種に取り組んだところその美味しさに心を打たれました。
昼前大滝荘に戻りそば打ち等をしました。
もちろん「こそば」ですが手馴れた手つきで仕上げるそばは冷たい水とあいまって最高の味でした。
全員こんなに満腹になったのはなんとも贅沢な話です。
主な年中行事が決まりましたので別途改めてお知らせいたします。
「こそばの会/チーム坪山」にご参加ください。
参加者:(順不同)
櫻井和子、澤村祥、長張紘一、本田正博、
山中康廣、依田敬一
(文責:依田敬一)
「こそばの会が正式に発足しました。」
長野県境を越えてすぐのところに妙高市があります。
2005年の市町村合併でかなり広域になってしまいましたが、私たちの畑のあるところは旧新井市の山間地にあり信越国境の山々をはさんで信州飯山市と隣り合わせています。
畑全体では約600坪、毎年春を待ちかねてジャガイモを植え7月末に収穫の後「こそば」の種まきをします。
「こそば」はこの地方独特の品種で実は絶滅寸前の在来種です。
だから市場でお目にかかることはまずありません。まさに幻のそばと言われる由縁です。
形は他の品種同様硬い殻に包まれテトラのような形をしていますが大きさは3分の1程度の大きさです。生産効率が悪いために営業用に栽培する人は皆無です。
早い話、趣味の世界のこだわりのそばですね。
肝心の味はどうか、簡単に言うと「風味豊かでそば特有の甘みと香りがある」と言えるのではないでしょうか。この風味を脳と舌が覚えてしまい時々「こそば、手打ち」と注文したくなるから不思議です。
私たちはこのような希少なそばを自分たちで育て、そしてそばにして食するというなんとも贅沢なことをやっています。まさに「こそばの会」ならではです。
畑の作業は、雪解けを待って4月から始まり秋が深まる11月下旬までですがお好きなときに出かけて山でも歩きながらお気軽にご参加ください。
妙高では、春の山菜取り、初夏の蛍、夏の星空を楽しみ温泉に浸ってみてはいかがですか。
そして東京で手打ちそばを楽しみましょう。
皆様のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、依田までお気軽にどうぞ。
yodak1jp@yahoo.co.jp (完)
満開の花見と本場並みのスペイン料理を満喫
46回目のグルメの会は4月2日、京王永山駅近くのスペイン料理店「ウン・ベシート」で開いた。昨年に続いて桜の花見ウォーキングを兼ねたため、開花の遅れに合わせ開催日を予定より1週間遅らせた。女性4人を含む過去最多の19人が参加。いつものように1列で向き合っての着席は不可能となり、3テーブルに分かれた。
開会に先立ち、乞田川沿いの桜並木を2キロばかり歩いたが、一部を除いてまさに満開。花木が大きく膨らんでみえ、息をのむ美しさだった。
まずは、この店の紹介者、山中康廣さんが多摩市で16年という店の歴史にふれながら音頭をとり、生ビールで乾杯。スペインオムレツから始まって、帆立貝のアリオリソース焼き、エスカルゴとキノコの煮込み、タコのガリシア風と次々と人気料理が運ばれた。
参加者全員によるショートスピーチでは、グルメの会初参加の浪久圭司さんが、フジテレビの人気長寿番組、タモリの「笑っていいとも」が3月末で32年間、8054回目を迎え終了した顛末を披露。タモリの人柄の素晴らしさにも触れた。浪久さんは元フジテレビ幹部で、多彩な人脈の持ち主だ。花見ウォーキングでしんがり役を務め、花に見とれる参加者の歩行遅れを防いでくれた多摩稲門会の平松和己副会長は、2年前のスペイン旅行を思い出しながらこの店の味の良さを強調した。
多摩稲門会幹事長の長張紘一さんは、体調が心配されていた金子宏二副会長の容態が回復しつつあることを報告。多摩稲門会が「老人クラブ」化していることを懸念したが、「老人クラブ」発言には強い反発が出された。櫻井和子さんは、多摩稲門会会長を務めた川妻庸二さんが骨折されたものの3月に退院された、と近況に触れた。
この日は人数が多いため、「スピーチは希望者だけに」という提案が出されたが、酔いがまわるにつれ、会場は熱気に包まれた。しゃべっている人を差し置いて話し出す人も出るほどで、歌まで飛び出した。
「牛舌の黒胡椒炒め」のあと、魚介のサフラン風味とイカすみの2種類のパエジャが出されたころには、ワインやサングリア(ワインに果汁を加えたもの)が大量に飲み干された。
(世話役 浅井隆夫)
多摩稲門会山歩きの会 4月例会のご案内
A・Bコース 多摩森林科学園(お花見)
2年前計画しましたが、雨天のため中止したコースです。多摩森林科学園は8haの敷地に林業用の高木樹木を中心におよそ600種の樹木を植えています。特にさくら保存林は江戸時代から伝わる栽培種や日本各地の名木など1700本が保存されています。咲く時期は種類によっていろいろで、2月下旬から5月上旬にかけて順次見頃となります。A・Bコース合同で行います。ご検討の上、ご参加下さいますようお願いいたします。
1.日時 A・Bコース 4月19日(土曜日)
2.予定コース
A・Bコース 多摩森林科学園 (歩行園内2時間程)
○集合 (13:00)JR高尾駅北口改札広場
徒歩開始 高尾駅(:10)→多摩森林科学園
園内散策2時間程
入園料400円
歩いた後小宴会を予定します。場所は未定ですが聖蹟桜ヶ丘近辺を考えています。
○ 持ち物・装備
・水(暖かい飲み物を)、間食等 服装(ハイキングスタイル)、帽子、軍手、タオル等、雨具(折り畳み傘)。
○ 雨天の場合は中止します。迷うような場合は、電話でお尋ね下さい。
参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792、
e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にまでにお知らせください。
6月28日の定例総会が京王クラブを会場にして開催します。
追ってご連絡をいたします。各位にはご予定に入れておいてくださいますよう。
第52回文化フォーラム「星野英仁氏講演会」摘録
3月22日(土)14時~18時迄、聖蹟桜ヶ丘駅近くの「京王クラブ」にて52回目の文化フォーラムが開催され会員・一般の方を含め歴史ファンが多数参加された。
・「文化フォーラム」
長張紘一幹事長の開会挨拶、依田敬一会長挨拶のあと、湯浅芳衞副会長の司会で本日の講師多摩稲門会幹事星野英仁氏の紹介があった。
星野氏は元日本不動産銀行マン、主に不動産鑑定部門で要職を経験され、又永年多摩市の固定資産評価審議員も務められ地元にも多大な貢献をされた方です。
昨年、多摩稲門会文化サークル「歴史に遊ぶ会」において、講師として3回にわたり会津藩の歴史を詳細に語られ、その評判が文化サークル会員から多くの稲門会会員に伝わり本日の講演会開催となりました。
『八重の桜 ふるさと歴史探訪』という演題で、会津若松出身の星野さんが郷土の誇りと熱い思いを背景に「会津藩」の成り立ち、藩祖保科正之の人となり、藩政等を丹念な語り口で語られた。又プロジェクターには、修復された赤瓦白壁の「鶴ヶ城」が映し出され、聴衆は一気に江戸時代の歴史話に引き込まれた。
(要旨)
藩祖保科正之の出自(2代将軍徳川秀忠の庶子として誕生)から講演開始。
正之は恵まれないまま不遇な時を過ごしたが、やがて経緯があり、家光に見い出される。
1617年、高遠藩主の養子となる(18歳)。
1636年、出羽山形に転封、誠実・聡明な人柄から3代将軍家光の側近として重用される(26歳)。
1643年、会津に転封、3代将軍家光からの信頼を増し4代将軍家綱の後見人としての遺命を受ける(33歳)。以後江戸藩邸において幕政を補佐、会津藩政を執り行う。
その間の功績、玉川上水の掘削、明暦大火の際、窮民対策として貯蓄米の放出等がある。
幕府の武断政治を文治政治に転換させた功労者であった。
藩政の功績としては「家訓15か条」・「社倉の創設」が有名。
家老田中玄宰の功績として、藩校日新館の開設、会津武士道の確立、殖産振興等が挙げられる。
以後9代松平容保に至るまで御三家に次ぐ親藩として幕政の中枢にいた。
幕末期の徳川約260余藩には勤王派・公武合体派・佐幕派の葛藤を巡る夫々の秘話があり、藩政も混乱を極めた。しかし会津藩には「義」を貫いた結果、戊辰戦争において賊軍となり、藩主はじめ家臣団・領民が大変辛酸をなめた歴史がある。
会津人は維新以降、不屈の精神で東大総長山川健次郎、山本覚馬、新島八重、秋月悌次郎、野口英世など素晴らしいオピニオンリーダーを多数世に送り出した。
筆者には3・11以来、福島第一原発事故で「故郷喪失」という事態にある福島県民の苦難が重なる。
もし自分の家族が災難にあったらどうするか?
今、為政者(行政執行者の官僚を含め)には、三現主義(現場・現物・現状)に基づき迅速に対応する実行力が求められているのではないでしょうか。原発事故の収束・「故郷復興」の為、もっと民に寄り添い着実に前進する有効な施策が必要ではとも思います。
参加各位は、星野氏の誠実感あふれる朴訥とした語り口に引き込まれ、敢えて苦難な道を歩んだ会津藩主、藩士と領民に思いを馳せ講演を拝聴されていた。
最後に質疑応答があり、星野さんは、質問者に対し当時の「義」を重んじた価値観を丁寧に説明され、聴衆も納得する事しきりであった。
・参加者(敬称略)
青木康成、浅井隆夫、新井正子、石井卓司、石川良一、内田通夫、尾ノ井光昭、
加来健一郎、金谷勇作、川面忠雄、菊澤光江、小林 勲、白井昭雄、鈴木忠男、田中亮介、
田辺繁友、辻野多都子、寺沢 史、長張紘一、西村幸一、橋本 孜、半田正久、平松和己、
広田 進、藤井良夫、星野英仁、前田光治、又木淳一、湯浅芳衞、吉川啓次郎、吉田 浩、
依田敬一、若杉公朋、林 譲、
・校友3名・一般4名
・計41名
・「懇親会」
その後、会場を移動、懇親会の場では、平松和巳副会長による司会、尾ノ井会計幹事の開会挨拶、前田光治氏の乾杯で開宴、星野氏を囲み、歴史談義に興じた。
司会者の指名により参加各位が近況報告、会津訪問時の印象、歴史観を披歴され会場は大いに盛り上がった。最後に恒例の平松副会長の音頭で全員肩を組み校歌斉唱し閉宴。