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9月の俳句同好会
2016-09-18
多摩稲門俳句同好会の9月例会は16日午後、多摩市関戸の公民館和室で行われ、メンバー10人のうち5人が出席した。また欠席の5人も事前にメール、手紙で投句と選句を世話役に伝えた。これにより第33回目の句会が通常通り成立した。選句は各人3句、投句は同じく5句、うち1句が特選句。
投句は30句になったが、このうち22句が選に入り、特選も9句とばらけた。当日の合評とともに欠席者も選句理由などをメール、手紙で述べていたので充実した句会となった。第33回俳句同好会は、あえて言えば「メール句会」になった。
句会後は有志3人が居酒屋で懇親した。俳句同好会はサークル活動、会員が俳句を通じて交流する場である。
選句は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選句は◎で表記した。
吾亦紅歌ひて花を知らず逝き 宮地麗子(平松◎、山本◎)
巣鴨には余生ぞろぞろ曼珠沙華 萩尾昇平(長張◎、中川、平松、又木)
墓洗う姉の背中よ傘翳す 宮地麗子(又木◎、川面、中川)
夕蝉の尾を引きて鳴く懈怠どき 辻野多都子(中川◎、、川俣、山本)
けふ畳む家を鎖す音ちちろ虫 川俣あけみ(辻野◎、川面、又木)
過疎の村もうひと回りして帰燕 萩尾昇平(川面◎、宮地)
秋雲の乱るる巫山天女舞ふ 川面忠男(宮地◎、平松)
秋の蝉己は読めぬ追悼記 中川邦雄(萩尾◎)
鳥たちも塒離れぬ熱さかな 山本達人(川俣◎)
カンナ燃ゆ薩摩おごじよの裾捌き 又木淳一(川面、中川、萩尾)
葉月かな黄の交り初む高尾山 中川邦雄(川俣、辻野、長張)
秋の虹寂しと鴉消しにけり 川俣あけみ(辻野、長張、萩尾)
干し柿や日と風豊かな過疎の村 中川邦雄(川面、辻野)
古文書の三行半や虫の夜 川俣あけみ(辻野、又木)
干天の恵みの雨も夜叉になり 平松和己(長張、山本)
芋の葉の風が転がす今朝の雨 長張紘一(中川、山本)
母在らばおひつに移す栗の飯 萩尾昇平(川俣、宮地)
秋澄むや渓に小舟の櫂の音 川面忠男(川俣、山本)
白芙蓉一善と云ふ一日過ぐ 又木淳一(長張、萩尾)
屈原の像に寄せたる秋思かな 川面忠男(平松、又木)
敬老日役目そのまま運転す 又木淳一(萩尾)
天高し遠くに漂ふ海の景 山本達人(平松)
(文責・川面)
第34回「歴史に遊ぶ会」鎌倉の寿福寺、英勝寺と旧山本丈太郎邸に行く
2016-09-11
第34回「歴史に遊ぶ会」は9月10日、鎌倉散策と国登録の有形文化財となった旧山本丈太郎邸のイベント「湘南庭園文化祭」を楽しんだ。イベントの司会は鎌倉稲門会の稲田明子さんだが、多摩稲門会の参加者6人の1人、菊沢光江さんは早稲田大学の女性校友会「稲門女性ネットワーク」で稲田さんと役員同士の間柄ということもあり参加したという。
午前9時、小田急永山駅前に集合、10時半過ぎに鎌倉駅に到着。扇ヶ谷にある鎌倉五山第3位の寿福寺に向かった。「歴史に遊ぶ会」はこの6月末に五山の円覚寺、浄智寺、建長寺を訪れており、これで未訪問は浄妙寺だけとなった。
寿福寺の裏の墓地には俳人の高浜虚子、鎌倉幕府第3代将軍・源実朝が眠っており、これらの墓にも詣でた。
英勝寺は鎌倉唯一の尼寺で大田道灌が生まれ育った屋敷の跡に建っている。道灌の子孫で徳川家康の側室だった英勝院の開基。英勝院は水戸徳川家の藩主の養母になったり3代将軍家光の将軍襲職にも協力したりしたことから家光から英勝寺の用地を賜り、住持となった。
寿福寺、英勝寺訪問が午前の部。鎌倉駅近くで旨い手打ちそばを食べた後、江ノ電で長谷へ。午後の部の旧山本丈太郎邸は長谷観音に近い。山本丈太郎は大正、昭和の政治家。旧邸は関東大震災にも耐えた。その後、所有者は九鬼家から神霊教に移り、現在は霊源閣と呼ばれ、築当時のまま保存されている。
邸内を見学した後、東海大学建築学科教授・小沢朝江さんらの解説を聞いた。小沢さんの解説は1時間近いものだったが、まとめれば以下のような内容だ。
「山本丈太郎と同じ空間を経験できるのは稀有なこと。設計者が表千家の技法を活かした数寄屋造りで仕上げがいい。伝統的でありながら近代ならではの材料を使いこなしている」。
この後、東京芸大出身の馬場信子さんの琴の演奏を聴いた。曲目に「春の海」があったが、庭の樹間から由比ガ浜の秋の海が見えた。
多摩に戻り、参加者のうち5人が永山駅近くの中華店で歓談。知識欲を充たすとともに交遊を満喫した一日となった。
(文責・川面)
ボウリングのおもしろさ満喫、「第3回ボウリング大会」開催!!
2016-09-04
台風の余波で雨が降りしきる8月27日(土)、多摩市永山の「永山コパボウル」で、多摩稲門会『ボウリングの会』主催、「第3回ボウリング大会」が行われた。
この日は夏休み中であり子供や若者が多く、また、外が雨だったせいか全レーンとも埋まっており、ボウリング場の中は、活気ムンムン熱気ムンムンだった。午後2時30分集合後、参加者紹介、組合せ・試合方法・ルール説明が行われ、恒例の写真撮影を行った。準備体操の後、ボウル探し、シューズの履き替えなどをして、試合開始を待った。
午後2時50分試合開始。参加者は8名。平松和己さん、鈴木忠男さん、永田鈴代さん(女性)、川畑道彦さん、尾ノ井光昭さん、菊池恵子さん(女性)、野宇進さん、そして稲垣である。
8名だったので2チーム(“こすもす”チームと”“なでしこ”チーム)に分け、それぞれ一人3ゲームずつ投げて、良かった2ゲームの合計で、チームの得点とした。女性には20ピンのハンデが与えられた。
その結果、優勝は“こすもす”チーム(鈴木、平松、永田、稲垣)でチーム点数は1,092点。準優勝は“なでしこ”チーム(尾ノ井、川畑、野宇、菊池)で994点、僅差の勝負であった。最後までハラハラドキドキのチーム戦となった。
最高点は1ゲーム目に稲垣が出した178点。前回菊池恵子さんが出した189点には及ばなかったが、第1回ボウリング大会で井上正さんが出した175点を上回った。今回新しく菊池恵子さんのご紹介で女性の永田鈴代さんが加わった。素直な球筋のボウリングで3ゲームとも安定したスコアを出していた。平松和己さんは目標としていた150点をほぼクリアし、鈴木忠男さんも150点近くを出した。鈴木さんの安定した球筋は定評がある。尾ノ井光昭さんも第1ゲームで145点を難なくマークし、実力の冴えを見せていた。川畑道彦さんは元ボウリング部だけあって、理論に詳しく、ボウリング通であることを示していた。野宇進さんも第2回よりも技術的に上達しており、回を追うごとに楽しみになってきた、菊池恵子さんの安定感は相変わらずで、投球フォームには全員が目を止めるほどであった。稲垣は最高点は出したが、その後の安定感が今一つで、今後の課題である。
ゲーム終了後は、会場を移し、永山駅近くの居酒屋「瞬彩」で成績発表を含む懇親会を行った。ちょうど8人が入れる個室が取れ、ビールの中ジョッキ片手に、ボウリング談議に花が咲いた。
次回、第4回ボウリング大会は11月に行う予定です。皆様のご参加をお待ちします。
(文責:稲垣友三)
9月のコートのご案内です。奮ってご参加ください。
2016-08-28
テニスの会 EVENT 開催日時
2016年 9月6日、13日、20日、27日 8時―10時C,Dコート
以上よろしくお願いします。
小松徹彦
第11回南大沢碁会(人見さん九段就任記念)を以下の要領で実施いたします。
2016-08-28
第11回南大沢碁会(人見さん九段就任記念)を以下の要領で実施いたします。
奮ってご参加ください。
(日時) 2016年9月22日(木・祝) 午前10時10分~午後5時(集合は直接会場へ)
(会場) 南大沢市民センター 第2会議室
(参加費) 1,000円(会場費+賞品代)
(打ち上げ懇親会) 午後5時からまるかみ水産”まぐろ人”、2,000円前後
(大会形式) スイス方式4回戦・・・午前中1局、午後3局
以上/西村
山歩きの会 9月例会のご案内
2016-08-28
八王子市由木地区里山散策
夏の前半は水不足が心配されましたが、台風の上陸で話題が少なくなっています。オリンピックも閉会し、少し静かな世の中になりました。今回は、近場の里山のハイキングコースをゆっくり散策します。ご検討の上、体調にあわせてご参加をお待ちします。
「緑の丘陵と里山をめぐる」コースのハイキングです。多摩丘陵は高尾山裾辺りから三浦半島まで続く広大な丘陵で、地形がイルカの形に似ていることから、イルカ丘陵ともいわれています。その中の一部の頭の部分に多摩市全域が位置づけられます。近場の大栗川流域の上流にあたる八王子由木地区を紹介します。
1.日時 9月13日(火)
2.予定コース Bコース
コース 京王線長沼駅〜長沼公園〜大学セミナーハウス~大塚山公園~
絹の道資料館~多摩美術大学バス停(歩行7.8キロメートル)
途中のバス停から南大沢駅に、ショートカットすることもあります。
○集合 (13:00)京王線長沼駅改札口 昼食を済ましてお集りください。
徒歩開始 京王線長沼駅前改札口広場→長沼公園→大学セミナーハウス→中山→大塚山公園→絹の道→絹の道資料館→多摩美術大学バス停 バスで南大沢駅へ
○持ち物・装備
・ハイキングスタイルでご参加下さい。飲み物、間食等は各自のお好みで。
雨具(折り畳み傘)、
○雨天の場合は中止します。迷うような場合は、メールか電話でお尋ね下さい。
参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792、
e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にまでにお知らせください。
なお、9月24日(土)文化フォーラムを予定しております。あわせてご予定に入れておいて下さい。
恒例のWhat’s Jazz vol.42 のお知らせ
2016-08-21
お陰さまでWhat’s Jazzも好評で満席のためお帰りいただくようになりました。そこでアンケートの「もっと早い時間に」との要望に応えて、 今回(昼の部)(夜の部)を行うことにしました。
夜の部は時間的に難しい方でも昼の部にご参加できますのでどうぞ気軽にお出かけください。山中
俳句同好会・8月の選句
2016-08-21
第32回目の多摩稲門会・俳句同好会は多摩市関戸の京王クラブで午後1時30分から開かれ、10人が投句した30句について鑑賞、選句した。句会後、同クラブのラウンジで暑気払いを行い、談論が風発した。
句会では特選句の「天道虫西軍にあり関ヶ原」が話題になった。大半は句意をはかりかねていたが、選句者の以下の解説を聞いて「なるほど」と納得した。
「畑の天道虫は油虫を食べる益虫だが、茄子の葉を食べてぼろぼろにする害虫でもある。益と害が同居している。関ヶ原の合戦では西軍にいた小早川秀秋が東軍に寝返り、これが西軍の敗北につながった。裏切りの武将を天道虫に見立てた俳句の大きな遊びである」。
選句の結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選句は◎で表記)
胸の修羅覚ませるねぶた跳人かな 川俣あけみ(辻野◎、中川◎、宮地◎、萩尾、又木)
畑にははや秋の風土を撫づ 萩尾昇平(川俣◎、長張、宮地、山本)
昨日より眼澄みたる今朝の秋 川面忠男(又木◎、平松、山本)
泰衡の首桶に佇つ炎暑来て 川俣あけみ(川面◎、辻野、中川)
肌着替え匂袋もいれかえて 辻野多都子(山本◎、萩尾)
八月や秘仏の朱唇閉ぢしまま 川俣あけみ(平松◎、辻野)
青葉闇首吊りし木に缶ビール 辻野多都子(長張◎、中川)
天道虫西軍にあり関ヶ原 中川邦雄(萩尾◎)
秋蝉や故友の笑まふ写真帖 川面忠男(川俣、辻野、又木、宮地)
麦刈て遠くの海が近付けり 山本達人(川面、川俣、長張、平松)
小走りの往診の女医秋暑し 川面忠男(川俣、萩尾、又木)
くちなしの過ぎて漂う下り坂 長張紘一(辻野、又木、宮地)
浴衣着て歌いし君の去年の席 辻野多都子(川面、宮地)
冷し酒想いそれぞれ偲ぶ会 宮地麗子(川面、中川)
またひと組森に消えゆく盆踊り 萩尾昇平(長張、山本)
漱石が眺めしテムズ夏煙る 平松和己(川面、中川)
夕蝉やさても急かるるこの一票 又木淳一(長張)
父母迎え楽しく過ごす盆三日 山本達人(平松)
片陰やはぐれ者にも憩あり 中川邦雄(萩尾)
十五にて人生二度あり敗戦日 萩尾昇平(又木)
空蝉と一声残し未知の空 長張紘一(平松)
避暑の地は遠く遠くに夏を見る 山本達人(川俣)
(文責・川面)
ギタリストのソロ演奏と伴奏
2016-08-21
カラオケサークル「いねの会」の8月16日・例会には11人が参加し、カラオケの合間に2時ほどプロのギタリストのソロ演奏を聴き、また伴奏で歌うというイベントを楽しんだ。
ギタリストは石村 洋さんで早大理工学部の出身。稲門会員の上條さんと旧知であったことから「いねの会」で演奏することになったもの。挨拶代わりにとまず「エストレリータ(小さい星)」、「愛のロマンス(禁じられた遊びのテーマ)」というギターの定番を弾いた。
続いて古賀政男が作曲した「影を慕いて」、「酒は涙かため息か」、「湯の町エレジー」、「悲しい酒」を弾いたが、これらは参加者たちもギターに合わせて歌った。
この後、「古賀政男は明治(大学)の出身。早稲田(大学)の唄、人生劇場を歌いましょう」と言った石村さんは早稲田の第二校歌とも言われる「人生劇場」の歌詞と前口上を用意していた。口上は石村さんの先輩仕込み。口上を述べたのは当日の参加者でNHKのアナウンサーだった西村さん、今でも朗読を教えているプロだ。
「人生劇場」の4番は〽端役者の俺ではあるが 早稲田に学んで波風受けて 行くぞ男のこの花道を 人生劇場いざ序幕♪と歌う。その前口上は「一人男子(おのこ)と生まれたる、宿世の恋のはかなさか、はたまた運命の悪戯か、浮き立つ雲にさそわれて一人旅立つ東京の、学びの庭は・・・早稲田なり。」と締める。昔の早稲田の青春がほうふつとする。
それから石村さんのソロ演奏。曲目は「太陽がいっぱい」、「第3の男」という映画音楽。「グラナダの花」、「シギリージャを踊るジプシー」、さらにショパンの「ノクターン9-2」、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」から「花のワルツ」とクラシックまで聴かせた。
ギター伴奏での歌。順番に田中さんが「別れ船」、上條さんが「小樽のひとよ」、白石さんが「夜霧よ今夜もありがとう」、辻野さんが「乱れ髪」、稲積さんが「好きになられずにいられない」といつもと違う味を出していた。
また、石村さんが用意した「ふるさと」、「おぼろ月夜」、「オーソレミオ」も参加者が歌った後、「アルハンブラの思い出」のソロ演奏で締めた。
再びカラオケになったが、石村さんも「北酒場」を歌い、「とても楽しい会」と言われた。
(文責・川面)
六大学秋季リーグ戦の応援を!
2016-08-21
春は宿命の早慶戦に勝ったものの5位と残念な結果に終わりましたが、6月の文化フォーラムで高橋監督が「秋は絶対に覇権奪回をします。」と宣言されました。
オッカケたいはその後押しをしに初戦の早法戦と掉尾の早慶戦を気合を入れて応援に行きましょう。
(早法戦)
リーグ戦は9月10日に開幕して早稲田は第2試合の対法政戦が初戦なので一般内野席で応援します。第1試合は11時開始の明東戦に宮台君の登板が必至ですので各自フリー観戦で彼の投球を楽しんだ後に13時過ぎ頃からの早法戦を応援しましょう。
高橋監督は「固定観念を無くして学年に関係なく実力本位で選手を起用する。」と明言しているのでどんな新陣容になるのか楽しみで期待が膨らみます。
(一枚の入場券で両試合観れますのでお値打ちです。)
(早慶戦)
六大学リーグ戦は優勝を争うと同時に対校戦です。特に早慶戦はその究極の存在なので絶対勝たねばなりません。高橋監督就任以来、早慶戦3連勝ですが今季も勝って通算46回目の優勝を期待しています。その為には必勝を期して10月29日第一回戦に行きます。試合開始は13時ですが11時30分に神宮球場正面玄関前に集合後一般内野席当日券を購入して入場します。遅くなる方には席を取っておきます。


















