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チャリティーコンサートのお知らせ

2019-02-24

今年も東日本大震災復興支援チャリティーコンサートを開催いたします。

新井

 

第62回俳句同好会

2019-02-17

2月の多摩稲門会・俳句同好会は第62回となるが、15日午後1時半から4時まで多摩市・永山公民館の和室で開かれた。8人が5句を投句、選句した。合評では一句の中に季語が二つある句があるが、どちらが主題かということが俎上に載った。

 

〈大根の脇に徹すや能登の鰤〉は大根、鰤が冬の季語。〈大根〉が主題なら〈大根の脇に徹する能登の鰤〉ではないかといった見解だ。また〈水洟の先に音して初霰〉も、水洟と霰がともに冬の季語。主題はどちらの季語なのか鑑賞が分れた。

 

他に〈父三拾参紀元は弐阡陸陌年〉がわかりにくいと評された。作者の自解によると、父親が33歳になった1940年は紀元二千六百年、それに由来する2月11日は建国記念日というわけだ。

 

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選句は◎で表記)

 

ルーヴェンス観ぬ寒月は尖りけり     辻野多都子(川俣◎、萩尾◎)
秘めごとのせめてひとつも寒満月     宮地麗子(川面◎、辻野、平松、又木)
連山の広ごる窓や春隣             川面忠男(宮地◎、川俣、又木)
遷されし社祠や春を待つ            又木淳一(長張◎、宮地)
大根の脇に徹すや能登の鰤         萩尾昇平(又木◎、長張)
荒凡夫一茶引き留む兜太の忌      又木淳一(平松◎、萩尾)
落莫の枯死に埋もるる寒葵          長張紘一(辻野◎)
池出でぬ魚も恋すや氷面鏡          辻野多都子(川面、長張、又木)
キャンパスの学徒兵の碑草青む      川俣あけみ(川面、平松)
大根買ふ店に昭和の八百屋の絵      川面忠男(川俣、萩尾)
登頂せし山々指呼に四温晴         川俣あけみ(又木、宮地)
久々の雨抱き込みて春待ちぬ      宮地麗子(辻野、萩尾)
郷愁のギターの調べ富士に雪        長張紘一(川俣、平松)
吾れ嘘は千を越えてし針供養          萩尾昇平(辻野、宮地)
水洟の先に音して初霰                辻野多都子(川面)
寒の明け躰勝手に畑に向く           萩尾昇平(宮地)
背から老ゆ人の営み裸木群            辻野多都子(長張)
金沢やひと足早く菓子は春              萩尾昇平(川俣)
受験子や豆苗の蔓こぞり伸ぶ          川俣あけみ(川面)
通ひ路の梅の初見や寿               川面忠男(辻野)
春立つや青信号をやり過ごす            宮地麗子(平松)
父三拾参紀元は弐阡陸陌年             又木淳一(萩尾)
土塊の裂けて金泥福寿草              辻野多都子(長張)

(文責・川面)

「早稲田アリーナ完成」見学会のご案内

2019-02-17

この度、「早稲田アリーナ」が完成しまして、その見学会を企画しました。
会員各位に、ご案内申し上げます。

多摩稲門会はこの建設に賛同し、皆さまの会費から、今までに20万円(年5万円×4年間)を寄付しております。
この機会に、移り変わり行く早稲田を見ていただくのも一考かと思います。

 

場所: 旧早稲田大学記念会堂 (地下鉄「早稲田」駅3分)

 

多摩稲門会「見学会」
①、3月7日(木)、午後1時00分、「アリーナ」入口に集合。
リーダー 尾ノ井会長 m-onoi@nifty.com

 

②、3月9日(土)、午前11時30分「アリーナ」入口に集合
リーダー 平松幹事長  kazumi.hiramatsu@kj8.so-net.ne.jp

 

入場には、大学よりの「案内状」が必要の為、参加希望者は事前にリーダーまで、メールにてご連絡下さい。

宜しくお願い致します。

多摩稲門会 幹事長 平松和己

2019.2(第182回)町田市小野路散策

2019-02-17

2月12日例会は、今日一日天気は良いとの予報である。雪のちらつく日が続く中で幸いにも薄日がさしている。
昨年9月のコースと同じ小野路地区の散策で、集合場所も乗車バスの時刻も同じである。
今日のメンバーは櫻井さん、川俣さん、中西さん、鈴木さん、川面さん、林さん、又木さん、長張の8名となった。

多摩センター駅11時30分発日大三高行きバスに乗り、扇橋バス停で下車した。

暫くバスを追い、ならべい谷戸に入る。谷戸は大きく広がり冬の田んぼが広がっている。

皆が進んで行く谷戸の南側に、丘陵を登る階段が見える。階段を上り高台に出ると景色が広がってきた。

町田市から依頼されたボランティアによって管理されている。竹林も綺麗に管理されていた。

竹林はコースの左右に広がっているが、管理されているのは左側だけで右側は管理の手が入っていない。

徒歩開始後30分程であるが、広く平らな草を刈られた場所で昼食をとる。敷物の必要がないほど落ち葉が積み重なっている。それぞれバス通りを見下ろし、褐色の冬景色を楽しんでいる。

又木さんは既に昼食を済ませて参加しているので、食事の代わりに電子辞書を調べながら俳句の構想を練っている。

小野路城址と云われている高台は、周囲を巡る路に囲まれている。ここから真南に進む。

南方面に向かった背後の、枯木群に囲まれ、ひっそりと小さな社が置かれている。

落葉樹に囲まれた道を進むと、高度は下がり神明谷戸に入る。神明谷戸は今でも農家による農作業を続けている里山の原風景が残っている。地元の農家が利用したと思われる路が多く交差し、案内板が少ない事もあり、慣れないと迷いそうである。

ならばい谷戸の隣の神明谷戸も冬の田んぼが広がっていた。2ヶ月前は正面の丘は樹木で覆われていたが、禿山となり赤松が目立っている。神明谷戸を下り車道の出口手前そばの、東側に丘陵を上る山路がある。隣の五反田谷戸に至る路を上る。上りきった分岐点で五反田谷戸には下らずに小野路城址方面に向かった。路はよく整備されている。こうせん塚は大きなスダジイや山櫻の根に覆われた塚に祠が置かれている。

こうせん塚のいわれが明記されていた。麦の粉(こうせん)にむせて死んだ老婆を祀ったと、また、この場で落城し交戦があり死者を祀った墳墓が交戦場と称されたともいわれた等との案内板がある。

この辺りは図師小野路歴史環境保全地域となっており、乱開発からは守られているが、大勢の人が入る事を良しとしない様である。
更に北に向い小野路城址に戻り、北側の小町井戸を通りならばい谷戸の最上部に着いた。

ならばい谷戸の最上部の分岐点で集合写真を撮る。背後の路は小野路バス停に至る路である。長閑な田舎道は続き、墓や畑、閑散とした人家、竹藪等を過ぎると小野路のバス停に辿り着いた。

時間の余裕もあるので、街道を渡り、そのまま関谷の切通しから布田道に入り、鎌倉街道別所バス停に出る手前で左折して恵泉女学園大学への路に入る。路は小野路の里山と趣きと同じである。

尾根幹線まで真っすぐ登って行き、恵泉大学の農場の間をとおり、広い道に出た。横山の路ハイキングコースを越え、尾根幹線を越えた所にバス停がある。バスは皆が揃う前に出発してしましい。次のバスを待つことになった。
恵泉女学園大学前バス停から多摩センターへ、駅下の居酒屋「たまの里」で懇親会を行なった。

長張 記

多摩稲門会 「第68回文化フォーラム・新年賀詞交歓会」

2019-02-10

平成31年2月2日(土)14時から18時、多摩市永山の多摩永山情報教育センター内にある展望サロン「美膳」で「多摩稲門会『第68回文化フォーラム・新年賀詞交歓会』」が開催された。

第68回文化フォーラムは、『ロス・ベベドーレス』(スペイン語で“飲み仲間”の意)8名によるギターアンサンブル演奏会であった。平松和己幹事長の開会宣言、尾ノ井光昭会長の年始挨拶、この演奏会をプロデュースした上條義喜会員の挨拶のあと、国分寺稲門会幹事長大橋忠弘氏による軽妙な司会で進められた。

演奏は第1部と第2部に分かれ、約1時間半、ギターの哀愁と澄んだフルートの音色で約80名の聴衆を魅了した。演奏はスペイン伝承曲の「メムエロモレナ」で始まり、次に誰でも知っている「愛のロマンス」(映画『禁じられた遊び』で有名)と続き、「テネシーワルツ」、「百万本のバラ」など、ギターアンサンブル特有の共鳴した躍動的なリズムが聴衆の心を揺り動かした。

ひとつひとつの曲の紹介が司会の大橋氏によってきめ細かくなされ、演奏の前に曲の持つ情景が頭の中に浮かびあがり、感動を増幅させた。第1部の最後にフルートの独奏によるビゼーの「アルルの女より メヌエット」が演奏され、第1部が終了した。第2部は「あの丘越えて」「うそよ今夜も」など日本の歌謡曲が続き、最後に「コンドルは飛んでいく」が演奏され終了となったが、“アンコール”の声が入り、タンゴの名曲「ラ・クンパルシータ」と日本の歌謡曲「乱れ髪」で演奏会を締めくくった。1stギターの軽やかなリードに2ndギターと3rdギターが熟練の技術でしっかりと寄り添い、重厚なアンサンブルを醸成した。コントラバスの重低音もアンサンブルを下支えし、心にズンと響いてくる音だった。

卓越したフルートの音色もギターと違って、耳にすっきりと清らかに入り、いつまでも余韻が残るすばらしい演奏だった。今回、稲門会関係者だけでなく、一般のお客様にもご入場いただき、共に新春の多摩稲門会主催文化フォーラム「ギターアンサンブル演奏会」を楽しんだ。長張紘一副会長の閉会の辞と次回文化フォーラム(講演者阿部裕行多摩市長、演題「多摩市の健幸まちづくり」)の紹介で、第68回文化フォーラムを終了した。

引き続き第2部の新年賀詞交歓会が、浅井隆夫副会長の開会の辞、中川邦雄名誉会長の乾杯音頭で始まり、益田幸兒幹事の司会・進行で進められた。哀愁のこもったギター演奏の名曲「愛のロマンス」(禁じられた遊び)、ラテン系の音楽「コンドルは飛んでいく」、ダンス音楽の「ラ・クンパルシータ」、フルート演奏の「メヌエット」など多様な音楽が聞けて、参加者も満足げに談笑していた。酒を酌み交わし、旧交を温め、懇親会会場は50名を超える参加者で活気のある新年会となった。会場の展望サロン「美膳」は部屋が広く、ゆったりと会話ができ、会員の多くは席を移動して語り合っていた。夕暮れの窓から影富士も見え、広い窓ぎわにたたずむ人もいた。

多摩三田会、多摩白門会の来賓のスピーチ、新入会員、参加会員のひと言コメントが続いた。文化フォーラムで演奏した「ロス・ベベドーレス」のメンバーも懇親会に参加し、ギターやフルートの魅力を会員に伝えていた。稲垣友三副幹事長の閉会の挨拶の後、参加者が全員で肩を組んで、校歌「都の西北」を斉唱した。野宇進会計幹事の力強いエール発声で閉宴した。

 

文化フォーラム及び新年賀詞交歓会参加者(敬称略):
浅井隆夫 青木康成 荒井孝之 石川良一 井石道彦 稲垣友三 稲積 滋 井上一良  遠藤千尋 尾ノ井光昭 加来健一郎 上條喜義 川面忠男 川俣あけみ 子幡嘉之 小林 勲 坂田洋介 櫻井和子 白井昭男 白石徹郎 田辺繁友 竹内二郎 辻野多都子 中川邦雄 中村昭夫 長張紘一 浪久圭司 西村弘ご夫妻 野宇 進 平松和己 福田 宏 福田かほる 藤井國男 藤原雅博 本保和雄 益田幸兒 又木淳一 水谷 求 森 悦美 山中康廣 湯浅芳衞 由井濱洋一 吉川啓次郎 吉田富康 鷲野和弘 (以上46名)

来賓 加島正道 加藤敏雄 清家謙吾(多摩三田会) 小林誠司 小島 豊(多摩白門会)その他お客様多数

 

(稲垣友三 記)

「異国の味、飲み放題で堪能」

2019-01-27

75回目のグルメの会は1月22日、京王相模原線多摩境駅近くの「レッドロブスター多摩境店」で開いた。男性8人、女性2人の計10人が参加、カナダ産のロブスターとスペイン風パエリアで異国の味に舌鼓を打った。

 

まずは西村弘さんの音頭で乾杯、暖房が効いた店内で飲む生ビールは厳しい寒気の中を歩いてきた身にもかかわらず、はらわたに沁みるうまさだった。

 

ジャックダニエルのハイボールや秋田県の銘酒「雪の茅舎」などの飲み放題コースを頼んだせいで時間制限がつき、チーズと黒胡椒がかかったシーザーサラダを手始めにクラムチャウダー、ムール貝とアサリの白ワイン蒸しが次々と運ばれた。

 

目玉のロブスター(オマール蝦)は蒸した「スチーム」とバターを塗った「オーブン焼き」のどちらかを選び、ふたりで一匹ずつを分けあった。ハサミや先が二つに分かれたカニフォークでほじくり出した身には、伊勢海老にはない独特の旨味があった。

 

ホタテなどの貝類とパプリカなど野菜がたっぷり入った温かいパエリアで腹ごしらえができ上がり、恒例のショートスピーチへ。

 

川面忠男さんは、皇居の東御苑にある江戸城跡に天守の再建を目指す署名運動が進んでいて、警備上の不安から反対していた宮内庁が最近、反対の動きを収めたそうで、外国人観光客の人気の高さも紹介した。中国では三国時代の名将関羽の60メートルの銅像が造られ、静岡市でも駿府城の天守再建の動きがあるそうだ。各地で観光客を当て込んだ再建・建造活動が活発化しているという。

 

由井濱洋一さんは「今年春に平成が終わり、昭和から三時代を生きられそうですねえ。毎朝ストレッチを1時間やっています」。参加者最年長の新井正子さんは「昼間になんかやってないと動けなくなる」と健康法を披露した。

 

白内障の先進手術を紹介したのは井上一良さん。「普通の手術は焦点を近くか遠くのどちらか選ばなければいけないが、私の場合は全焦点。185万円かかったが、先進医療保険に入っていたので全額無料だった」。

 

西村さんは「徴用工」への賠償問題などが泥沼化している日韓問題を取り上げ、戦後朝鮮半島から引き揚げてきた奥さんが「朝鮮人はうそつきと激怒している。オレも同じ感覚」。一方櫻井和子さんは、「1965年の日韓基本条約締結直後に初めて訪韓した際タクシーから乗車拒否された。それは日本が韓国で苛烈なことをやったから、と感じた。日本も改めて反省して、と思いますけど」と複雑な心中を明らかにした。

 

尾崎隆教さんは北方領土問題について、「ロシアは『領土』を引き渡しても主権は別と言っているが、全然分からない。スターリンが火事場泥棒みたいなことをやって奪い取ったのに」と大憤慨。由井濱さんは「ロシア民族は反省なんかしない」と言い切り、広田進さんは「しっかりした軍備をもたないとちゃんとした外交はできない」と軍拡を求めるかのような主張を展開、論議は熱を帯びた。浪久圭司さんは「領土の奪い合いが戦争。いまはまず、二島を取り戻して平和条約を結ぶことが何より大事だ。外交は相手の考えを読まないといけない。安倍(晋三首相)は嫌いだが、実行力はあると思っている」と外交の奥深さを強調した。

 

世話役は、「安倍首相は憲法9条を改正し、軍備大幅増強の布石を打とうとしている」とし、一方で「核武装を含めて女性の力が防波堤になる」と指摘した。

(世話役 浅井隆夫)

町田市小野路町散策2 

2019-01-27

寒さが続いておりますが、体調管理には気を使われたと察します。
2月例会は近場の町田市小野路町の散策です。昨年10月に訪れていますが、コースを少し変えています。尾根幹線の南側に位置する広大な小野路町の里山は都市開発から免れ、北側の多摩市とは異にしています。近場に住みながら機会がなければ中々訪れることがない地域と思います。体力アップに心掛けましょう。
ご検討の上、体調に合わせご参加下さいますようお願いいたします。

 

1.日時     2月12日(火)

 

2.予定コース
B コース 小野路町界隈 (歩行3時間程)

○ 集合(11:20)  多摩センターバスターミナル11番乗り場
多摩センターから日大三高行き11時30分発 扇橋バス停下車
*この時間帯のバスは1時間に1本です

 

徒歩開始 扇橋バス停→奈良ばい谷戸入口→奈良ばい谷戸右側の尾根に上る→小野路城址付近→神明谷戸→五反田谷戸→こうせん塚→小野路城跡→奈良ばい谷戸分岐→小野路バス停 (時間があれば布田古道経由恵泉女学園大学まで)

小野路バス停→多摩センター駅

 

○ 持ち物・装備
ハイキングスタイル(寒さ対策―ウインドヤッケ・ジャンパー等)でご参加下さい。昼食、水、間食等 各自お好みで、帽子、手袋、タオル等、雨具(折り畳み傘)

 

○ 雨天の場合は中止します。迷うような場合は、電話でお尋ね下さい。

 

参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792 携帯080-5544-6915
e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にお知らせください。

第61回俳句同好会

2019-01-20

多摩稲門会のサークルである「俳句同好会」は毎月第3金曜日の午後1時半から開いているが、1月18日の月例会が第61回となり、活動は6年目に入った。会場は永山公民館の和室。

8人が1週間前にメールで各5句を投句、当日は5句を互選するとともに合評を行なった。

当日、最も話題になったのが〈読初や大化前後の私年号〉という句。天皇陛下が退位され、新年号となる日が近い。このタイミングをとらえた句。私年号(しねんごう)は「朝廷が正式に定めた年号に対し、民間で私に用いた年号」(広辞苑)。九州王朝説があり、そこでは大和朝廷と異なる年号が使われていたという解説も聞かれた。

句会終了後は5人が新年の懇親会を行った。ビールで乾杯後の第2句会となった。

 

投句と選句の結果は以下の通り(特選句は◎で表記)

 

冬日ため鳥語こぼせる櫟山      川俣あけみ(辻野◎、又木◎、長張)
薪暖炉しづかなる時溜むる夜々   川俣あけみ(川面◎、宮地◎、又木)
深々と鍬眠りをり除夜の鐘        萩尾昇平(長張◎、川面、川俣、辻野)
読初や大化前後の私年号        又木淳一(萩尾◎、川俣))
寒ひでり貸農園に風の児ら       川面忠男(川俣◎)
独りよし友来るも良し年の暮       辻野多都子(平松◎)
読初やキーンに学ぶ古今集        川俣あけみ(川面、辻野、萩尾、又木)
お神酒撒き年立ち返る畑に立つ    萩尾昇平(長張、平松、又木)
城跡と聞けばさう見ゆ枯木山       川俣あけみ(萩尾、又木、宮地)
早暁や凍てし空舞う鳥の息         宮地麗子(辻野、平松)
亡き人の足音をふと落葉道        川俣あけみ(長張、宮地)
建売の一軒売れし松飾り          萩尾昇平(川面、平松)
凍てる土手土竜の小山蹴りならす   長張紘一(川俣、辻野)
青天に衣まとひて花芽ひとつ      平松和己(宮地)
富士望む尾根の高みや淑気満つ    川面忠男(川俣)
初星や逝きし人等に見守られ       辻野多都子(宮地)
富士の嶺を雲流れ行く枯れ尾花     長張紘一(川面)
老い人は男女差異なし初鏡        辻野多都子(平松)
谷戸道の吾が影ひとつ枯すすき     川面忠男(長張)
二日はや当番医家を検索す        又木淳一(萩尾)
ふるさとや元日暮れてバス待ちぬ    宮地麗子(萩尾)

(文責・川面)

【ああ、箱根駅伝】

2019-01-13

昨年5月発行の『杜の響き』で、私は「オッカケたい」の今年度のミッションとして、①野球 ②ラグビー ③駅伝 を挙げた。微力ゆえ、これくらいしか活動ができないと思ったのである。

 

野球は、秋季東京6大学リーグ戦が早慶戦を控えた時点で、法政大が1位に立っていた。我が早稲田は慶應大に連勝すれば、法政と同率首位になり、優勝決定戦に持ち込めたのだが、第1戦を落とした。その後、2.3戦に勝利し2位となって、引退する高橋監督へのはなむけになったことは記憶に新しい。

 

ラグビーも、「対抗戦グループ」の中で、帝京大には敗れたものの、慶應、明治戦の接戦をしのぎ切り、6勝1敗で帝京と同率1位となった。トーナメントで行われる大学選手権へは、準々決勝からの出場権を得た。そこでは1か月前に戦った慶應に、劇的逆転勝利で、「年を越し」て準決勝に進んだが、1月2日の明治戦に敗れて、今年の早稲田ラグビーは終わった。しかし、今年の15人のスタメンのうち4年生は3人である。来年こそ2008年以来の学生日本一の座を取り返してもらいたいものだ。この拙文がアップされる前日に、天理大(関西1位)と明治との決勝戦が行われて、2018年度のラグビー学生チャンピオンが決定する。

 

さて、箱根駅伝である。大会前の早稲田大学競争部のHPでは、昨年・一昨年に続く総合3位を目指すと言っていたが、ネットの予想では、来年度の出場がOKとなる10位以内のチームの中にワセダの名はなかった。

 

レース結果を見てみよう。

 

果せるかな1区では、1年生の中谷が好走し、1位と4秒差の4位で2区の太田智(3年)にタスキを渡した。2区は23.1kmと往路最長でなおかつ、権太坂という急な上り坂がある区間だ。ここで太田が失速する。区間23チーム中、21位で一気に14人抜かれの18位に落ちる。3区は私が生まれ育った神奈川県藤沢市を通る区間だ。かつて、東海道本線を跨ぐ橋の上で、あの瀬古選手を応援した思い出がよみがえる。千明(1年)は区間10位で一人を抜いて17位。4区の清水主将(4年)にタスキを託す。清水は区間3位の好走で順位を14位に上げる。5区は往路最終の高低差860mの箱根山上りだ。大木(4年)は期待はずれの区間17位。結局、5時間36分06秒、15位で往路ゴールとなった。トップの東洋大とは9分35秒差、辛うじて10分以内で一斉スタートは免れた。10位との差は2分34秒。微妙な時間だ。

 

翌日の復路は、6区淵田(2年)は区間7位で3人を抜いて12位と順位を上げたが、7区真柄(3年)、8区太田直(1年)、9区新迫(3年)、10区小澤(4年)は、それぞれ区間7~13位で、総合では、ずっと12位、復路記録が5時間34分33秒、総合記録は11時間10分39秒で「箱根」を終えた。13年ぶりのシード落ちである。

 

来年の大会には、今年の10月19日に立川市の昭和記念公園を中心に行われる箱根駅伝予選会で10位以内にならないと出場ができない。同じように、今年11位以下には、中央、日体、日大、神奈川、明治、国士館、大東文化、山梨学院、上武といった、かつての伝統校、強豪校がいる。「多摩稲門会」のノボリをかついで応援に行こうか。

(世話人 竹内二郎記)

2019.1(第181回)かたらいの路・南平丘陵公園

2019-01-13

1月例会は、新年早々の1月8日高幡不動尊から「かたらいの路」へ、そのまま多摩動物公園を回るコースである。

10時京王線高幡不動駅に集合した。駅界隈は正月の賑わいから落ち着きをとり戻し、人混みもさほどの事ではない。風がないせいか寒さはあまり感じない。今日一日晴れ空のようである。

川崎街道を渡り仁王門を潜り境内に入る。それぞれ参拝を済ませながら奥へ進む。

両脇に並んであった屋台も大分片付けられていたが、不動堂の脇を進むと僧侶の般若心経の声が聞こえてくる。

四国八十八ヵ所巡拝を模した巡拝コースは、各箇所に地蔵が祀られ、それぞれ何番目と記されている。山頂の小高い丘に高幡城址がある。

高幡城址見晴らし台からは北側の眺めが一望できる。モノレールの軌道は左右に振れながら立川方面に向かっている。遠い山並みは良く見えていた。
ハイキングコースは続き、境内を抜けて「かたらいの路」は住宅の中に入る。丘陵の尾根と思われる高場の住宅地を暫く進と、直にまた山路入口に着く。

今日の参加者は櫻井さん、川俣さん、小林さん、鈴木さん、青木さん、林さん、長張と7人となった。
山路の入口は、南平東地区センター脇にある。多摩動物公園の北端となり、公園の金網の柵が長く続いている。ハイキンコースのアップダゥンは暫く続き、今回の絶景スポットとなる。関東平野が一望できる。遠くの山並みや高尾の圏央道のジャンクションなど比較的すんだ天気の中で確認できる。

暫く景色を楽しんだ後、「かたらいの路」は再度住宅地に下るが直ぐに、山路に入る。

30分程進むと南平丘陵公園への急登を下る分岐点に到着する。下の公園事務所前で食事して、また、この分岐点に戻り先へ進むことになっており、ここで食事をとる組と2手に分かれる事になった。すっかり葉が落ちた落葉樹の隙間から、下の街並みも良く見える。

 

誰もいない公園の管理事務所前の広場は、鳥のさえずりもない静かな空間の場であった。ここから住宅地の中20分程で京王線南平駅に下ることもできる。
下から女子高校生の集団が入ってきたが、僕ら老人ばかりの集団を見て、直ぐに出て行ってしまった。
公園内広場で食事をすませた後、尾根道の分岐点への急登へ戻る。予期していた急登ではあるが、息が上がってくる。今日の最大の難所ではないか。分岐点で合流し休憩をとる。分岐点の南側は金網の柵が尾根に沿って続いている。

動物園から鳥類の動物と思われる鳴き声が聞こえてくるが、北にあたる裏側の柵越しからは姿は解らない。
動物園の西側の端にはオラウータンの柵がある。中の広場に数頭が日向にあたっている様子が見られる。動物園はここまでで七生公園の中にはいる。

 

七生公園の頂上園地も静かな所で、葉の落ちた梢をとおして陽が差し込み眩しい。休憩後、最西端の動物公園の柵の南側に周りこみ岐路に着く。

この道は関係者のみと注意されていたが、何度も利用しているので進むことにした。七生公園東園に続く路である。七生公園東園の出口に隣接するバッティング施設から金属バットの甲高い音が聞こえるがここも静かなところであった。

七生公園から車道に出て多摩動物公園駅に向かう。

今日は「かたらいの路」に幾つかの公園に寄りながら里山の中を半日ハイキングが楽しめた。

モノレール多摩動物公園駅から多摩センター駅に向い、駅下にある「たまの里」で今年初めての懇親会を行なった。

長張 記

 

 

 

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