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稲城稲門会 春の山歩きの会(令和5年)
やわらかな日差しがここちよい季節となってきましたが、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、恒例の「春の山歩きの会」の案内を差し上げます。
今回は青梅の長淵山ハイキングコースですが、最初の登りは100メートルほどで、その後は比較的なだらかな開けた尾根歩きを楽しめます。途中見晴らしのいい「赤ぼっこ」や「天狗岩」に寄り、行程は4時間30分ほど、お昼休みを入れてゆっくりと5時間30分コースです。
なお、帰りに河辺駅近くの「梅の湯」で入浴、懇親会をいたします。
注: 出欠については、4月8日(土)締め切り。少雨は決行、大雨予想のばあい、前日夜8時までに中止連絡いたします。
1.開催日 4月15日(土)
2.集 合 9時20分にJR青梅駅 (改札前)
<青梅線(青梅行き)で立川駅8時39分発に乗れば、青梅駅9時12分着です>
3.コース JR青梅駅前9:30準備体操 → 天祖神社10:10 → 旧二ツ塚11:25 (小休憩)→ 赤ぼっこ12:25(昼休み) → 天狗岩13:20 → 愛宕山分岐14:10 → 梅ケ谷峠入口14:40 → 宮ノ平駅15:15着(15時24分発乗車) → 河辺駅15:36 →「河辺温泉 梅の湯」→ 立川駅 解散17時30分ころ <到着時間は目安です>
*ゆっくりと約5時間30分ですが、実質4時間30分の歩き。
コース紹介サイト:天祖神社から吉野梅郷へ、長渕山ハイキングコース – おめ通 (ometsu.net)
コース地図: ome_map_ja_19.pdf (omekanko.gr.jp)
4.入浴・食事 「河辺温泉 梅の湯」
青梅市河辺町10丁目8番1号 河辺タウンビルB 5・6階
TEL. 0428-20-1026 入浴料980円+飲食代
【河辺温泉梅の湯】公式|青梅、御岳山、奥多摩の日帰り温泉。お食事処、ご宴会。 (kabeonsen-umenoyu.com)
5.持参品 昼食、飲料水、雨具、帽子、着替え、タオル、健康保険、マスク(?)その他
参加希望者は、4月8日(土)までに下記メールにご連絡ください。
山歩き担当:高橋鋼司 kojinet.taka@zf7.so-net.ne.jp 090‐9131‐7337(携帯)
2023年第1回健康麻雀競技会開催報告
2月26日(日)に2023年第1回健康麻雀競技会を聖蹟桜ケ丘駅近くの「麻雀大学」で開催した。前回開催は2020年2月だったので実に3年ぶりの開催であった。
今回は、麻雀好きの8名(内、女性3名)が参加した。 12時20分「麻雀大学」スタッフの開始合図により2卓で熱き戦いが始まり、各卓から「ポン」「チー」「リーチ」「ロン」「ツモ」の発声が次々とあがった。
3年ぶりの麻雀の方や40年ぶりに牌に触れる方もおり最初の1回戦は進行が遅かったが、2回戦以降はテンポよく白熱した戦いになった。

今回は尾ノ井さんが攻めと守備のバランスよく、4回戦中3回トップをとり断トツの成績で総合1位となった。総合2位は平松さん、関谷さん、世話役の野宇の3人で争ったが、野宇が最終戦になんとか粘ってトップをとり2位にすべり込んだ。
16時30分最終戦の終了合図があり、熱戦が終了した。終了後に参加者全員へ世話役より賞品が手渡された。
解散後、懇親会参加希望者5名が「家族亭」へ移動し、本日の熱戦を振り返り杯を重ねた。久しぶりの楽しく心地よい一日であった。
次回は今年4月下旬に予定。
上位入賞者および参加者は以下のとおり(敬略称)。
1位 尾ノ井光昭
2位 野宇 進
3位 平松和己
4位 関谷一穂

(参加者) 尾ノ井光昭、平松和己、白井昭男、藤原雅博、関谷一穗、菊池恵子、山内みか、 野宇 進
野宇 記
川崎市多摩区の日本民家園へ
「歴史に遊ぶ会」と「山歩きの会」は合同で、川崎市多摩区の日本民家園を散策します。 江戸時代の住宅、宿場、ひいては村を再現しており見所に富んでいます。小田急永山駅から乗車、新百合ヶ丘駅経由で向ヶ丘遊園駅へ、日本民家園までは徒歩10数分です。以下の通りご案内しますので奮ってご参加ください。
1.日時 3月9日(木)
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2.予定コース 新百合ヶ丘駅経由で向ヶ丘遊園駅へ日本民家園までは徒歩10数分、園内見学2時間程
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○集合 (13:30)小田急線永山駅改札口前
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持ち物・装備 軽いハイキングスタイルで(長袖シャツ・ウインドヤッケ・ジャンパー等防寒具)ご参加下さい。飲み物、間食等は各自のお好みで。雨具(折り畳み傘)等
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○雨天の場合は中止します。迷うような場合は、メールか電話でお尋ね下 さい。
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参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792、携帯080-5544-6915 E-mail nagahari@ttv.ne.jp)にまでにお知らせください。
第96回日野稲門会ハイキングのお知らせ
コロナ行動規制も緩和されてきてかつての日常が戻りつつありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のハイキングは狭山丘陵の一角である野山北・六道山公園です。カタクリの花の時期にはまだ少し早いかもしれませんが、さやま花多来里の郷にも立ち寄ることにしました。丘陵地帯の里山をのんびりと歩いてみませんか。奮ってご参加ください。
記
1. 行き先:野山北・六道山公園
2. 実施日:3月18日(土) 雨天の場合は、3月25日(土)とします。 雨天中止の場合は、参加者に前日午後8時までに連絡します。
3. 集 合:JR八高線 箱根ヶ崎駅改札口前 9時30分
4.行 程:箱根ヶ崎駅9:30=円福寺(ミーティング及び準備運動)=さやま花多来里の郷=ハイキングコース入口=三角点広場=展望台= 12:00里山民家(昼食と総会)12:40=六地蔵=カタクリ自生地=15:00頃長円寺バス停(解散)
(トイレはあちらこちらにあります。 長円寺バス停からは立川駅北口や箱根ヶ崎駅東口行きのバスがあります。
3/18よりJR東日本のダイヤ改正がありますのでお気を付けください。)
5.支 度:軽登山靴、雨具(雨衣)、ポール(あれば)、手袋、帽子、弁当、飲料水、健康保険証、マスク、アルコール消毒液、常備薬など
6・参加・不参加の連絡:3月11日(土)までに、18日と25日(予備日)の両日について、 参加・不参加の別をご連絡ください。 連絡先:南 正隆 メール:minami.masataka@akane.waseda.jp 携帯電話090-8109-3871
7.当日の担当:リーダー:南 正隆 サブリーダー:宮本 誠二
参考(Ctrlを押しながら下記リンクをクリックするとパンフレットが表示されます) ・野山北・六道山公園パンフレット ・さやま花多来里の郷パンフレット 以上
第110回俳句同好会
多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の第110回目となる月例会が2月17日、多摩市関戸の京王クラブで開かれ、7人のメンバー全員が出席した。実際の季節感はまだ冬だが、暦のうえでは春であり、投句された35句の中では立春をはじめ梅など春の季語の句が大半となった。
2人が特選とした句の季語は春燈。「余生のやうに点りゐる」という比喩が絶妙と評された。作者は明るく生きたいが、どこか物憂げであり、儚さを感じている気持ちを季語に託したようだ。
10日に多摩でも雪が降ったが、春の雪に驚きを託して詠んだ追悼句が特選となった。多摩稲門会が創立されて40年が過ぎたが、当初から活動に参加されていた女性の訃報の数日後の淡雪だった。句会後、寿司店で懇親会となったが、故人を偲ぶ席ともなった。
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選句結果は以下の通り。カッコ中は選句者名。◎は特選句。
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春燈や余生のやうに点りゐる―――川俣あけみ(川面◎、辻野◎、又木)
おでん種煮詰め煮詰めて独りかな―――辻野多都子(長張◎、川俣)
肩すぼめ足早の癖春浅し―――宮地麗子(松井◎、辻野)
春の雪想ひもかけぬ訃報かな―――川面忠男(宮地◎、長張)
白梅のどの木も古しニュータウン―――川面忠男(又木◎)
朝の日を碧く鏤めいぬふぐり―――松井秋尚(川面、辻野、長張、宮地)
立春の朝の蕾を確かむる―――宮地麗子(川面、又木、松井)
梅林の風荒ぶれる城址かな―――川俣あけみ(川面、松井)
潮騒や棚田の数の薄氷―――川俣あけみ(松井、宮地)
骨董市取りて戻して暖かし―――松井秋尚(川俣、長張)
朝寝して失せ物探す氷点下―――辻野多都子(川俣)
福寿草三年ぶりの友との輪―――川面忠男(川俣)
雲の端薄く溶かして寒明くる―――松井秋尚(宮地)
煮凝りや昨夜(よべ)の冷めたる残り物―――長張紘一(松井)
春(はる)北風(ならひ)魔物ひそむるやうな雲―――川俣あけみ(川面)
見得を切る赤き隈取春立てり―――又木淳一(辻野)
オカリナの新譜届くや春立てり―――宮地麗子(又木)
春夕焼飛鳥女人の薄ごろも―――川俣あけみ(辻野)
落語聞く高階の窓山笑ふ―――川面忠男(又木)
せせらぎの音を崩して春めける―――松井秋尚(宮地)
じゃんけんぽんあいこの続く余寒かな―――又木淳一(川俣)
曇り日や老い木の梅は白き波―――辻野多都子(長張)
(文責・川面)
多摩稲門会「第71回文化フォーラム・新年賀詞交歓会」
令和5年2月5日(日)13時から、多摩永山情報センター内にある展望サロン「美膳」で「多摩稲門会『第71回文化フォーラム・新年賀詞交歓会』」が開催された。
第一部「第71回文化フォーラム」は、早稲田大学卒業生で真打として活躍する 柳亭こみち師匠 の「落語会」であった。
尾ノ井光昭会長兼幹事長代行の開会宣言及び年始挨拶に続いて、会員の川俣あけみ氏の紹介により13時過ぎから落語口演が開始された。

演目は、抱腹絶倒の「まくら」に続いて、こみち師匠の十八番ネタ「民謡大家 みんようおおや」と古典落語「兵庫舟 ひょうごぶね」の2席であった。

こみち師匠の軽妙でメリハリのある語り口に会場は大いに盛り上がり、拍手や笑い声にあふれ、一気に落語の世界にひきこまれた。終盤では新春を寿ぎ、端唄「かっぽれ」踊りが披露された。14時過ぎに興奮さめやらぬまま終演となった。およそ50分の口演と踊りであったが、笑顔と充足感に満ちたひとときとなり、新春にふさわしい華やかな時間となった。
今回は、コロナ禍に鑑み近隣稲門会や他大学OB会への参加呼びかけを自粛することとした。多摩稲門会36名、及びおよそ50名の地元住民の皆さんの参加となった。(日野稲門会1名参加あり)
引き続き、同会場にて14時半より第二部の「賀詞交歓会」が又木淳一副会長の乾杯音頭により、開催された。久しぶりの宴席にて、会員同士の歓談がはずみ、会場はにぎやかな雰囲気につつまれた。先輩会員による「一声スピーチ」コーナーでは、豊富で多岐にわたる「近況報告」が語られ、おだやかでくつろいだ時間を楽しんだ。
会員は席を移動して旧交を温めるなど、思い思いの時間を楽しんだ。
後半に「稲門祭記念品ビンゴゲーム大会」が、堤香苗副会長と益田幸兒副幹事長の司会進行により実施された。景品には、過去購入したネクタイやゴルフボールなど「稲門祭記念品」約40点が提供された。
ゲーム進行に伴い”リーチ“”ビンゴ“などのコールが相次ぎ、歓声が沸き、大いに盛り上がり、笑顔あふれる楽しいひとときとなった。
宴も進み、長張紘一副会長の閉会挨拶の後、参加者全員で校歌「都の西北」を斉唱した。野宇進会計幹事のリードにより、全員で「早稲田!」「多摩!」「こみち(師匠)!」の力強いエール発声をした。
限られた時間ではあったが、久しぶりの再会を喜び、活気あふれる「賀詞交歓会」となった。(17時過ぎ閉宴)
・参加者(敬称略)
石井卓治、石塚あつし、稲積 滋、井上一良、遠藤ちひろ、尾ノ井光昭、加来健一郎、上條喜義、川面忠男、川俣あけみ、菊沢光江、
子幡嘉之、小林 勲、佐藤喜昭、白井昭男、白石徹郎、鈴木忠男、
辻野多都子、堤 香苗、長張紘一、浪久圭司、西村 弘、野宇 進、
平松和己、広田 進、前田光治、益田幸兒、又木淳一、松本弘之、
宮地麗子、森 悦美、由井濱洋一、湯浅芳衞、吉川啓次郎、吉田富康、吉田 浩、 ・地元住民の皆さん多数
益田幸兒 記
「2023年1月度ボウリングを楽しむ会例会」実施
昨年末から新年にかけて東京は好天続きで、行楽やレジャーが日本列島では盛んに行われた。最近ではコロナも下火になり、やっと一息つけるところまで来た。
永山のボウリング場は、いつもどおり若者で熱気にあふれていた。
1月28日(土)、2023年1月度の「多摩稲門会ボウリングを楽しむ会」例会が行われた。

今回の参加者は2名。午後2時40分集合、3時開始で約1時間半プレーを行った。 参加者は、藤原雅博さんと世話人稲垣。
1人4ゲームずつ行った。レーンにオイルがたっぷりと塗られていて、ふだん曲がるボールもスゥーと滑っていって曲がらず、2人ともスコアメイクに苦労した。それでも藤原さんは170台~190台をコンスタントに出し、安定感を見せていた。稲垣はいつも曲がるボールが曲がらず、ヘッドピンをとらえるのに苦労した。4ゲーム目で150出すのが精いっぱいであった。しかし、ストライクをとるとらないにかかわらず、また、スペアをとれるとれないにかかわらず、この緊張感とスリルはボウリングでなければ味わえないものがある。1本2本残ってスペアをとるために投げて、ピンの脇を数ミリ感覚で外した時は言葉に表せないものがある。それがボウリングのおもしろさでもある。
ゲームは午後4時半に終わり、その後歩いて3分の焼き鳥店『山長』に入った。 生ビールで乾杯の後、焼き鳥、モツの煮込みなどを注文し、懇親会を行った。近況報告のあと、「ボウリングの会」から呼称を「ボウリングを楽しむ会」にすること、仲間を増やしていくこと、などを話し合った。
(世話人 稲垣友三)
ジャズへの招待vol.63
What’s JAZZ!
ジャズへの招待vol.63
~ラテンスペシャル~
久々に登場のヴィブラホン宅間善之さん、Meriさんのヴォーカルに加えてパーカッションの松岡matzz高廣さん、ピアノ奥山勝さんと ブルースカイの豪華メンバーでお送りします。ご期待ください。
2023年3月10日(金)
・昼の部 13:30開場 14:00開演
・夜の部 17:00開場 17:30開演
・出 演 Meri(vo) 宅間善之(vib)松岡matzz高廣(lp) 奥山 勝(p) 菅井信行(b) スインギー奥田(ds)
・曲 目 昼の部 、夜の部共・エストレリータ、ベサメムーチョ ・キサスキサスキサス・キエンセラ 他
・場 所 関戸公民館8F ヴィータホール
・入場料 昼の部、夜の部それぞれ1,500円、完全入れ替え制。前売券は、2月7日(火)午前10時から3月9日(木)午後5時迄ヴィータ7Fボランティア市民活動支援センター042-373-6611で発売(開館日、月~金9時~19時、土曜、第1,3日曜 9時~17時。閉館日、第1,3月曜、第2,4日曜、祝日) ※なるべくお釣りのないようにお願い致します。 当日券(残余ある時)当日13時から会場受付で発売。
・定 員 230席 ※ハガキでのお知らせを受け取られた方は、このハガキをご提出ください。 なお次年度分の通信費300円のご協力をよろしくお願い致します。
・主 催 What’s JAZZ実行委員会
・共 催 関戸公民館
実行委員長 〒206-0023多摩市馬引沢2-3-1 山中康廣 042-371-4084 (山中康廣建築設計事務 所)
第109回俳句同好会
多摩稲門会の「俳句同好会」の1月例会が多摩市関戸の公民館和室で開かれ、メンバー7人が出席した。当日が第109回目、サークル活動として10年目に入ったことになる。世話人の長張さんがそのことを伝えると、メンバーの間から「よく続いた」という感慨の声が洩れた。
当日の高得点句は〈冴ゆる夜や外湯巡りの下駄の音〉という句。作者が選句された後、城崎温泉でのことと説明した。志賀直哉の小品「城の崎にて」が俳句作りにも役立つと話題になった。 当日は京都の四条河原に立つ阿国の像、銀座の地下の能楽堂を詠んだ句もあり、読者の想像を広げるという意味で余白の広い句も目についた。
また〈新しき歳時記並べ冬の陣〉は、現在の俳句作りにかける心意気を歳時記に託した句だが、合評で夏の陣にかけて頑張ろうと共感が広がった。
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選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選句は◎で表記)
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冴ゆる夜や外湯巡りの下駄の音―――川俣あけみ(長張◎、宮地◎、川面、又木、松井)
冬麗や此処に流れ来此処に果つ―――宮地麗子(川俣◎、辻野)
寄鍋の果てに投げ込む女の気―――川俣あけみ(辻野◎、長張)
漱石忌銀座の地下の能舞台―――辻野多都子(川面◎)
京都南座顔見世興行
世に古し阿国の像も年の暮―――辻野多都子(又木◎)
宅配の大根故郷の土を付け―――川面忠男(松井◎)
大楠の息吹に触るる初詣―――宮地麗子(川面、川俣、長張、又木)
青空にほど良き数の寒紅梅―――松井秋尚(川面,宮地)
寒晴や二人で覗く恋みくじ―――松井秋尚(川俣、長張)
着膨れて孤高の詩人にはなれず―――松井秋尚(辻野、又木)
新しき歳時記並べ冬の陣―――辻野多都子(川俣、宮地)
恙なく漫然と過ぐ歳の暮れ―――長張紘一(辻野、宮地)
永らへて凪の海あり初の旅―――宮地麗子(又木、松井)
人気なき坂の下りに冬桜―――川面忠男(松井)
寒紅濃く引いてくぐれり羅漢寺―――川俣あけみ(辻野)
裸木や裳抜けの殻の巣を抱く―――長張紘一(松井)
一枚の葉さへ残さぬ枯木かな―――宮地麗子(川面)
初刷の数独パズル早暮るる―――川俣あけみ(宮地)
好天も続くも至福三が日―――長張紘一(川俣)
膝の子の髪の香れり初絵本―――又木淳一(長張)
(文責・川面)
いねの会のクリスマス忘年会
多摩稲門会のサークル「いねの会」の12月例会が19日正午から5時まで多摩市のカラオケスナックで開かれ、男性12人、女性5人、合わせて17人が参加した。令和4年最後の月例会であり、忘年会とクリスマスを兼ねてビンゴゲームを楽しむなど盛会の納めとなった。
世話人の上條喜義さんが挨拶した後、音頭をとって乾杯した。いつもは昼食をすませて歌い出すが、当日は参加者が多いうえ催しが予定されていたので上條さんが一番手の筆者にすぐ選曲しするように言った。それに応じられたのはほぼ一月前の沖縄旅行でバスガイドが沖縄民謡の「安里屋ユンタ」を歌ったことから当日の選曲の1つにしようと思っていたからだ。

17人が2曲目を歌い終わったところでビンゴゲームとなった。景品は17人分が揃っている。稲門会のサークル補助金を活用したが、それだけでは足りずメンバーの1人が好意で半数を提供してくれたのだ。籤を引き番号が発表されるたびに「当たっている」、「38番を引いてよ」など騒々しい声が上がる。80歳代の男たちに童心が戻る瞬間だ。
間もなくリーチという声が上がったが、真っ先にビンゴとなったのは世話人の上條さんで高級洋酒を選んだ。それからビンゴが次々と続き、景品をながめては選ぶ場面となった。

ビンゴゲームに興じた後は上條さんがウクレレを演奏した。上條さんはマンドリンが上手な人だが、伴奏にはウクレレがいいと歌詞集とともに用意したのだ。参加者はウクレレに合わせて「津軽海峡冬景色」、「小樽の人よ」、「東京の灯よいつまでも」、「宗右衛門町ブルース」、「長崎は今日も雨だった」、「湯の町エレジー」のそれぞれ1番だけを歌った。
その後は参加者が再びカラオケに戻り3曲目が一巡したところで全員が4曲目を歌うことは無理となり、男性と女性がデュエットを楽しむことになった。歌もさることながら大阪育ちの尾ノ井光昭稲門会会長の「浪花恋しぐれ」、辻野多都子さんの「隅田川」のそれぞれの台詞が聴かせた。 最後に全員が立ってクリスマスソングの「サイレント ナイト」を歌った。そして来年も活動を続けようと申し合わせ散会した。
(文責・川面)
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