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多摩森林科学園

2019-04-28

5月の例会は多摩森林科学園です。5年前の4月月開催し春の散策を楽しみました。多摩森林科学園は大正10年宮内省帝室林野管理局林業試験場として発足しました。武蔵陵墓地と高尾街道を隔てた同じ丘陵に位置します。その中の8haの敷地に林業用の高木樹木を中心におよそ600種の樹木を植えています。特にさくら保存林は江戸時代から伝わる栽培種や日本各地の名木など1700本が保存されています。咲く時期は種類によっていろいろで、2月下旬から5月上旬にかけて順次見頃となりますが、花が見られるかどうか。ご検討の上、体調に合わせご参加下さいますようお願いいたします。

 

1.日時     コース 5月14日(火曜日)

 

2.予定コース
多摩森林科学園 (歩行園内2時間程)

 

○集合 (13:00)JR高尾駅北口改札広場

徒歩開始 高尾駅(:10)→多摩森林科学園  入園料300円
入園口→森の科学館→第2樹木園→第3樹木園→遠見通り→関山ベンチ→
昭和林道→入園口     園内散策2時間程
多摩森林科学園(:10)→高尾駅

 

○ 持ち物・装備
・水、間食等 服装(ハイキングスタイル)、帽子、軍手、タオル等、雨具(折り畳み傘)

 

○ 雨天の場合は中止します。迷うような場合は、電話でお尋ね下さい。

 

参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792 携帯080-5544-6915
e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にお知らせください。

 

6月22日の定例総会が京王クラブを会場にして開催します。
各位にはご予定に入れておいてくださいますよう。

平成最後の俳句同好会

2019-04-21

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の第64回句会は4月19日午後、多摩市永山の永山公民館和室で開かれ、7人が出席して5句ずつ投句、選句を行なった。平成最後の句会となることから平成、令和を措辞として詠む句が投句、選句されたのが当月の特徴と言えよう。
もう一つは「片栗の花」「「かたかごの花」を季語にした作品が投句されたことだ。同じ多摩稲門会のサークル「山歩きの会」が3月末に八王子市の都立長沼公園と片倉城跡公園で片栗の花を観賞したが、これに参加して得た作品だ。

 

句会後、5人は都立桜ヶ丘記念公園に行き、満開の鬱金桜と御衣黄桜を観賞。その後、聖蹟桜ヶ丘の京王百貨店に行き、館内のレストランで旬の食材の天ぷらを食べながら酒を飲んだ。春の一夕の団欒も楽しんだ。

 

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選句は◎で表記。

 

令和といふ未知なる時間花から葉  川俣あけみ(萩尾◎、長張、又木、宮地)
かたくりの花や傾りに諸手つき     川俣あけみ(辻野◎、長張、宮地)
積もりゆく春の愁ひの砂時計      川俣あけみ(川面◎、辻野、又木)
花衣後ろ髪ひく何もなく          辻野多都子(宮地◎、川面)
かたかごの花や多摩路の万葉歌   川面忠男(又木◎)
鴬の濃き囀りを淋しめり         辻野多都子(川俣◎)
平成や取り残されし葱坊主       萩尾昇平(長張◎)
春宵や片肘付きて赤ワイン       宮地麗子(川面、辻野、又木)
賽銭の響き広ぐる春霞          長張紘一(川俣、萩尾)
春蘭や諸恋の日々ありにしを     又木淳一(辻野、宮地)
みなし児となりし喪主の背陽炎へり  宮地麗子(川面、辻野)
一隅の花菜明かりや影消して     辻野多都子(川面)
この家に生まれし蝶か寝に戻り    宮地麗子(萩尾)
春の雲巻きつ流れつ時連れつ     辻野多都子(長張)
やつとさーと花の通りを笠の連     川面忠男(川俣)
人は皆己の桜持ちてをり         萩尾昇平(川俣)
桜貝ひろふ一人や佐渡の浜      川面忠男(宮地)
友垣の道に集へば花吹雪        川面忠男(長張)
小堂を置くスーパーや花祭        川面忠男(萩尾)
百本の白一色に櫻東風          長張紘一(又木)
父祖の地の日差しからめて茶摘かな 川俣あけみ(萩尾)
歩かばや多摩横山の花の雲       又木淳一(川俣)

(文責・川面)

2019.4(第184回)ヤマブキソウの花観察

2019-04-21

3月カタクリ群落の観察に引き続き、同じ場所で3週間後の4月15日に、ケシ科ヤマブキソウの群落に置き換わる変化を楽しんだ。
八王子市片倉城跡公園に13時集合。公園の入口広場は、新緑の時期となり淡い芽吹きが目立ってきた。

今日のメンバーは辻野さん、川俣さん、村井さん、小林さん、青木さん、長張の6人となった。村井智恵子さんは今回が初参加となる。広場には写生する姿が3人ほど見られる。園内には幾つかの彫刻が置かれている。北村西望の自刻像と「浦島-長寿の舞」が、バックに写っている。その他西望賞の受賞作品が17基ほど園路に沿って設置されている。

低地に並ぶ幾つかの像を鑑賞しながら、園内の奥に進むと水車小屋に出る。北斜面の地下から湧き出る水は、一年中枯れた姿は見たことがない。少ない水の量でも回り続ける水車は、4・5年前に新設されたものである。新設前の水車は、回るたびに断続的に木槌で叩くような音がやまず、近所住民からのクレームの結果新しくなった。また、同じ頃水車の水溜まりに大量の金魚が捨てられて、行政からクレームの看板が設置され、その後金魚は取り除かれた。公園管理も結構面倒な仕事である。

この水を利用した菖蒲田が広がり、次の季節には色とりどりの菖蒲が見られる。この奥に進み、一気に斜面の階段を上る。

この斜面は近所の園児たちの行列が、大騒ぎしながら登って行く場所でもある。少し高度が上がると背面の景色が変わる。

八王子駅のオリンパスホールの高層ビルが前面に現れる。

 

橋のある背面の斜面にはヤマブキソウの黄色の花が現れてきた。前月のカタクリの花に覆われた斜面は様変わりしている。

この斜面は、小規模な北斜面の一つの谷戸であるが、谷戸の上部は平坦な台地が続く。

自然の雑木の茂る林床は、それなりの管理が続けば山野草の絶好の場となる。

カタクリは花が終わり大きな種を膨らませている。ヤマブキソウの次に現れるキツネノカミソリ・シュロソウ・ウバユリなど自分の出番を待っていた。ニリンソウ・イチリンソウ・ヤマエンゴサク・カタクリの名残は、直に姿がなくなる。先月も休憩した同じ広場に向った。暫く歓談し新緑の林下を楽しんだ。別のテーブルベンチには、同年齢のグループが既に占めていた。

二の丸広場に出る。ここは平坦な芝生の広場である。南側には丹沢の山並みが続いている。ヤマザクラの大木は満開の花をつけていた。今年の桜は寒暖の条件が重なり、長い間楽しむことができている。
二の丸の空堀に続く農園を過ぎ、広場にでた。広場から秩父や奥多摩の山並み、間近に高尾山、丹沢の山並みが一望できる。

 

広場では老人が凧揚げをしている。久し振りに360度広大な空に浮かぶ雲の流れを見とれていた。
今日は、午後から天気も安定し、乾燥した清々しい気候となった。
台地から南側の兵衛川の低地におり、国道16号線を渡り、JR片倉駅に進む。
橋本駅から京王線永山駅で下車し、前回の参加者宮地さんがCコースに参加され、4時半から居酒屋「瞬彩」で懇親会がはじまった。
十数年前、私が初めて「山歩きの会」に入会し、横山の路コースをハイキングした後、青木さんに案内頂いたところが「瞬彩」だったことを思い出した。川面さん含めて5人のメンバーだったが、中お二人が物故されている。

長張 記

歌好きが参加したカラオケ大会

2019-04-07

「麗の集いの会」が主催した第5回カラオケ大会が3月31日、多摩市の関戸公民館・8階ホールで開かれ、多摩稲門会のサークル「いねの会」、有志の「月曜会」のメンバーが参加した。

 

多摩市関戸のカラオケスナック「麗」は、「いねの会」が毎月第3火曜日の午後、「月曜会」が第1月曜日の夕からそれぞれ貸し切りで利用している。31日のカラオケ大会には100人近い「麗」の利用者が参加したが、多摩稲門会からも12人を数えた。

 

午前10時の開始とともに「安曇野」を歌った宮地麗子さんは「麗」のママ。多摩稲門会の準会員になっている。午後の部はプログラムに名を連ねていた稲門会のメンバーのうち3人が不参加となったが、不参加の予定だった辻野多都子さんが時間をつくり飛び入りで参加した。歌は美空ひばりの「哀愁波止場」。台詞入りで聴かせた。これはサプライズだった。

 

その後、竹内二郎さんが「女ひとり」、宮嵜紀子さんが「くちなし雨情」、近沢市子さんが「ウナセラディ東京」、多摩稲門会会長の尾ノ井光昭さんが小田純平作曲の「愛しき我が人生」を歌った。尾ノ井さんはふだんも小田純平の他の歌を選んでいる。小田純平の曲が好きなようだ。

 

浪久圭司さんは、知人の女性とデュエットで「デュオしのび逢い」、小林勲さんが「若いふたり」、櫻井和子さんが「津軽のふるさと」、稲積滋さんが「想い出のサンフランシスコ」、川面忠男が「望楼の果て」、「いねの会」の会長である青木康成さんが「夜明けのブルース」、そして浪久さんが再び登場、今度はソロで「昔聞いたシャンソン」を歌った。

 

最後に稲門会会員と関係者の 9人が舞台に上がり、童謡・唱歌の「花」を〽春のうららの 隅田川♪と合唱。これが第5回「麗の集い」の締めとなった。

 

午後5時過ぎ当日の参加者と会場に来た会員の6人が満開の桜を愛でつつ最寄りの旭寿司桜ヶ丘本店へ。尾ノ井会長の発声で乾杯、生ビールで喉を潤した後、歓談が続いた。声を出して歌うことは健康法のひとつ。よき仲間と旨い肴で飲み、おしゃべり――これまたストレスを解消する。いい日となった。

(文責・川面)

Aコース 小宮公園方面散策  Bコース 片倉城跡公園ヤマブキソウ観察会

2019-03-31

4月例会は、A・Bコース2回開催します。Aコースは八王子駅北側の小高い丘陵にある小宮公園から、2つの美術館コースを巡る芸術散策コースです。
Bコースは3月例会のカタクリの群生地片倉城跡公園です。半月後は黄色一色のヤマブキソウの群落を鑑賞します。花の時期に合わせてBコースとして開催します。

 

ご検討の上、体調に合わせご参加下さいますようお願いいたします。

 

1.日時     Aコース4月9日(火)    Bコース4月15日(月)

 

A コース 4月9日(火) 小宮公園方面散策 (歩行3時間程)

 

○ 集合(10:20)  京王八王子駅④番乗り場
京王八王子駅バスターミナル④番西東京バス「バイパス経由宇津木台」行き10:30発、4つ目の「八王子郵便局」下車
同じバスは10:32JR八王子北口②番に経由しますのでこちらからも乗車できます。JR八王子駅北口から乗車される方は、事前に連絡して下さい。

 

徒歩開始 八王子郵便局(:5)→小宮公園(:5)→大善寺(: 5)→大谷弁財天(:25)→中央自動車道(:15)→村内美術館(:10)→宋徳寺(:30)→東京富士美術館(:20)→北村透谷の造化の碑(:35)→小宮公園遊歩道(:15)→小宮公園(:5)→八王子郵便局
八王子郵便局からJR八王子駅または京王線八王子駅へ
*美術館の入館は希望者の有無で、臨機応変に後半のスポットは省略、あるいは2手に分かれるコースになる事もあります。事前に申し出下さい。

 

B コース 4月15日(月) 片倉城跡公園ヤマブキソウ観察会 (歩行2時間程)

 

○ 集合(13:00)  片倉駅城跡公園入口
京王片倉駅から16号線を南に約5分、JR片倉駅から北西に約5分

 

持ち物・装備 Aコースは昼食。 ABコース共、ハイキングスタイルでご参加下さい。水、間食等 各自お好みで、帽子、手袋、タオル等、雨具(折り畳み傘)

 

雨天の場合は中止します。迷うような場合は、電話でお尋ね下さい。
参加ご希望の方は、
長張(tel 042-337-1792 携帯080-5544-6915 e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にお知らせください。

「北海道の味とボリュームに大満足」

2019-03-31

76回目のグルメの会は3月27日、京王線新宿駅に近い「北海道・新宿西口店」で開いた。男性8人、女性2人の計10人が参加。北海道産のホタテせいろ蒸しやタラバガニすき鍋など盛りだくさんのメニューにみなさん大満足だった。生ビールや「男山」「八海山」といった銘酒が飲み放題だったことも宴を大いに盛り上げた。

 

まずは浪久圭司さんの音頭で乾杯。早速運ばれた真鯛やイカなどの刺身十種盛りを肴に日本酒やハイボールなどが次々と飲み干された。香筍のふき味噌(フキノトウ入り)田楽、ホタテのせいろ蒸し、カニすき鍋が相次いで運ばれると宴たけなわ。温めたローストラム(羊)が出された頃には「もう満腹」という声まで上がった。

 

恒例のショートスピーチがスタート。最近ひとり3分間のルールが大きく破られることが少なくないことから、世話人が「時間厳守」を要請した。
そのせいかスピーチのテーマは様々。皮切りの山中康廣さんは「グルメの会に入って大正解。きょう含めていつもそう思う」。広田進さんは「台湾に住む孫娘が日本の大学を見たいと言って早慶と上智を見たけど早稲田がすごくきれいだったそう」、川面忠男さんは「最近、トランプ(米大統領)や金正恩(朝鮮労働党委員長)には興味がなくなった。(与謝)蕪村のように山中で静かに暮らすといった安逸を楽しみたい」と心境の変化を明かした。

 

尾崎隆教さんは「20代から現代史に興味があった。本を処分しようと売ってみても一冊百円程度。貴重な本も結構あったので、多摩中央図書館に五百冊ばかり寄付した」。西村弘さんは「最近受けた白内障の手術は簡単だったけど、1日4回4種類の目薬が必要で術後が実にわずらわしい」と嘆いた。

 

「映画の『万引家族』を視て樹木希林、安藤さくらの生活感あふれる演技にすごいなあと感激した」と語ったのは映画と美術鑑賞が趣味の辻野多都子さん。新井正子さんは「このごろ認知症かと思う。でもまたお会いしましょう」と加齢の辛さを訴えた。

 

浪久さんは引退を表明したばかりのイチローのしゃべりについて「訴える力があり、政治家より説得力があるんじゃないか」と元アナウンサーとして絶賛。山中さんが「間がすごい」と応じると、「問題は中身」と浪久さん。
長張紘一さんは「イチローは国民栄誉賞を1回断ったけど、引退した今度は受けると思う。それだけの人」とほめちぎった。

 

世話人は2月下旬から1週間ほど旅した中東のドバイの一端を紹介。アラブ人の平均年収が3千万円で住宅と車が無償で国から供与されることや航空機の発着便数が世界一といった実態を報告した。

 

料理はボタン海老の天ぷらのあとズワイガニの雑炊と北海道メロンのゼリーで締めとなった。

(世話人 浅井隆夫)

2019.3(第183回)カタクリの花観察

2019-03-31

3月25日例会は、通常の第2火曜日から第4月曜日となった。これは、カタクリの開花に合わせたためである。多摩丘陵にはカタクリの群生地が幾つか残っている。都立長沼公園内には何か所かに見られる。京王線長沼駅に12時30分集合。高架駅より南の長沼公園に真っすぐ徒歩。

今日のメンバーは辻野さん、川俣さん、宮地さん、小林さん、鈴木さん、川面さん、青木さん、林さん、又木さん、浅井さん、長張の11名となった。宮地さんは初参加となる。長沼駅はローカルの駅にしては立派な駅である。真っすぐ公園を目指し、入口の手前で左折し、裾に沿った路を暫く進み公園の駐車場に出た。

 

駐車場の上に墓があり、その上部にカタクリの群生地がある。群生地は一昨日都の観察会が開催され、一週間は開放されることで僕ら以外にも何人かの人が訪れていた。この日のためにボランティア団体は、斜面の保全活動を行っている。

 

落葉樹の林下の斜面は、今の時期には陽射しが入り込む。半月もしないうちに樹木の若葉が茂り陽射しは無くなる。同時にカタクリの葉も無くなり、他の野草に変わっていく。カタクリはこの一瞬の時期に、葉や花そして受粉して種を作り、後は静かに地中で暑さを凌ぎ来年の春を待つ。このサイクルで氷河期以前から永遠と、この場所で生息していた。ナガバノスミレサイシンも所々に、僕らはカタクリの花や葉を十分に観察した後、別の群生地に寄って見た。

公園の際の境界に路があるが、入り難く人数も多い事で大回りする。ここは、民地から都に地権者が移り、公園に取り込んだ場所であるが、車道から直接カタクリの群生が見られる場所である。

僕らは、長沼公園から次のカタクリ群生地に向かうため、長沼駅に向かう。長沼駅から2つ目の駅の京王片倉駅で下車し、国道16号線に沿って片倉城跡公園に入る。

この公園は良く管理された公園で、数々の草花が間近に見る事ができる。カタクリは今が最盛期で園内のいたる所に見られる。群生地である場所はすり鉢状の地形で斜面をカタクリが覆っている。今年は圧倒されるほどの開花ではないが、見渡せる斜面の広がる景に、しばらくの間鑑賞していた。この斜面のカタクリの後は、1ヶ月もすれば、ヤマブキソウの黄色の花で覆われ、その後、キツネノカミソリと次々に主役が入れ代わり、季節の移り替わりを体感できる場所でもある。

園内の高台の休憩広場でくつろいだ。風もない午後居心地の良い休憩所で、梢をとおして八王子駅方面の街並みが広がる所である。園内にはカタクリの花以外にもシュンラン、ミスミソウ、セントウソウ、ヒトリシズカ、ニリンソウ、タチツボスミレなど。早春の花に感動していた。

 

下向きの花のカタクリは地表すれすれから撮ると花びらの奥まで写すことができるが、石垣の上の斜面にあるカタクリは難なく撮ることができる。4月に入れば花は散り、種が膨らみ葉は解けてなくなり、地面は他の野草に覆われ、跡形もなく視界からなくなり、別の野草に譲り渡すことになる。

 

集合写真を撮った後、国道16号線を渡り、JR片倉駅に進む。長沼駅や京王片倉駅、JR片倉駅は初めての方も何人かおられた。近場であるが、なかなか訪れる機会がない。横浜線に乗り橋本駅で下車し、駅ビルのミウィ橋本5Fにある海鮮処「寿し常」で懇親会を行なった。「グルメの会」世話人浅井さんに予約をお願いした。今日の参加者の中に、「俳句同好会」のメンバー7人のうち6名が参加し吟行となったが、誰も句は浮かんでこなかったとの事だった。

長張 記

第3回多摩稲門会「おとこの料理教室」

2019-03-31

「3月23日(土)ヴェルブ永山調理室にて、第3回「おとこの料理教室」が開かれました。講師は、前回に引き続き、料理研究家の澤村萌美先生です。

 

今回の参加者は、平松さん、荒井さん、白井さん、由井濱さん、野宇さん、遠藤さん、世話役(益田)の7名(多摩稲門会)に加え、遠藤さん友人の鈴木さん、大川さん(ともに早稲田OB)の9名となりました。更に、世話役料理仲間の森谷さんにもご参加いただき、全10名(満員)となりました。

 

当日の献立は、「白身魚(さわら)のピリ辛ソース和え」「菜の花の煮びたし」「きゅりと奈良漬けの胡麻和え」の3品です。先生のはからいで、お酒のお伴にピッタリのメニューとなりました。

 

配られたレシピに沿って、調理スタートです。惣菜・主菜とも一人で作ります。
平松さん「料理は初めてなので、よろしく」、由井濱さん「毎日作っているので、大丈夫」、荒井さん「なんかわからんけど、がんばる」、野宇さん「千切りとみじん切りの差は?」・・みなさん楽しんで、料理に取り組んでいます。

 

調理しながら、大学の昔話や料理歴の話など会話が弾んで、和気藹々とした雰囲気のなか、すこしづつ料理が出来上がってきました。
昼前、予定とおりに全員の料理ができあがりました。それぞれ、調理した料理を先生に記念写真を撮っていただき、全員で会食となりました。

 

「美味しいなあ」「思ったより簡単に出来た」「盛り付けが難しいなあ」・・皆さんご満足の様子でした。再び、料理など話が弾みます。早くも、次回開催のリクエストがあり、「中華料理がいいなあ」などのお声がありました。

 

美味しくいただき、全員の記念写真を撮り、最後に調理台やコンロ台、食器などの清掃・片づけをして、またの機会を楽しみに13時過ぎに笑顔で散会となりました。
みなさん、大変お疲れさまでした。」

世話役 益田記

(世話役より)今回、好評につき、次回は秋季開催を予定しています。

『早稲田スポーツ』紙定期購読のお知らせ

2019-03-31

早稲スポ・オッカケたいでは、『早稲田スポーツ』紙を1年間購読することとなった。
同紙は1959年(昭和34年)に創立された、早稲田大学の運動部の活動を伝える、学生が取材、編集、発行する新聞だ。年12回発行で、発行部数は公称年間20万部、一般紙と同じ大きさである。野球、ラグビーの早慶戦を観戦された方は、現地で学生たちが無料で配っていたのを手にした方が多いだろう。

 

OB、OGや早稲田スポーツファンを対象にした定期購読サービスもあり、今回、それに申し込んだ。年間4,000円の購読料は多摩稲門会のサークル助成金から捻出した。
記事の3本柱は、東京六大学野球、ラグビー、駅伝だそうだ(ウィキペディアより)。図らずも我オッカケたいのそれと一致する。

 

しかし、私は昨年4月にオッカケたいの隊長に就任してから、この「3本柱」を後ろめたく感じていた。多摩稲門会の各位には、母校の44部ある体育部の他の部出身者や、関係者、ファンがいるのではないか。そのような方々は、もちろん色々な情報源をお持ちの方もおられようが、そうでない方々に、少しでも、遅くなっても、この『早稲田スポーツ』に、こんな記事がありましたよ、とお伝えしたいと思う。

 

定期購読を申し込んで、すぐに3月25日発行、第555号、卒業記念号(全2面)と、4月1日発行、第556号、新入生歓迎号(全8面)が拙宅に送られて来た。新入生歓迎号には1面にラグビー蹴球部OBの五郎丸歩氏、6面に競走部OBの瀬古利彦氏のインタビューがある。また、7面には、「今後の日程」欄があり、28部のスケジュールが見られる。ここでは全部は書けないが、例を挙げれば、
「野球部」東京六大学春季リーグ戦(4月13日~ 神宮球場)
「漕艇部」早慶レガッタ(4月14日 隅田川)
「米式蹴球部」早慶対抗戦(4月29日 駒沢陸上競技場)
「ラクロス部」早慶定期戦(5月19日 慶大日吉陸上競技場)
と、言った具合である。

 

私が一人占めするものではないので、同紙を回覧制にしようと思います。ご希望の方は、次の3件を明示して4月10日までにご連絡をお願いします。回覧順は私が作成してご連絡します。
① お名前 ②ご住所 ③電話番号

 

なお、『早稲田スポーツ』電子版もあり、年間2,800円で読むことができる。紙版よりも速く、回覧の手間もかからない利点があるが、なにぶん画面が小さく、読むのが辛いと思い、今年は紙版を選択した。

(世話人 竹内二郎 ☎042-373-4754 giraud.t@tba.t-com.ne.jp)

第63回俳句同好会

2019-03-17

多摩稲門会・俳句同好会の第63回句会は3月15日、多摩市の永山公民館和室で開かれた。あらかじめ7人がメールで5句ずつ投句、当日は7人が出席して5句ずつ互選し、選句の理由を述べるとともに合評を行なった。

 

とりわけ巻頭となった〈亀鳴くや北斎ならば耳にせん〉という句が話題になった。〈亀鳴く〉は季語として定着しているが、亀が実際に鳴くことはない。言ってみれば虚であり、〈北斎ならば耳にせん〉も虚である。虚の措辞だけで終わらず現実に起きている景を眼前に見て詠まないと句の力が弱いという評だ。それでも俳味のある句とされて評が分れた。

 

また話題になったのは猫を題材にした句。全投句のうち4句が猫を詠んだものだが、以下の通り3句が選に入った。選外は〈万両や藪の中から猫の声〉だが、これもおもしろいと評された。

 

選句の結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)

 

亀鳴くや北斎ならば耳にせん         萩尾昇平(又木◎、川面、辻野)
古道の小町伝説やぶ椿                 川俣あけみ(川面◎、辻野、長張)
越冬の土色の蝶川原風                 川面忠男(宮地◎、又木)
若人の去る校門へ花菜風              川面忠男(川俣◎)
春月や一所定住の道帰る              辻野多都子(萩尾昇平◎)
土匂ふ香臭一気に競ひ合ひ           萩尾昇平(長張◎)
吠ゆるごと答辞の吾子や卒園す      又木淳一(長張、萩尾、宮地)
迢空の余白の恋は忘れ霜              辻野多都子(又木、宮地)
逃げ水やシルクロードに夢を追ひ    萩尾昇平(川面、川俣)
梅の闇ガラスに当つる熱の額           川俣あけみ(又木、宮地)
一生もほぼ見えて来て目刺し焼く     萩尾昇平(川俣、辻野)
春雪の畑やもつこり青シート             川面忠男(川俣、長張)
雪解風ときに峠の人の声                  川俣あけみ(川面、萩尾)
恋猫は怒りの眼もて風と来る            辻野多都子(川俣、萩尾)
「呉春」郷の池田城址の梅見かな      川面忠男(宮地)
爪染めぬ友の面輪やうす紅梅          辻野多都子(又木)
寺の猫音立てて飲む春の水             萩尾昇平(辻野)
老農の背に耕しの畑広し                  辻野多都子(長張)
一日ただ無為に過ごすやひじき炊く    宮地麗子(辻野)
麦踏や靴の太さを褒めらるる             又木淳一(萩尾)
ペルシャ猫の媚びぬ眼差し風光る      川俣あけみ(川面)

(文責・川面)

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