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第99回俳句同好会

2022-03-20

 多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の3月例会が18日午後、多摩市の関戸公民館和室で開かれ、8人があらかじめ5句ずつ合わせて40句を投句したが、当日は4人が出席、残り4人はメールなどで世話人に選句を伝えた。高得点を得たのは、春の耕しという季節を詠んだ句。〈農具出番を待つ〉という句は田や畑に出たいが、体調が整わず思うようにならない作者の気持ちを農具に託した句だ。〈農具置く谷戸の田んぼ〉の句も耕しを待つ季節を詠んでいるが、こちらは季節感だけでいま一つ。〈休耕田に名草の芽〉という句だが、これは後継者不足などのため耕す人がいなくなった田にも草の芽が育つという自然の力を詠んでいる。〈草餅を食むや画面に戦の火〉は、戦火に苦しむウクライナの人々を思いながら平和な日本の日常生活を詠んだ。時事俳句ではあるが、共感を呼んだ。

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選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、◎は特選を表記。

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あたたかやバス停で読む一頁――― 宮地麗子(又木◎、松井◎)

春暁や手慣れし農具出番待つ ―――長張紘一(川面◎、川俣、辻野)

温みたる水に差し足鷺一羽――― 長張紘一(柴田◎、辻野、又木)

頬杖の虚ろ心や花ミモザ ―――川俣あけみ(辻野◎、宮地)

青み帯ぶ日を集めたる福寿草――― 松井秀尚(長張◎、又木)

梅が香を丹田に置く一日かな――― 又木淳一(宮地◎)

色褪せし休耕田に名草の芽――― 長張紘一(川俣◎)

完解を告げられし朝初音聞く――― 川俣あけみ(川面、柴田、長張、宮地)

蜂飛ぶや佳境の頁指しをり ―――川俣あけみ(長張、又木、宮地)

草餅を食むや画面に戦の火――― 川俣あけみ(川面、辻野、又木)

咲かぬ梅散る梅のある梅見かな ―――宮地麗子(柴田、松井)

玩具めく電車の渡る橋おぼろ ―――辻野多都子(川俣、長張)

日燦燦と斜りの息吹き菫草―――川面忠男(松井、柴田)

下萌や忘却語る友のいて―――辻野多都子(長張)

落椿急流下り渦に消ゆ ―――柴田香代子(松井)

薔薇の芽の放つ光の息づかひ――― 松井秋尚(柴田)

過去断ちて迷ふ間もなく梅盛り―――辻野多都子(松井)

農具置く谷戸の田んぼの斑雪かな――― 川面忠男(川俣)

白寿翁その剪定のリズミカル―――又木淳一(川俣)

節分草二輪の風に揺れ止まず――― 松井秋尚(宮地)

春浪のひたすら寄する能登の果て――― 辻野多都子(川面)

籠り居の母と娘の雛祭り ―――柴田香代子(川面)

幾年ぞ妻のハミング花ミモザ ―――又木淳一(辻野)

(文責・川面)

What’s JAZZへの招待 vol.60

2022-02-27

What’s JAZZライブを楽しみにされている方々各位

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好評のバイオリニスト、里見紀子さんを迎え、昼の部はクラシックジャズと映画音楽

夜の部はラテンと映画音楽をブルースカイーカルテットでお贈りします。 ご家族ご友人お誘いあわせの上お越し下さい。

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2022年4月8日(金)

・昼の部   13:30開場 14:00開演

・夜の部   17:00開場 17:30開演

・出 演  里見 紀子(vn)  神村 晃司(p) 菅井 信行(b) スインギー奥田(ds)

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・テーマ  

昼の部 第1部:クラシック カルメンハバネラ 他   第2部:映画音楽 時の過ぎゆくままに 他  

夜の部 第1部:ラテン  エストレリ-タ 他     第2部:映画音楽 ムーンリバー 他

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・場所:永山公民館5階 ベルブホール(永山駅徒歩5分)

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・入場料 昼の部、夜の部それぞれ1,500円、完全入れ替え制。前売券発売期間は3月8日(火)10:00から4月7日(木)17:00迄。

ヴィータ7F多摩ボランティア市民活動支援センターで発売。 ※なるべくお釣りのないようにお願い致します。

当日券(残余ある時)は当日13時から受付で発売。

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・定 員  72席(新型コロナの感染状況により、変更されることもあります。)

※当日はマスク着用、チケット半券に住所.氏名.電話番号を記入して下さい。

問い合わせ 山中康廣 y.y@abelia.ocn.ne.jp  

第98回俳句同好会

2022-02-20

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の月例会が2月18日午後、多摩市関戸の公民館和室で開かれた。メール参加を含め8人が5句ずつ投句、選句したが、冬の季語、春の季語が入り混じったのが2月の句会の特徴と言える。暦の上では立春が過ぎたが、寒さが戻る日が多いという季節感の表れだ。

8人の選句を発表した後、出席者4人の合評となった。2人が特選とした〈ひと畝に萌黄吹き出づ春浅き〉は早春の景がすっと浮かぶ句と評された。高得点句となった〈老松を伐りて寂しき年始〉は、〈老松を伐りて〉という措辞と〈年始〉の取り合わせが新鮮であり、〈寂しき〉という感情表現もこの句の場合は生きていると鑑賞された。〈吹かれゐる山盛りの絵馬梅明かり〉の絵馬は、合格祈願だけでなく母の病が回復する奇跡を祈るのもあったと作者が自解した。

当日の句会が第98回目だが、2か月後の4月に第100回目を迎える。

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選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)

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ひと畝に萌黄吹き出づ春浅き―――松井秋尚(長張◎、又木◎、川俣)

老松を伐りて寂しき年始―――辻野多都子(川俣◎、宮地、長張、柴田)

吹かれゐる山盛りの絵馬梅明かり―――川俣あけみ(松井◎、長張)

独り居の豆撒かぬ夜の幾度か―――宮地麗子(柴田◎、又木)

早咲きの花菜の風を吸ひにけり―――川面忠男(宮地◎)

この星に着地叶はぬ春の雪―――宮地麗子(川面◎)

走り根の走れる先や笹子鳴く―――川俣あけみ(川面、辻野、又木、松井、宮地)  

寒紅梅塞げる胸の内に咲け―――宮地麗子(川俣、柴田、辻野、又木)

亡き人の吐息か梅の二三輪―――川俣あけみ(辻野、松井、宮地)

文字小さき古書肆(こしょし)の本や春寒し―――川俣あけみ(辻野、松井、宮地)

風抜ける道となりきる枯木立―――柴田香代子(川面、長張)

探梅や宝探しの子らと会う―――柴田香代子(川俣)

四肢伸ばし蒲団通して冬陽浴び―――長張紘一(辻野)

三寒と四温過ぐれば病癒ゆ―――柴田香代子(長張)

自転車のタイヤ押す指春隣―――又木淳一(川俣)

日を溜めて枝混み合へる濃紅梅―――松井秋尚(又木)

中尊寺雪の嵩抱く曲がり松―――辻野多都子(川面)

古民家に添ひ立つ梅の見映えよき―――川面忠男(柴田)

紅椿いざ鎌倉と馳せし道―――川俣あけみ(川面)

白銀の富士を真中に建国日―――又木淳一(松井)

水音のリズム戻りて寒明くる―――松井秋尚(柴田)

(文責・川面)

春の文化フォーラム中止のお知らせ

2022-02-20

2022年2月20日                             

多摩稲門会会長                              

尾ノ井光昭

会員各位

 日頃は多摩稲門会活動に、ご協力・ご支援賜り厚く御礼を申し上げます。 新年を迎えて間もなく新型コロナウイルス・オミクロン感染症が猛威を振るい始め、やがて第6波となり全国で感染者が急拡大しています。東京都では、1月21日に適用された新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」も3月6日迄延長されました。

ご高齢の会員の皆様は徐々に3回目の接種を終えられ、ひたすら隠忍自重の日々をお過ごしの事と推察致します。  

標記の件、昨年末の段階で今年の3月頃には開催可能な状況になると期待していましたが、収束の目途が立たない中、残念ながら中止を決定致しました。 どうぞご理解の程宜しくお願い致します。

末筆ながら会員各位のご健康を心から祈念しております。

第97回俳句同好会

2022-01-23

多摩稲門会・俳句同好会の97回目の句会が1月21日午後、多摩市の関戸公民館和室で開かれた。サークルとして発足し9年目の活動に入ったのだ。

当日はメンバー全員が〈眉月の風に研がるる寒の入〉という句を選んだ。しかもメンバーの半数が特選句にした。これは特筆に値する。寒々とした夜の三日月、身を刺すような風がいかにも〈寒の入〉を伝えている。作者は風花が舞った日の夜、雨戸を閉めようとしたところ細い月が残っており、風の鋭さもあって〈寒の入〉を実感したと自句解釈した。

例月は投句の半数以上が選に入るのだが、1月は18句と半数を下回った。選句が比較的ばらけなかったわけだが、それは特定の句に集中したせいであろう。特選となった句も4句にとどまった。

句会では選句とともに合評した。〈残されて寒月仰ぐ家路かな〉は、〈残されて〉に共感したとか、逆にそれが説明になっており、惜しまれるといった評もあり、自由闊達な感想を述べ合う句会になった。原句を推敲し直した句も少なくない。ちょっとした直しで句が生き生きとするのだ。これも句会の醍醐味である。

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選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選は◎で表記。

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眉月の風に研がるる寒の入―――川俣あけみ(川面◎、長張◎、松井◎、又木◎、柴田、辻野、宮地)

初鏡硯の陸(をか)に映る顔―――川俣あけみ(柴田◎、川面、辻野、又木)

残されて寒月仰ぐ家路かな―――辻野多都子(宮地◎、川俣)

色紙書く筆の鋒荒る久女の忌―――川俣あけみ(辻野◎、又木)

氷面鏡ゆるびて富士を崩しけり―――柴田香代子(川俣、長張、宮地)

霜柱見ては子供の足となる―――松井秋尚(川面、川俣、辻野)

海浄め大地浄むる初日の出―――柴田香代子(松井、宮地)

通夜帰りひときは強き枯木星―――川俣あけみ(又木、松井)

道々の角々ごとの四方の春―――又木淳一(長張,宮地)

声上ぐる田の凍て鶴へ朝日かな―――柴田香代子(川俣、辻野)

冬の雷夫の墓前を二三足―――川俣あけみ(川面、松井)

かさこそと枯草跳ぬる雀かな―――川面忠男(柴田、長張)

寒卵ケージの密を想ひけり―――又木淳一(川俣、柴田)

青空のそのまま続き去年今年―――松井秀尚(川面)

生も死も包みラジオはクリスマス―――辻野多都子(長張)

初雪やビニール傘を回し行く―――川面忠男(松井)

初雪やふと口遊む童歌―――川面忠男(柴田)

猿之助の狐宙飛ぶ初芝居―――辻野多都子(又木)

(文責・川面)

高尾山

2022-01-02

1月例会は、久しぶりに高尾山です。以前は陣馬山から高尾山まで「シモバシラの花」を見る会として毎年定例化していました。寒い朝であれば氷の華が観察できるかもしれません。ご検討の上、体調にあわせたコースでご参加をお待ちします。

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1.日時     1月11日(火) 

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2.予定コース  高尾山口から6号路から登り、裏高尾へ(歩行3時間半程)  

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○集合 (10:00)京王線高尾山口駅改札口前広場

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徒歩開始 高尾山口駅→6号路(:20)→琵琶滝(1:00)→飛び石→稲荷山コース・5号路(:20)モミジ台(昼食)→(:30)日影沢林道(1:10)→日影バス停  バス時刻表 14:43 15:13 15:43 16:43   →高尾駅

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持ち物・装備

ハイキングスタイルで(長袖シャツ・ウインドヤッケ・ジャンパー等防寒具)ご参加下さい。昼食、飲み物、間食等は各自のお好みで。雨具(折り畳み傘)、ストック等

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○雨天の場合は中止します。迷うような場合は、メールか電話でお尋ね下さい。

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参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792、携帯080-5544-6915  E-mail nagahari@ttv.ne.jp)にまでにお知らせください。

第96回俳句同好会

2021-12-19

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の12月例会が17日午後、多摩市関戸の公民館和室で開かれた。第96回であり、サークル活動として発足して以来、8年を経たわけだ。

当日は9人が出席、そのうち8人が5句ずつ投句と選句を行ったが、今回も四国を遍路して詠んだ句が高得点となった。他に高得点となった句の下5、〈ほしいまま〉について合評で論議となった。杉田久女の代表句、〈谺して山ほととぎすほしいまま 〉の〈ほしいまま〉は久女が苦心して編み出した語であり、いかがなものか、という問題提起だ。結果は、名句を読み、それが意識の底にしみこみ、句を作る際に措辞として使ってしまうことはあるだろうという見解に止まらざるをえなかった。

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選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選は◎で表記。

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琵琶の音や白山茶花の散る夕べ―――川俣あけみ(柴田◎、宮地◎、川面、又木)

裸木となりて月光ほしまま―――柴田香代子(松井◎、辻野、長張、宮地)

菅笠を吹き上ぐる風冬遍路―――川俣あけみ(川面◎、柴田、又木、宮地)

源平の合戦の地や小春凪ぎ―――川俣あけみ(又木◎、川面)

奪衣婆の小さき御堂柘榴笑む―――川俣あけみ(長張◎、辻野)

女人堂に秘むる一念帰り花―――川俣あけみ(辻野、又木、松井)

吾独り木の葉しぐれの中に居り―――宮地麗子(柴田、辻野、長張)

友逝きて余白広ごる年の暮―――柴田香代子(松井、宮地)

紅葉散る日の色めくりめくりつつ―――松井秋尚(川俣、宮地)

散紅葉胸に寄りくる外湯かな―――宮地麗子(川面、長張)

久闊の記念写真や木の葉髪―――川面忠男(川俣)

枯菊や今朝も剪られず命延ぶ―――宮地麗子(長張)

もがくほど師走の刻に溺れゆく―――松井秋尚(川俣)

年忘れ向かふ都心の遠くなり―――川面忠男(柴田)

屋島の合戦

嗣信が弓手射ぬかれ散紅葉―――辻野多都子(川俣)

奈良想ふ土産の葛湯吹きながら―――宮地麗子(又木)

冬青空頭を空にするベンチ―――松井秋尚(川俣)

木枯しやしばし耳鳴り遠ざける―――柴田香代子(松井)

清掃デー桜落葉と遊ぶ子等―――又木淳一(川面)

有る物で済ます夕餉や日短―――宮地麗子(辻野)

境内に出店作るも年用意―――松井秋尚(柴田)

書き直す終活ノート年の暮―――川面忠男(松井)

(文責・川面)

2021.12(第196回)展覧山、多峯主(とうのす)山

2021-12-19

12月14日、当日の天気は昼過ぎ少雨との予報であったが、関東南部に偏っていると解釈して実行に踏み切った。集合は10時30分、場所はJR東飯能駅改札口前。川俣あけみさん、宮地麗子さん、中西摩可比さん、川面忠男さん、林譲さん、坂田洋介さん、長張紘一の7名の参加である。

今冬の一番の冷え込みとなる曇天の中、駅を離れ西側に真っすぐ延びる歩道を歩く。1㌔ほどひたすら歩くが、体は暖かくならなかった。中央通りには駿河台大学駅伝参加の幟旗が続いていた。

                                                                                                                                                                                 T字路に突き当たり右折すると天覧山らしき森が左方面に見えてきた。名園である能仁寺境内には入ることができなかった。やり過ごし緩やかに上って行く。

木立の中を上って行くと、天覧山中段と呼ぶ広場に出た。天覧山山頂に至る道は2手に分かれてしまった、後発メンバーは十六羅漢のある岩場の道を選び、岩場の眺めを楽しんだ。この辺りの岩場は3億数千年から1億数千年前に、海底でできたチャートが隆起してできたものである。

十六羅漢は徳川五代将軍綱吉の時代に、病気平癒を祈願した能仁寺に対しての御礼に、生母桂昌院が寄進した石像で岩場の上のあちこちに立っていた。岩場を上る鎖場の所があり慎重に上って行く。上部の山頂の南側は人工のテラスで張り出しており、上部から人の声が聞こえてくる。僕らのメンバーの声ではなかった。

山頂に辿り着いたが、先行のメンバーは既に下山していた。山頂直下で合流できたが、そこで、川面さんの早稲田の帽子を見て、金子宏二さんを知っているかと問いかけられたようだ。私が辿り着くと、以前、剣岳に登頂の折りお世話になった平山敏夫さん(右側)に出会った。平山さんは金子さんと共に早稲田の職員の校友で、山楽会の同僚だった方であり、2013年の剣岳登山には金子さんや遠藤千尋さんとともに、また、事前の二子山での岩場の訓練と度胸試しでもお世話になった。

平山さんとはこの集合写真の後、T字路で左右に分かれ、我々は、尾根筋を上り多峯主山を目指した。山頂までの道のりは、緩やかな上りであったが、山頂直下の上りは急登である。ここで中西さんと林さんが下山した。上りの道は思ったより長く感じ最後の急登はきつかった。

標高271m多峯主山の山頂からの飯能市の手前に、天覧山が眼下に見える。陽が指して明るくなっている場所も遠く見える。ここにあるテーブルで一組の別グループと、少し遅めの食事をとった。

山頂から御岳八幡神社への途中に雨乞池が見下ろせた。神社も岩山の上に鎮座していた。岩山を下った広場から見上げると岩壁に圧倒される。永く続く石段を下り車道に出る第2の鳥居を潜った時に雨がぱらついてきた。山道で雨に遭わなかったことはラッキーであった。予定の入間川の河原コースを変えて、東飯能駅への直行コースで車道を歩いた。休憩も兼ねて私立博物館に寄り、催し展示を見学して東飯能駅に着いた。小雨はすっかり止んでいた。聖蹟桜ヶ丘「鳥はな」で懇親会を行った。厳しくも変化のあるハイキングに満足されたようであった。

       長張 記

展覧山・多峯主山歴史を訪ねる散策

2021-11-28

県立奥武蔵自然公園の玄関、飯能市街地から少し足をのばすだけで、緑の山麓や清流のほとりにたつことができます。自然を求めて、歴史を訪ねて気軽なハイキングが楽しめます。

初冬の街を散歩しながら、体力アップに心掛けましょう。ご検討の上、体調に合わせご参加下さいますようお願いいたします。

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1.日時     12月14日(火)

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2.予定    展覧山(197m)・多峯主(とうのす)山 (270m) (歩行3時間ほど)

    参考  聖蹟桜ケ丘駅(京王線準特急・新宿行)09:13→09:17分倍河原駅(JR南武線・立川行)09:25→09:36立川駅(JR青梅線・青梅行)09:44→09:56拝島駅(JR八高線・川越行)10:00→10:22東飯能駅

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 ○ 集合(10:30)  JR八高線東飯能駅改札口    

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徒歩開始 JR東飯能駅西口→(:25)諏訪八幡神社→(:05)能仁寺→(:20)展覧山→(:30)多峯主山→(:05)御嶽八幡神社→(:25)吾妻峡→(:05)八耳堂→(:35)飯能河原→(:20)JR東飯能駅

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            JR八高線東飯能駅から拝島駅経由立川駅方面

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  ○ 持ち物・装備 ハイキングスタイルでご参加下さい。昼食、飲料水、間食等 各自お好みで、帽子、タオル、手袋等、ヤッケ等防寒具、雨具(折り畳み傘)、ストック等。

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○ 雨天の場合は中止します。迷うような場合は、電話でお尋ね下さい。

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参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792 携帯080-5544-6915 e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にお知らせください。

第95回俳句同好会

2021-11-21

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の月例句会が11月19日午後、多摩市の関戸公民館内で開かれた。毎月1回欠かさず実施してきて今回が第95回目の句会となった。

当月は〈妻の衣を干して介護の秋日和〉が最高得点句となった。高齢社会化が進み、老々介護が珍しくない世の中だ。介護はつらい作業だが、〈秋日和〉という季語が救いになっているというのが選句の理由だ。妻が夫を介護するケースが多いのであろうが、掲句は逆であるというところに俳味があると感じられたようだ。

99才で逝った作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんを追悼する句も高得点を得た。寂聴さんの句集『ひとり』に所載されている〈生かされて今あふ幸や石蕗の花〉を踏まえた句だが、〈今が終はりぬ〉という措辞に新味が感じられたようだ。 選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)

・

妻の衣を干して介護の秋日和―――辻野多都子(川面◎、又木◎、松井◎、川俣、宮地)

茶の花や結界示す石一つ―――川俣あけみ(柴田◎、長張◎、松井)

確かむる連山の名や空澄めり―――川面忠男(宮地◎、川俣、又木)

弔問の靴に寄り来る石蕗明り―――又木淳一(川俣◎、辻野)

端布出し袋など縫ふ夜長かな―――宮地麗子(辻野◎)

鴨の陣抜けて水脈引く一羽かな―――川俣あけみ(辻野、又木、松井、宮地)

寂聴の今が終はりぬ石蕗の花―――又木淳一(川面、川俣、柴田、松井)

朱印帳の乾くを待てり雪ぼたる―――川俣あけみ(川面、又木、宮地)

琴で弾くオーシャンゼリゼ文化の日―――又木淳一(川面、柴田)

湧水の昏きを囲む石蕗の花―――松井秋尚(又木、宮地)

古酒新酒名酒は何処衆院選―――又木淳一(柴田)

音寄する枯葉の下の朽ちベンチ―――辻野多都子(長張)

襟立てて遅延バス待つ冬はじめ―――柴田香代子(川俣)

身にしむや知らで撫でゐる古き傷―――宮地麗子(辻野)

花芒群れてこそ尚独りかな―――宮地麗子(辻野)

頼りなく日溜りに舞ふ冬の蝶―――柴田香代子(松井)

枯蓮に残る矜持や鴉舞ふ―――川俣あけみ(長張)

木の実踏む音揃ひたる四人かな―――宮地麗子(長張)

浅漬や奥歯に小気味よく響き―――松井秋尚(川面)

色鳥やゆらぐ水輪に色こぼす―――柴田香代子(長張)

水涸れの水琴窟の大柄杓―――川俣あけみ(柴田)

(文責・川面)

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