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3稲門囲碁会(14秋)
2014-11-02
10月26日(日)、秋晴れの暖かい中、恒例の「多摩・稲城・調布3稲門囲碁会」が調布の菊野台福祉センターで催された。参加者は調布5名、稲城4名、多摩8名、合計18名が予定され、それぞれ対局の組み合わせも出来ていたが、調布の幹事・早川さんが身内に不幸があったとのことで欠席、17名となったので調布の川住さんが進行役専任となり、16名(Aクラス8名、Bクラス8名)で行われた。
各クラス4回戦を打った結果、Aクラスで、人見八段、Bクラスで西村四段が各4連勝で優勝し、多摩の囲碁力を改めて示した。
多摩からの参加者、戦績は以下の通り。
人見哲爾八段 Aクラス ○(調)○(調)○(稲)○(稲)・・・優勝
城所睦雄七段 Aクラス ●(稲)○(調)●(稲)○(稲)
上杉雅好七段 Aクラス ●(稲)○(稲)○(調)○(調)・・・準優勝
角田重男四段 Aクラス ○(稲)●(稲)●(調)○(調)
西村幸一四段 Bクラス ○(多)○(多)○(稲)○(調)・・・優勝
梶本進司四段 Bクラス ●(多)○(調)●(多)○(稲)・・・3位
平松和己三段 Bクラス ●(調)●(多)○(多)○(稲)
金子宏二初段 Bクラス ○(稲)●(稲)●(調)▲(調)
金子初段は病気休養明けで約1年ぶりの参加にもかかわらず1回戦で稲城の豊間根初段に勝利した。
5時半過ぎからは近くのお蕎麦屋さんで打ち上げ懇親会(参加者13名)、
約1時間半、和やかな雰囲気の中、囲碁四方山話で弾んだ。次回は多摩稲門会が幹事となり、来年4月に開催予定である。来年は「多摩稲門会創立35年」となり、記念碁会として盛り上げたい。
以上、西村
多摩稲門会山歩きの会 11月例会
2014-11-02
日立中央研究所は小平浪平創業社長の「良い立木は切らずによけて立てよ」の意思を引継ぎ、構内の樹木は極力守られ年2回春と秋に開園されます。野川の源流の湧水が複数存在することでも有名です。
東山道武藏路は都と地方の国府を結ぶ古道の幹線道路で、中央鉄道学園跡地の開発時に発見され一部保存されています。
武藏国分寺の寺地は全国一の規模といわれ、どの位の広さであるかまだ結論は出ていません。その中に七重塔があったようです。新田義貞の分倍河原の戦いで伽藍が焼失したと言われています。
今回は、白井さんの引率でご案内します。ご検討の上、体調にあわせてご参加をお待ちします。
1.日時 11月16日(日)
2.予定コース A・Bコース 武藏国分寺駅付近の庭園・史跡巡り(歩行3時間弱)
○集合 (10:00)JR中央線国分寺駅改札口前広場
徒歩開始 JR国分寺駅(10m)→日立中央研究所(10m)→姿見の池(10m)→東山道武藏路跡(5m)→武藏国分寺公園(昼食)(10m)→お鷹の道→真姿の池(10m)→武藏国分寺七重塔跡(20m)→殿ケ谷戸庭園(5m)→JR国分寺駅
*国分寺駅南側「庄屋」等で、ご希望者の「お疲れさん会」を予定します。
○持ち物・装備
・昼食、水、間食等 服装(長袖シャツ・セーター等)、ハイキングスタイルで帽子、タオル等、雨具(折り畳み傘)
○雨天の場合は中止します。迷うような場合は、メールか電話でお尋ね下さい。
参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792、 e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にまでにお知らせください。
尚、11月25日(火)故川妻庸二名誉会長の「偲ぶ会」を執り行ないます。
「歴史に遊ぶ会」佐渡の寺社・史蹟に見る日本史断章
2014-11-02
「佐渡の寺社・史蹟に見る日本史断章」というテーマの史談会が10月24日、聖蹟桜ヶ丘駅前の「鳥花」で行われ、6人が参加した。話し手は私、川面が務めた。簡略して説明すれば、今のような内容になる。
1、承久の変と順徳院配流跡
後鳥羽上皇は承久3年(1221)幕府を倒そうと挙兵したが、敗北して隠岐、第3皇子の順徳上皇は佐渡に配流された。
(1)黒木御所 順徳上皇(1197~1242)の佐渡における配所で、京都に帰ることがないまま在島21年に及んだ。
(2)真野御陵 順徳上皇は崩御後、真野で火葬にふされた。その火葬跡。
(3)本光寺 順徳上皇の持仏であったと言われる聖観音立像がある。
(4)世尊寺 順徳上皇に供奉して渡島した北面の武士、遠藤四郎盛国が上皇薨去後も島に留まり、一宇の堂を建てたことに由来。
(5)一宮神社 順徳上皇第一皇女慶子女王を祀る。墓は別の場所にある。
(6)二宮神社 第二皇女忠子女王を祀る。隣接して墓所がある。
(7)千歳宮墓 皇子の墓所。
2、鎌倉幕府の日蓮弾圧と佐渡配流
日蓮宗の開祖・日蓮(1222~1282)は文永8年(1271)幕府に捕らえられ、一度は斬首と決められたが、佐渡に流された。
(1)根本寺 日蓮は三昧堂という荒れた小堂に住まわされた。現在の根本寺。今では日蓮宗有数の寺になっている。
(2)妙宣寺 日得は遠藤左衛門為盛で、順徳上皇に供奉して佐渡に渡ったが、上皇が崩御した後は日蓮に帰依した。阿仏房は真野に妙宣寺を開基した。
(3)實相寺 日蓮が妙照寺になっている阿弥陀堂に幽居していたとき、毎早暁ここへきて東方の故郷安房の両親を追慕し、朝日を拝んでいたという。
(4)妙照寺 文久9(1272)年から2年間居住、その跡地に建てられたと言われる。日蓮赦免1年後のことであった。
3、京極為兼の配流
為兼は大覚寺統と持明院統の両統迭立の争いに巻き込まれ、1298(永仁6)年佐渡に流された。鎌倉幕府と通じていた西園寺實兼との確執が背景。
(1)八幡宮 為兼の配所跡。
(2)禅長寺 配流となった京極為兼がこの寺の毘沙門堂に滞在した。
4、正中の変・元弘の変と日野資朝
正中元年(1324)、日野資朝(1290~1332)は後醍醐天皇の鎌倉幕府打倒計画に加担、情報が幕府にもれて捕えられると資朝は責を一身に負い、正中2年(1325)に鎌倉幕府によって佐渡に流された。7年後の元弘元年(1331)、後醍醐天皇は再び討幕を企てたが、失敗して隠岐に流された。元弘の変の後、鎌倉幕府は日野資朝を斬罪した。
日野資朝の墓 資朝が荼毘にふされた場所が妙宣寺の一角にあり墓が建っている。しかし、遺骨は従者が高野山に葬ったとも伝えられている。
5、世阿弥の佐渡配流
世阿弥は永享6年(1434)、足利義教により佐渡に流された。72歳になっていた。
(1)万福寺 佐渡の最初の配所。
(2)正法寺 その後、正法寺に移された。正法寺には世阿弥が都から持って来たと伝えられる能面がある。
(3)長谷寺(ちょうこくじ) 世阿弥が途中で立ち寄った。
6、大久保長安
大久保長安(1545~1613)は、東海・中山道の伝馬制、石見銀山(1601)佐渡金銀山(1603)、伊豆銀山(1606)の奉行。死亡すると、公金隠匿の罪を着せられ、遺子7人のうち男子5人は死罪となった。事件の真相は不明だが、長安の巨額の資産と幕府内での権力闘争が原因と言われている。
(1)大安寺 長安が佐渡で建てた個人の寺。長安が生前に建てた逆修塔がある。
(2)大願寺 焼失後、大久保長安が佐渡奉行として援助、再建された。
以上の寺社・史蹟をすべて見たうえ、地図で所在地を説明した。
約1時間の史談会の後は恒例の懇談会に切り換えて一夕を楽しんだ。
(文責・川面)
「こそばの会/チーム坪山」 そばの刈り取りが終わりました。
2014-11-02
夏の真っ盛り8月1日に種まきしたそばを、天候に恵まれた10月25日~26日予定通り刈り取り作業をして完了させました。
東京から駆けつけたメンバー15名が一斉に刈り取り作業にかかると早い早い、翌日の午前中には完全に終わって畑のなかに島立てが100個ほど出来上がりました。
畑の中で1週間ほど乾燥させてから脱穀します。
脱穀したそばの実はまだ殻のついた状態ですが、このまま更に1週間ほど更に乾燥させます。
そうこうしている内に11月もなかばです。この後石臼で製粉し漸くそば粉になり「そば打ち」ができるようになります。
今年の新そばを味わう会を12月7日(日)に予定しています。
詳細は別途ご案内いたします。お楽しみに。
(報告:依田敬一)
ジャズプラッツライブからのご案内
2014-11-02
ルヴェソンヴェール南大沢で開催する「ジャズプラッツ」ライブのご案内です。
http://jazzplatz.blog134.fc2.com/
山中康廣
早慶ラグビー・オッカケたいのお誘い
2014-10-19
早慶ラグビー定期戦が恒例の11月23日に秩父宮ラグビー場で行われます。
日本ラグビーは早慶明がリーダーシップを取り発展して来ました。
特にこの一戦は両校の伝統とステータスの高さがファンの関心を呼んで、例年 日本選手権決勝戦よりも多い観衆がスタンドに詰めかけて良い雰囲気です。
早稲田の華麗なユサブリ戦法と慶応の魂のタックルの応酬による両校のひたむきなプレーは学生ラグビーの醍醐味にあふれた期待にたがわぬ好試合を堪能出来ます。
オッカケたいは次の通り出動しますので皆様の参加をお待ちしています。
①日時:11月23日(祝日) 14時キックオフ
②集合:秩父宮ラグビー場(地下鉄銀座線外苑前駅徒歩5分)
正面入り口前広場・早稲田グッズ売り場付近に12時30分
③チケット::集合後に当日売り一般自由席券を購入して
日当たりの良いバックスタンドで観戦します。
(西日対策に鍔のあるキャップがあるとベターです。)
④観戦後:希望者は紅葉の外苑銀杏並木~信濃町駅~新宿ライオンへ。
勝利の美酒会を予定します
⑤参加の方:前日までに湯浅まで連絡をお願いします。
電話・・・・042-374-9140
メール・・・yuasa43113@theia.ocn.ne.jp
( 当日の連絡は携帯電話・・・・090-9101-9140)
オッカケたい世話人 湯浅芳衞
11月のコートのご案内です。奮って ご参加ください!
2014-10-19
11月のコートが確定しました。
●場所:一本杉公園内テニスコート
なお、18日は、多摩東公園コートにて日野稲門会との交流戦を予定しています。
▼開催日時等:
・11月04日(火) 8:00~10:00 Cコート・Dコート
・11月11日(火) 8:00~10:00 Cコート・Dコート
・11月18日(火) 8:00~12:00 多摩東公園B・E・Fコート
・11月25日(火) 8:00~10:00 Cコート・Dコート
稲垣コーチによるレッスンもあります。 是非、コートへお出でください。
お問い合せは:中里 保司/Mail to ⇒ nkzto@live.jp
故川妻庸二名誉会長を偲ぶ会開催お知らせ
2014-10-19
多 摩 稲 門 会
世話人代表 中川 邦雄
多摩稲門会川妻庸二名誉会長(享年88歳)は、本年6月30日に永眠されました。生前のご厚誼に深謝し謹んでご通知申し上げます。
つきましては、故川妻庸二氏とゆかりの深かった皆様とともに、故人を偲ぶ会を下記の通りに執り行うことにいたしましたので、ご出席くださいますようご案内いたします。
なお、当日は平服にてお出掛けください。
記
日時 11月25日(火)1時から4時
場所 京王クラブ(多摩市関戸2-43-12)
聖蹟桜ヶ丘駅東口より徒歩5分(042-337-3478)
ご昼食のお弁当等を用意いたします。
ご出席の連絡を、長張紘一(tel 042-337-1792、mail nagahari@ttv.ne.jp)
に11月5日までにお知らせ下さい。
尚、「偲ぶ会」に出席される方は、3,000円の会費を当日お支払下さるようお願いいたします。
以上
2014.10(第147回)城山
2014-10-19
10月18日の例会は裏高尾から城山へのハイキングコースである。
今月になって2回大型の台風が日本列島を串刺しし、九州・中国・四国地方には甚大な被害をもたらした。今週の水曜日に富士山に降雪があり、その前後の多摩から見る富士の姿は一変いる。
JR高尾駅北口改札口に、集合時間より前に全員集まった。好天に恵まれたハイキング日和は、山好きの高齢者は見逃さない。高尾駅バス停には長蛇の列が並んでいた。
バスに乗り込めるか不安であったが、後尾に増発の2台目のバスがくっついていた。僕らは後発のバスに乗り込み一番後ろの席に一列に座ることができた。
今日のメンバーは、櫻井和子さん、中川邦雄さん、金子宏二さん、長張紘一の4人となった。
2台の路線バスと貸切バス1台の乗客は小仏バス停で全員降ろし、乗客はそれぞれ旧甲州街道を小仏峠へ向かってゆく。
バスを降りた大勢のハイカーは一斉に歩き始めたが、次第にまばらとなり静な山道になってきた。樹林の下を只管上って行く。
ヨメナやユウガギクが最盛期を迎えている。1時間弱で小仏峠に着いた。峠のベンチで休憩する。
峠から30分程で城山山頂。今までに見たことがない程の大勢の人で賑わっていた。空いているベンチ・テーブルを捜し昼食とした。
山頂にある売店は飲み物やおでん等、良く売れて活気が見られる。僕らは新しくなったベンチを利用させてもらったが、店の利用はしなかった。天気は良く風はなく清々しい。
帰りは日影沢バス停まで林道を下るコースを予定したが、尾根道を下る東尾根コースをとってみた。暫くは林道と並行してなだらかに下って行くが、次第に林道と離れ樹木が伐採された場所から、植林の中に入って行く。
東尾根コースは、古い地図には載っていないが、良く整備された一本道である。中川さんは、城山からのなだらかな下りの林道を常に利用されていたが、このコースは初めてのようであった。
東尾根コースは、道標は全くなく初めて一人で歩くには勇気がいりそうである。ヤクシソウの黄色い花が一斉に咲いていた。下りの続く山路も途中2ヵ所ピークがあった。
長い下りと感じたが、中央道を見下ろす位置から、並行する位置へ、なお、見上げる位置となり日影沢に出ることができた。日影沢を渡り向こうの側の目の前の林道に出なければならないが、沢が行く手を遮っている。地図に載っていないようなコースであるから橋もない。
日影沢の水量は多く渡れる場所が見当たらない。沢の左岸を藪こぎしながら下って行くが、中々、渡る適当な場所がみつからなかった。藪こぎもこれ以上進むことができない付近に、岩が比較的に飛び石状に顔を出している場所を見つけ、この場所を渡ることにした。靴を水の中にいれながら一同慎重に渡り対岸の林道に出ることができた。あまり日常的でない沢渡りや藪こぎの体験を後になって語り楽しんでいた。
日影沢バス停で乗車する予定であったが、時間もあることで高尾駅まで歩く事にした。
裏高尾、摺指の豆腐屋を過ぎ、車道と並行する小仏川に右岸のハイキングコースを進み甲州街道に出る。そのまま線路に沿いに高尾駅に着いた。徒歩時間は2時間半から2時間程オーバーしたが、一同山道の徒歩を楽しみ苦ではないようであった。
聖蹟桜ヶ丘駅で、今日参加できなかった川面忠男さんと合流して、今日の山歩きの体験や様子を語り、共に美酒に酔うことができた。
長張 記
第10回俳句同好会
2014-10-19
第10回目となる10月の例会は第3金曜日の17日午後1時から永山公民館(ベルブ永山)4階の和室で行われ、7人が出席、2人が欠席投句した。当季雑詠句を3句投句し、5句を選ぶのは例月通り。
披講後の合評で、これよりの鎖渡しや濃竜胆、という句について作者は稲門会のサークル「山歩きの会」が平成17年に山梨県の乾徳山に登った時の体験を踏まえたものであることを明らかにした。俳句は「今」を詠むと言われるが、過去の出来事も現在眼前に思い浮かべれば、それは今であることを確認した。
乳母車の女と辿りし野菊かな、も故郷に帰った時、結婚し母親になっていた懐かしい女性とたまたま再会、一緒に歩いていた時のことを思い出して作った句。その女性はすでに亡くなっているが、青春の儚い思い出から今生じた詩心を詠むのも俳句であろう。
句会後は最寄りの店に場所を移し、6人が参加して例によって酒を飲みながらの第2句会、さらに3人は隣のうどん店で第3句会を行った。
次回の11月例会はベルブ永山の和室で行うが、第3金曜日は部屋がうまっており、臨時的に翌日の22日午後1時からとなる。
選句は難しいという理由で投句数よりも多くしている。互選句の中の特選句は従来、特選句にした選者の名だけを記してきたが、全選句者名も記すべきという意見があり、特選句にした選者は◎、並の互選句は名前だけとして以下の通り記載した。
特選句
新米やただ塩だけのにぎり飯 萩尾昇平 (長張◎、又木◎)
これよりの鎖渡しや濃(こ)竜胆(りんどう) 川俣あけみ(川面◎、金子、平松)
老い二つ過不足なきや鰯雲 金子宏二 (川俣◎、萩尾、又木)
乳母車の女(ひと)と辿りし野菊かな 金子宏二 (平松◎、川俣)
水澄むや刑場ありし野の小川 中川邦雄 (金子◎、萩尾)
草虱吾に後事を託したり 又木淳一 (萩尾◎)