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山歩きの会 12月例会のご案内
2017-11-26
山もそろそろ山眠るの季節に入ります。八王子城跡は日本100名城の一つ、標高差の少ないハイキングが楽しめます。小田原城を本拠とした北条氏最大の支城で、豊臣秀吉方に攻められ一日で落城しました。城跡からは尾根道に入ります。途中向山北砦からの展望が楽しめます。ご参加下さいますようお願いいたします。前回は城跡から松竹バス停に下っています。
1.日時 A・B コース 12月12日(火)
2.予定コース
A・B コース 八王子城山 (歩行3時間程)
○ 集合 (10:00) JR高尾駅北口改札口前
徒歩開始 JR高尾駅(:40)→八王子城跡登山口(:40)→八王子城跡(見学・昼食)→八王子城山(1:30)→尾根→向山北砦→秋葉神社→心源院→川原宿大橋バス停→バス(:20)→JR高尾駅
川原宿大橋バス停
バス高尾駅北口行き 14:58 15:18 15:38 16:58
○ 持ち物・装備
・昼食、水、間食等 服装長袖シャツ(寒さ対策-ウインドヤッケ・ジャンパー等)、帽子、軍手、タオル等、雨具(折り畳み傘)、ストック。
○ 雨天の場合は中止します。迷うような場合は、電話でお尋ね下さい。
参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792)(e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にお知らせください。
なお、多摩稲門会の文化フォーラム・賀詞交歓会を2月3日(土)に予定しています。スケジュールに入れておいていただければ幸いです。
「定評ある広東料理で和気あいあい」
2017-11-26
68回目のグルメの会は11月24日、多摩センターのココリア6階にある広東料理店「桃里」で開いた。男性6人、女性ひとりの計7人が参加。寒さ厳しき折、温めた紹興酒を友に美味しさには定評ある料理を味わいながら談論風発のひとときだった。
鈴木忠男さんの音頭でまずはビールで乾杯。クラゲとキュウリの辛子漬けやカモの胸肉の燻製などの前菜が出てからは紹興酒で酒盛りに。シメジなど五種類のキノコが入ったフカヒレスープ、中華風のスパイシーチキン、エビとイカと野菜の塩味炒めが相次いで運ばれて、大相撲談義などで宴たけなわとなった。
恒例のショートスピーチでは、いつもは批判の対象になりがちだった安倍晋三首相が珍しく評価された。
鈴木さんは、学生の就職率が大幅に上がったことを特に取り上げ、「アベノミクスを評価する」、広田進さんも「世界全体の景気がいい」と指摘しながら、日経平均株価がバブル崩壊後の高値を更新したことに注目した。
西村弘さんも「外交は成果が上がらないとだめ」と注文をつけたものの、「安倍さんはよくやっている」。
世話役は「バブル崩壊後の日本経済はデフレに苦しみ長期低迷してきたが、アベノミクスが反転に向けた一石を投じたことは無視できない」と断じた。
新井正子さんは北朝鮮問題に絡めて、自身や弟の鈴木忠男さんが幼かった戦時中の苦労話を披露。山中康廣さんは小学校2年生で終戦を迎え、聞き取りにくかった玉音放送で「日本は負けたのかなあ」と感じたこと、防空壕の居心地の悪さから解放されたことなどを振り返った。長張紘一さんは東京大空襲の1週間後に生まれたそうで、「紘一」という名前が戦時中もてはやされた「八紘一宇」に由来していると説明。「最近では使われない字」と感慨深げだった。
黒酢の酢豚、エビのチリソースのあと、アサリとニラとショウガのチャーハンでしめてお開きとなった。
(世話役 浅井隆夫)
「一日歌手」を楽しんだ「いねの会」
2017-11-26
多摩市関戸のカラオケスナック「麗」は「いねの会」や「第2いねの会」の月曜会が貸し切りで利用している店だが、「麗の集いの会」が主催した「第2回カラオケ大会」には多摩稲門会からも13人が参加した。
その日は11月19日の日曜日。午前10時から関戸公民館ヴィータ・コミューネ8階ホールで始まったカラオケ大会は午後4時半に終了、この間に100名ほどが舞台に上がった。トップは「麗」のママの宮地麗子さんで川中美幸のヒット曲「ふたり酒」を歌った。宮地さんは稲門会の準会員になっている。
正午を過ぎてから多摩稲門会の会員が舞台に登場した。
竹内二郎さんが「無縁坂」、尾ノ井光昭さんが「山」、小林勲さんが「函館の人」、稲積滋さんが「好きになられずにいられない」と歌ったのに続き白石徹郎さんと宮嵜紀子さんが「二輪草」をデュエット、その後で櫻井和子さんが「枯葉」とそれぞれの十八番を聴かせた。
その後「月曜会」のメンバーの浪久圭司さんが友人の女性と「甘い囁き」をデュエットした。続いて一人で川面忠男が「越前有情」、田中亮介さんが「高原列車は行く」、宮嵜さんが「船折瀬戸」と予定通り歌い、青木さんにバトンタッチへ。青木さんの「渚の女」の後は田中さんと櫻井さんが「誰か故郷を思わざる」をデュエット、さらに一人で西村さんは「恋心」、浪久圭司さんが「恋唄」を歌った。そしてトリは白石さんで「長崎は今日も雨だった」で締めた。
「いねの会」のメンバーがヴィータの舞台で歌うのは4回目だが、最初の2回目は入場が有料だった。3回目から入場無料の「麗の会」となった。つまり「麗の会」としては2回目となる。当日は参加者の家族、第2いねの会の「月曜会」のメンバーも聴きに来た。
「いねの会」のメンバーは毎月第3火曜日の月例会以外にも「麗」に寄ってカラオケを楽しむことが少なくないので他のお客とも知り合いになっている。カラオケ大会ではお互い応援した。「麗」のお店を通じて地域の人たちと交流しているわけだ。
カラオケ大会の終了後は11人が京王線聖蹟桜が丘駅に近い「旭寿司桜ヶ丘店」で懇親した。参加者は舞台に立って唄を聴かせる「一日歌手」に満足したようで和気あいあいの飲み会、食事会となった。
(文責・川面)
第47回俳句同好会
2017-11-19
多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の11月例会は17日開かれ、8人が投句と選句を行った。選句は全体で24句のうち選外となったのが5句だけというようにばらけたが、特選句は4人が選んだ句もあり3句だけとなった。
4人が特選とした句は他に2人が並選とした。高得点となったのは「虫の屍」と暗い措辞で切ったが、「抱き明るし」と明るさに転じ、「枯葎」と自然の風景を描いた。自然の摂理を見事に表現したなどと言う合評だった。
特選句となった「百舌高音妻まだ怒る力あり」は夫婦愛がテーマである。特選句のうち「己の傘に追われゆく」は意味がわからないという評も。もっともだが、作者はそう感じたのだ。俳句は詩であり、理屈ではない。
選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)
虫の屍抱き明るし枯葎 川俣あけみ(辻野◎、長張◎、萩尾◎、宮地◎、川面、又木)
持仏堂のま新なる錠すがれ虫 川俣あけみ(又木◎、川面、辻野、長張、宮地)
百舌高音妻まだ怒る力あり 萩尾昇平(平松◎、辻野、長張)
秋長雨己の傘に追われゆく 辻野多都子(川面◎、萩尾)
好天を染めし古木の柿たわわ 長張紘一(川俣、平松)
湧水の音に導かる十三夜 川俣あけみ(川面、平松、又木)
極楽とはかくの如きや小春の日 萩尾昇平(川面、宮地)
火山灰(よな)降れる霧島紅葉かつ散れり 又木淳一(川俣、萩尾)
秋ゆふぐれベンチに残る男(ひと)の貌 辻野多都子(川俣、萩尾)
玉砂利の境内しじま七五三 長張紘一(川俣、平松)
柿干しし去年よ今年は眺め居り 宮地麗子(辻野)
秋深し運慶がにらみ背を正す 平松和己(長張)
守られし低き野菊に光降る 宮地麗子(辻野)
集落の空き家に吊るすおけさ柿 川面忠男(川俣)
垣根越え古道匂はす柚子青し 長張紘一(平松)
喪心や作り人亡き菊日和 辻野多都子(萩尾)
北風強し湾に白浪あまた立ち 川面忠男(宮地)
豪雨禍の届きし新酒福となす 平松和己(又木)
コップ升皿に溢れる新走り 萩尾昇平(長張)
(文責・川面)
2017.11(第170回)日の出町散策
2017-11-19
11月14日一週間前からの予報では関東地方雨模様の中で東京地方だけ曇りとなっていた。しかし、2・3日前から東京地方も朝晩は雨模様に変わり、少し気にはなったが街中でもあり実施とした。
今日のメンバーは櫻井和子さん、中西摩可比さん、中川邦雄さん、林 譲さん、長張の5名である。
前回の東青梅の勝沼城跡のウォーキングマップの案内のコースに、今回の日の出町コースも掲載されていた。馴染みのある横沢入里山保全地域を大きく周回し、一駅戻る初めてのコースである。
武蔵五日市駅を10時23分に下車し、徒歩開始。線路沿いに少し戻り、左折して郵便局の通りに線路の下をくぐる。道は急坂となり、左右住宅地の中に入って行く。
暫く進み山内川に下る小道に入る。
住宅はちらほら現れるが人気のない集落が続く。どの住居にも柚子がたわわに実って時期が早いか収穫されている様子はない。
この道は、五日市から青梅までの主要な道として利用されていた青梅道という昔道である。明治末期から大正時代にかけて今の秋川街道の道筋になったと掲示されている。
歩行者用の鉄橋は山内川を渡る。落差があり魚が遡るための階段状の川床となっている。川を渡るとまいまい坂と呼ばれる急坂となり、子机平と呼ばれる台地にでる。歴史的な景観を残すため有志により、道の補修、間伐、花木の植栽等の保全活動が行われているようである。
畑ばかりの里地の古道は続き、やがて幸神(さぢがみ)神社前の広場に出た。少休憩の後境内に入る。境内の裏側の参道を下るとシダレアカシデの古木が構えていた。樹齢700年以上で四方に枝を垂れ、盆栽を大きくした形で国の天然記念物と指定されている。この樹の種から芽吹いた苗は枝垂れる事がない稀な種であるらしい。
幸神神社から先を急ぎ秋川街道に出る。つるつる温泉入口交差点を渡り、地元の和菓子屋「幸神堂」を過ぎる。案内パンフにも掲載された店で、ロンヤス万頭が売られていた。日の出町の中曽根・レーガンの会談場所として当時騒がれたが、今では昔話となり人気がない。
小雨がちらついてきたが、10分程で止んだ。晴れ間も出てきた予報通りの天気となった。次の目的地であった大久野フジの樹木には中々辿り着かない。1時近くなり途中の道端の石垣をベンチ代わりに食事場所とした。車道には人や車が行き交うことはなかった。道路際でそれぞれ気ままに昼食をとるのも都心から離れた場所であるからこそ味わえる時間である。
腹も満腹となり、樹齢400年の古木「大久野フジ」を再度目指すことには皆の賛同を得られず、予定のコースをショートカットすることになった。
平井川の上流遥か遠方に見慣れた大岳山のシルエットが夕暮れを待っている。多摩市からも同様の山の姿であるが、大分近くになった景色である。
日の出町ふれあい農産物直売所により、皆それぞれ野菜・果物など買い物し、武蔵益子駅に向かう。案内コースは街道筋から外れた道のコースとなっているが、途中住宅から出てきたドライバー夫婦に、案内パンフにそった道を尋ね親切に教えてくれたのだが途中で諦めて車道に出て南下した。
青梅駅2時40分発の電車に乗り、立川駅で下車。前回と同様に24時間営業の居酒屋「磯村水産」に入る。寒くもなく暑くもない長閑な里地の散策を楽しめた。
長張 記
囲碁サークル 11月(第7回)「多摩白門会」(中央大学)との交流会のご案内。
2017-11-05
10月28日(木)に第6回の交流会を「京王クラブ」にて、多摩白門会(中央大学)4名、稲門会は、萩尾七段、井石四段、、平松の3名、計7名で開催しました。最近は、稲門会が好調で勝ち越しを持続しています。
4時30分位から、下のレストランで打ち上げ。新酒の飲み比べや、始めて参加の萩尾さんの話で盛り上がり、和やかな内にお開きとなりました。更に、下さん、井石さん、私の3人でカラオケを楽しみました。
●参加者
白門会 下六段、吉原初段、宮坂1級、村上1級
稲門会 萩尾七段、井石四段、平松三段
第7回は、11月22日(水)、午後1時30分より、「京王クラブ」にて
多摩稲門会から、萩尾七段、井石四段、平松、他、参加予定。
ゲスト・稲城稲門会、豊島四段。
囲碁を楽しみたい人は誰でも大歓迎ですので、ご連絡下さい。
(碁会無料。懇親会各実費)
(文責-平松和己)
What’s Jazz のお知らせ
2017-11-05
12月8日(金)に行われるWhat’s Jazz のお知らせ
今回のWhat’s Jazz は、クリスマススペシャル でナオミ・グレースさんのヴォーカルが入ります。前売り券が早々と売り切れると思われますので参加される方は早めにお求めください。
山中
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山歩きの会 11月例会のご案内
2017-10-29
野山は紅葉の季節となりました。日の出町大久野フジは、樹齢400年を超え根回り3mもある東京都の天然記念物です。藤の花の季節ではないですが、樫や杉にからむ姿は一見に価し、花の季節以外でものんびり楽しめる穴場スポットと云われています。武蔵五日市駅から一駅戻り武蔵増戸駅まで、横沢入り谷戸を大きく回るコースです。
自然あふれるハイキングが楽しめます。ご検討の上、体調に合わせご参加下さいますようお願いいたします。
1.日時 A・Bコース 11月14日(火)
2.予定コース
A・B コース 日の出町ハイキング (歩行3時間程 約9㎞)
○ 集合 (9:15) 京王線聖蹟桜ヶ丘駅上りホーム
聖蹟桜ヶ丘(9:23)→分倍河原駅(9:35)→(9:46)着立川駅(9:50)発→JR青梅線・武蔵五日市行き(10:23)武蔵五日市駅着
*立川駅からは前から3両目辺りに乗車して下さい。
徒歩開始 武蔵五日市駅→(:40)幸神(さじかみ)神社→(:30)大久野フジ(昼食)→(:20)花菖蒲の里→(:30)日の出町ふれあい農産物直売所→(:50)武蔵増戸駅
○ 持ち物・装備
・ハイキングスタイルでご参加下さい。昼食、水、間食等 各自お好みで、帽子、タオル等、雨具(折り畳み傘)。
○ 雨天の場合は中止します。迷うような場合は、電話でお尋ね下さい。
参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792)(e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にお知らせください。
第46回俳句同好会
2017-10-22
10月の俳句同好会は20日午後、多摩市の永山公民館・和室で開かれた。多摩稲門会のサークル活動としてスタートして以来、今回が第46回目。8人が投句し、7人が選句した。サークル「山歩きの会」に参加したりシルクロードを旅したりして得た句が特選句となったのが10月例会の特徴と言える。
「秋澄むや古刹への道迷ひしが」という句は、「山歩きの会」が10月10日に東京・青梅の勝沼城跡に行った際の句だ。古刹は城跡へのアクセス。「迷ひしが」という下5から「秋澄むや」という上5に循環する句になっている。道に迷ったが、それでも秋が澄んでいたと言う。そうすると、「秋澄む」という季語がリフレインし、余韻が深まる。「秋天をつき抜きたまふ観世音」は青梅丘陵の尾根から青梅市の塩船観音像を遠見した景だ。
「秋夕焼け遥けき影の廃墟かな」は中国のトルファンにある世界文化遺産・交河故城の夕暮れ景色だが、歴史の流れを感じた句。また「緑光の葡萄を愛づる昼餉かな」は敦煌から陽関へ向かう砂漠のオアシスの飲食店の景。葡萄棚の下で昼食を楽しんだことを詠んだ。
選句の結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選句は◎で表記。
秋夕焼け遥けき影の廃墟かな 川面忠男(又木◎、川俣、辻野、宮地)
秋澄むや古刹への道迷ひしが 川俣あけみ(川面◎、長張、宮地)
秋天をつき抜きたまふ観世音 川俣あけみ(長張◎、又木)
緑光の葡萄を愛づる昼餉かな 川面忠男(辻野◎、又木)
戦せる人ら見ざるや鰯雲 川俣あけみ(萩尾◎、又木)
古酒に謝す背伸びせぬ路地右の店 萩尾昇平(宮地◎)
千代紙の真中に一つ一位の実 又木淳一(川面、川俣、長張、萩尾)
秩父路や札所出づれば大花野 萩尾昇平(川面、川俣、辻野)
老優の独り舞台や案山子立つ 萩尾昇平(川面、辻野、宮地)
秋草や城の名残の枯井戸に 長張紘一(川俣、辻野)
そばの花染めて日は入る越前路 宮地麗子(川俣、長張)
猫となり杓子となりぬハロウィーン 又木淳一(萩尾)
夢現つ消えし細身の秋茜 辻野多都子(萩尾)
ほろ酔ひの目に飛び込むや今日の月 宮地麗子(又木)
陽関や詩を吟ずれば秋の風 川面忠男(萩尾)
鉦叩き止めば寂しさいやまさる 辻野多都子(長張)
秋薔薇悲のみにあらず喜もありて 宮地麗子(川面)
秋雨や妻と買い物一つ傘 長張紘一(宮地)
(文責・川面)
「元ラグビー日本代表名選手を囲む会」に出席して
2017-10-22
日野稲門会のラグビー愛好者サークル『日野荒ぶる会』からお誘いがあり、『オッカケたい』から櫻井さん、吉川さん、湯浅が参加して往年の名ウイング伊藤忠幸さんの心づくしの手打ち蕎麦会席料理とお酒を頂きながらのラグビー談議と何とも贅沢な至福の一時を過ごすことが出来ました。
日時は10月14日(土)12時半~15時、場所は田園都市線あざみ野駅から徒歩5分の「ラグビー資料館」で立派なマンションの1室にラグビーファンに垂涎の的の各国代表ジャージーやW杯・日本代表の写真等が陳列されていてラグビーの匂いがプンプンしていました。
参加者は元名選手4名、日野稲門会10名(夫人2名含む)、多摩稲門会3名、ご友人3名の総勢20名と頃合いの人数で活発に意見交換が出来ました。
元名選手は法政OB2名(S39年卒ウイング伊藤忠幸氏とS43年卒センター水谷真氏、早稲田OB2名(S53年卒フランカー伊藤隆氏と58年卒ナンバーエイト益子俊志氏)ですがいずれもオールドファンにとっては懐かしいビッグネームでした。筆者は法政OBの両氏は日本代表戦や大学選手権で観ましたが早稲田OBの2氏は丁度地方に転勤していた為残念ですがテレビ観戦でした。
尚、両伊藤氏と水谷氏は卒業後リコーに入社してチームの日本一に貢献し、監督もされました。早稲田の2氏は大学で主将を務めました。益子氏は現役時代は名スタンドオフの本城と同期で卒業後は引退して防衛大准教授を経て現在は日大スポーツ科学部教授です。その間2度早稲田監督を務め、H13年に清宮氏に監督をバトンタッチしました。尚現在、伊藤忠幸氏は日本協会評議員、水谷氏は日本協会副会長と関東協会会長を兼務されています。一方、早稲田2氏はOB会副会長として後輩の為にご苦労されています。このように4氏はいずれもラグビーと縁を切らずに、ラグビーの発展のために色々と活躍されています。
元選手の皆さんの紹介の後に参加者の自己紹介があり、いずれ劣らぬ早稲田ラグビーへの熱い思いの持ち主で多摩3人組も違和感なく仲間入りしました。
話題の中心は自然に2年後のW杯と早稲田ラグビー再建になりました。
W杯に向けた課題としてはエディー前監督のボール継続戦法とジョセフ現監督の地域獲得を重視するキック戦法の得失が議論で熱くなりました。結論は出ませんでしたが名選手サイドから「厳しさは前監督の方があった」との意見は4氏が一致していました。その中で直近の10月15~17日代表候補合宿に早稲田から呼ばれたのは布巻一人で従来からの常連メンバーの畠山、伊藤、垣永、金、矢富、五郎丸等が外されたのは合点がいかないと衆議一決となりました。
早稲田ラグビー部が創部100周年の来年に大学日本一奪還を目標に掲げている。打倒帝京には何が課題についてOB2氏始め我々応援側からも熱心な意見が交わされました。(一部筆者の私見が含まれますのでご容赦ください。)
まず両大学のラグビーにかけるヒト、モノ、カネに大きな差があるとのではとの指摘でした。帝京の年間費用は約6~7億円に対し、早稲田は約8千万円で桁違いと言われています。またリクルートでは毎年のラグビー推薦入学は帝京40名対早稲田3~4名と歴然としています。更に合宿所では帝京は全部員入寮で食事も完備体制に対し早稲田は部員120名の内45名程が入寮出来て、残りは自宅又は下宿で自炊と大きなハンディがあります。これらの差は一ラグビー部の力ではいかんともしがたく大学当局自体の考えに逢着せざるをえません。
今年の夏合宿中の練習試合で0対82と屈辱的大敗を喫しました。この試合を観戦されたOB2氏は『ハッキリしたのは両者のプレー精度の差とゲーム中の対応力の差』であったと喝破されました。更にOBの方は『帝京に学ぶべきは彼らの挨拶は全員シッカリしている。早稲田はまだ甘い。小さい事のようだが試合の結果にも結び付いてくる。』と指摘されました。
現場の監督・コーチ陣と部員達が置かれた状況下で最善の努力をしているのは疑いもありません。秋の本格シーズンに入って故障者も復帰してベストメンバーが組めるようになりチームとしての仕上がりも順調のようです。
『囲む会』の途中で早稲田対筑波戦で33対10で勝ったとの情報が入り、この一戦がシーズン前半戦の山場と見られていただけに皆さん大喜びでした。
10月28日に秩父宮で早稲田、帝京が対戦するので楽しみです。残念なことに「オッカケたい」は同日の六大学リーグ戦の掉尾を飾る早慶戦に行きますのでラグビー観戦の方は熱い応援を宜しくお願いします。
兎に角、ラガーマンの皆様が全員快活で上の目目線でなくラグビーを愛していることが伝わって来て私も益々ラグビーが好きになりました。ラグビー談議に時間のたつのも気がつかず、美味しい料理とお酒に大満足の一時でした。
櫻井さんが『囲む会』の珠玉の感想文を寄稿して下さいました。
僭越ですが小生の拙文と併せてご一読頂ければ幸いです。
文責:湯浅芳衛
「ラグビー愛」のランチ・パーティー
”オッカケたい”の会員として、早慶、早明ラグビーなど久しぶりに観戦するようになって、私もこの頃ラグビーの魅力にハマっています。
そんなわけで、急に秋らしくなり、肌寒ささえ感じられる昼下がり、お隣り日野稲門会のラグビー愛好者の「日野荒ぶる会」に加えていただき「元全日本ラガーを囲む会」に参加しました。(私事ですが日野稲門会にはハイキングでもたいへんお世話になっております)


















