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高幡不動駅から程久保川、浅川、多摩川、大栗川各合流点散策
2020-06-28
新型コロナウイルス感染が今後どうなるか不明な時期をいかがお過ごしでしょうか。不要不急な外出を控えて家にこもって、足腰の筋力はかなり弱って来ているのではないでしょうか。7月は、近場の川の土手歩きを計画しました。近場には幾つかの川が流れていますが、散歩の延長みたいにお気軽にご参加下さい。
アップダウンの少ない散策で自然に親しみながら、体力回復に心掛けましょう。ご検討の上、体調に合わせご参加下さいますようお願いいたします。
新コロナ対策のなか電車、バス内等ご心配の方は、またのチャンスもありますのでその時にご参加下さい。
1.日時 7月14日(火)
2.予定 高幡不動駅から程久保川、浅川、多摩川、大栗川各合流点散策 (歩行3時間程)
○ 集合(13:00) 京王線高幡不動駅改札口
徒歩開始 高幡不動駅→新井橋手前浅川右岸→程久保川合流点→程久保川上流へ→百草橋から対岸を折り返し→浅川多摩川合流点→府中四谷橋→大栗川合流点(交通公園)→折り返し大河原公園→聖蹟桜が丘駅
○ 持ち物・装備
ハイキングスタイルでご参加下さい。飲料水、間食等 各自お好みで、帽子、タオル等、手袋等、雨具(折り畳み傘)、熱中症対策は十分に。
○ 雨天の場合は中止します。迷うような場合は、電話でお尋ね下さい。
参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792 携帯080-5544-6915
e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にお知らせください。
第78回俳句同好会
2020-06-21
多摩稲門会の第78回俳句同好会は6月19日午後、多摩市のベルブ永山・和室で開かれた。コロナ感染防止策として公民館は3月以来、閉館していたが、6月は解除になり4カ月ぶりに同館で句会を開くことができた。窓を開けたり、机をアルコールで消毒したり、新型コロナ感染防止策を徹底しての句会であった。
当日はメンバーの7人全員が出席して選句と合評を行なった。第1席となった〈罅(ひび)暗き三和土(たたき)の月日梅雨に入る〉は、作者の自解によると、多摩市・多摩センターの中央公園に移築されている旧富沢家の景である。〈罅深き〉が実景だが、それでは単なる写生句になってしまう。戦国時代以来、何代も続いた旧家には明るい時代もあれば暗い時代もあっただろうと作者は思い、上5を〈罅暗き〉とした。
今回もコロナ禍ならではの句が投句された。その最たるものは〈散髪の予約は5番六月来〉であろうが、時事俳句に止まらない新味が感じられた。
選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選句は◎で表記)。
罅暗き三和土の月日梅雨に入る 川俣あけみ(辻野◎、長張◎)
栢槙の切株にほふ夏の蝶 川俣あけみ(川面◎、又木、松井、宮地)
青しぐれ見慣れたる街透きとほり 宮地麗子(又木◎、川俣、松井)
訪るる人なく暮るる夏座敷 辻野多都子(宮地◎、長張)
時の日や転校の日の八時半 又木淳一(川俣◎、川面)
庭先に昨日と同じ雨蛙 長張紘一(松井◎)
万緑やほろとこぼるる塩むすび 川俣あけみ(川面、辻野、宮地)
闇迫る路地のあじさい白ひといろ 宮地麗子(辻野、長張、又木)
夏鶯くさくさの日は野を歩き 川俣あけみ(辻野、宮地)
お祓ひの済みし風待つ江戸風鈴 川俣あけみ(又木、松井)
世を隔て我を覆ひぬ花樗 辻野多都子(川面、宮地)
散髪の予約は5番六月来 又木淳一(川俣)
黄菖蒲や水木霊して鳥の笛 辻野多都子(川俣)
仕留めたる後も次々来る藪蚊 松井秋尚(長張)
捩花や非常階段見上げたる 又木淳一(川俣)
高枝に白蝶乱れ梅雨間近 辻野多都子(松井)
先見えぬほどの雨なり梅雨間近 宮地麗子(川面)
実桜の下枝にジャンプまたジャンプ 又木淳一(長張)
ほうたるや最後の恋を身にひそめ 宮地麗子(辻野)
サングラス掛けなりきれぬ裕次郎 松井秋尚(又木)
(文責・川面)
第77回俳句同好会
2020-05-17
多摩稲門会の「俳句同好会」は5月15日午後、メンバー宅で開かれ、4人が出席、メンバーの残り3人はメールで投句と選句を行なった。出席者も3密を避ける形で句会を進めた。早稲田大学校友会本部は9月末まで稲門会の活動中止を呼びかけているが、それを承知で実行した集いである。俳句同好会は早稲田大学校友会の末端であろうが、一律の規制に従わず自由にして闊達、かつ社会に対して責任をもって行動すればよいと考える。
そんな雰囲気の中で5月の投句はコロナ禍を背景にした句が全投句の3割になった。時事俳句でありながら時事俳句を超えた俳句もあったのが俳句同好会らしいと言えるだろう。一例を挙げれば〈世を捨つる人の如くに四月尽〉は「願わくは花の下にて春死なむその如月の望月の頃」と詠んだ世捨て人の西行法師の歌を踏まえ句である。
選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選句は◎で表記)。
路線図をたどりたどりて春惜しむ 宮地麗子(川面◎、川俣◎、辻野)
菖蒲湯や娘二人の家系なる 又木淳一(松井◎、辻野)
短夜の窓に映りし書架消ゆる 川面忠男(長張◎、宮地)
うたた寝をせし間の春のしぐれかな 宮地麗子(又木◎)
大気切る鋭角線や初つばめ 辻野多都子(宮地◎)
金蘭の根元に印保全地区 長張紘一(辻野◎)
春行くや休業のビラ貼りしまま 宮地麗子(川俣、長張、又木、松井)
暮の春三面鏡の顔畳む 川俣あけみ(川面、辻野、松井)
世を捨つる人の如くに四月尽 川面忠男(長張、又木、宮地)
見上ぐれば父母在りし日や柿若葉 辻野多都子(川面、宮地)
夏来たる朝の食卓二黄卵 川俣あけみ(川面、辻野)
窓開けてカミュを開く風五月 川俣あけみ(川面、又木)
おもむろに蜥蜴現れ日差し浴び 長張紘一(松井)
一息に蒲公英の絮解き放つ 松井秋尚(宮地)
五月来ぬ息を詰めたる列島に 川俣あけみ(長張)
行き摺りの店に縁あり柏餅 川面忠男(川俣)
直列の径並列の花水木 又木淳一(宮地)
強ひらるる家居の窓や余花明かり 川俣あけみ(又木)
青空へ姿勢正して緑立つ 松井秋尚(長張)
空にいる句友と待つや白牡丹 辻野多都子(川俣)
コロナ禍を泰然として鯉幟 又木淳一(川俣)
(文責・川面)
5月10日・16日に寺島氏の緊急講演の2・3弾
2020-05-03
多摩稲門会のみなさん
6月の寺島実郎氏の講演はコロナウイルスの感染拡大の影響で延期となりましたが、寺島事務所から4月19日に東京MXテレビ(9チャンネル)で放映された寺島氏の緊急講演の第2弾、第3弾が放映されるという連絡が寺島さんの事務所からありました。
多摩稲門会会長 尾ノ井光昭
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平素は寺島実郎の活動を通じ、大変お世話になっております。
GIN総研/寺島実郎事務所の林遼太郎でございます。
早速でございますが、標記につきましてお知らせ致します。
前回4月19日(日)の放送後、多くの方々より反響をいただき、この度第2弾・第3弾の放送が決定致しました。
第2弾:5月10日(日)20:00~21:00
「ポスト・コロナへの視界」
第3弾:5月16日(土)20:00~21:00
「世界の中の日本 ― コロナを超えて」
前回同様、全国から「エムキャス」というサイトより、同時刻に番組をご視聴頂けます(PC、スマホ)。
通常の報道番組では見られないような、新型コロナウイルスによってあぶり出された世界および日本の本質的な課題に寺島が迫ります。ご案内を添付いたしますので、皆様のネットワークの方々にお知らせ頂けましたらと存じます。
なお、第1弾のOAにつきまして、「エムキャス」にてご視聴頂けます。
緊急事態宣言が延長される方向のようで、引き続き外出自粛等の厳しい状況が続きますが、どうぞご自愛ください。
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林 遼太郎 Ryotaro Hayashi
㈱GIN総合研究所/寺島実郎事務所
総合企画室 副主任研究員
会報・議案書発送遅延のお知らせ
2020-04-19
多摩稲門会会員 各位
2020年4月19日
会長 尾ノ井光昭
新型コロナウイルスの感染拡大に対応する緊急事態宣言の対象が全国に広がる中、会員各位におかれましては、ご自身の身を守る為、安全第一の日々を送られておられる事と存じます。
多摩稲門会会報「杜の響き」62号は5月中旬発行に向け、浅井編集担当の下、編集作業もほぼ順調に進捗しています。
然し乍ら、印刷業務作業所の稲城市公共施設「Iプラザ」の利用に就きまして、現時点では事実上休館中であり、解除される見通しが不明です。
5月6日に緊急事態宣言が解除されるかどうか、感染拡大状況を見極め、稲城市からの利用開始通知を待って発行・発送日をいつにするか判断する所存です。
これに伴い、会報62号と一緒にお送りする予定の新役員人事や予算・決算などの総会議案書の発送のメドも立っておりません。中止を決めた総会に変わり、書面を読んでいただいたうえでご意見を受け付け、審議・承認していただくきわめて大切な作業だけに、誠に心苦しい限りでございます。
深刻な現状にご理解を賜り、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。
なお、すでにお知らせしました通り、多摩稲門会創立40周年記念の寺島実郎多摩大学長講演会は延期とさせていただきました。来年6月20日(日)に京王プラザホテル多摩を再予約し、寺島学長にも改めて講演していただくようお願いしています。
会員の皆様、くれぐれも御自愛下さい。
第76回俳句同好会
2020-04-19
多摩稲門会の俳句同好会は4月17日、76回目の句会を開いた。会場として利用している公民館が緊急事態宣言の発出で閉館が延長されているため3月に続きメンバ-の自宅で句会を開いた。
4月の投句には新型コロナウイルスの感染者が急増している社会の動向が少なからず反映された。〈緊急事態〉という措辞を織り込んだ句もあればその事態を暗喩している句も目に付いた。
3月29日に多摩地方に雪が降り積もり春の雪が詠まれたが、その中では〈桜隠し〉という季語の句が秀逸と評された。東北や上信越では4月にも雪が桜の花に降り積もることから〈桜隠し〉というその地方に特有の地貌季語があるが、その季語を活かした句は春の多摩には珍しい雪に驚いた気持ちを表しているというものだ。
選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選句は◎で表記)。
読みさしに指しをりして初音かな 川俣あけみ(宮地◎、川面、辻野、長張、松井、又木)
一日をながーく使ひ木の芽和 川俣あけみ(又木◎、辻野、松井)
風船をほつ枝にあづけ子ら帰る 川俣あけみ(辻野◎、又木)
頑張れと声出しさうな葱坊主 川俣あけみ(長張◎、又木)
川に入る少年の声風光る 宮地麗子(川俣◎、辻野)
人けなき花のトンネル鴉飛ぶ 川面忠男(松井◎)
多摩住むや桜隠しを目交ひに 又木淳一(川面◎)
小流れの先を争ふ落花かな 松井秋尚(川俣、長張、又木)
皺みたる手でピアス抜く西東忌 辻野多都子(川面、宮地)
春満月緊急事態の天心に 川俣あけみ(長張、松井)
これ以上詰めやうのなく落椿 松井秋尚(川俣、宮地)
京嵯峨野曼陀羅山春爛漫 又木淳一(川面)
鬼ごつこ直ぐにつかまる花の下 松井秋尚(川俣)
桜蕊足厭ふ君の頬に降る 辻野多都子(宮地)
初蝶や待合室のガラス越し 宮地麗子(松井)
風来れば俄かにはしやぎ出す桜 松井秋尚(長張)
文政の枝垂れ桜を浴びゐたり 又木淳一(川俣)
片栗の屈んで見入る花の奥 長張紘一(宮地)
草辿る蝶の折れ線三拍子 松井秋尚(川面)
人絶ゆる名所の残花ひとり愛づ 川面忠男(辻野)
(文責・川面)
4月19日に寺島氏が緊急番組
2020-04-12
多摩稲門会のみなさん
6月の寺島実郎氏の講演はコロナウイルスの感染拡大の影響で延期となりましたが、寺島事務所から19日11時30分から12時55分まで東京MXテレビ(9チャンネル)で寺島氏の緊急特別番組が放映されるという連絡がありました。
多摩稲門会会長 尾ノ井光昭
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4月19日(日)のサンデーモーニング出演後の時間になりますが、東京MXテレビで午前11:30~12:55まで、寺島の特別番組が放送されます。
この危機的状況にあるいま、コロナ問題の本質、世界の構造転換と日本の進路について寺島が1時間半語ります。全国から「エムキャス」というサイトより、同時刻に番組をご視聴頂けます(PC、スマホ)。
また、4月7日に寺島の最新刊『日本再生の基軸 平成の晩鐘と令和の本質的課題』が岩波書店より発刊されました。
日本はどう進むべきかを探る寺島渾身の一冊となっておりますので、ご関心のある方はぜひお読みください。詳細は下記のURLよりご確認ください。
https://www.terashima-bunko.com/terashima/book-info.html
このような時期でございますので、どうぞご自愛ください。
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林 遼太郎 Ryotaro Hayashi
㈱GIN総合研究所/寺島実郎事務所
総合企画室 副主任研究員
拝島駅から玉川上水散策(再)
2020-03-29
江戸幕府により原野だった武蔵野台地に、玉川上水が開削されました。さらに財政再建の一環として、その分水を引いて新田開発が促進され、流域は今日の発展をとげてきました。水路に沿った遊歩道が設置され、両岸には歴史を刻んだ緑濃いグリーンベルトが続いています。
春の散策で自然に親しみ、体力アップに心掛けましょう。ご検討の上、体調に合わせご参加下さいますようお願いいたします。
前月、雨天のため中止したコースです。新コロナで騒いでいるなか電車内等、ご心配の方は、またのチャンスもありますのでその時にご参加下さい。都や国からの新しい規制等ありましたら、中止いたしますがその時は、参加予定者へ前日までに連絡致します。
1.日時 4月14日(火)
2.予定 拝島駅から玉川上水散策 (歩行2時間30分)
○ 集合(11:00) JR拝島駅改札口
参考 聖蹟桜ケ丘駅10:13→10:16分倍河原駅10:28→10:39立川駅10:43→10:54拝島駅
徒歩開始 拝島駅北口平和橋(:15)→こはけ橋(:20)→上水公園(:20)→昭和の森ゴルフコース(:10)→砂川用水分水口(:10)→天王橋(:05)→残堀川立体交差(:15)→見影橋(:10)→流泉寺(:10)→阿豆佐味天神社(:10)→宮ノ橋(:20)→玉川上水駅
玉川上水駅から多摩モノレールで、立川北駅・高幡不動駅・多摩センター駅
○ 持ち物・装備
ハイキングスタイルでご参加下さい。昼食、飲料水、間食等 各自お好みで、帽子、タオル等、手袋等、雨具(折り畳み傘)
○ 雨天の場合は中止します。迷うような場合は、電話でお尋ね下さい。
参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792 携帯080-5544-6915
e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にお知らせください。
第75回俳句同好会
2020-03-22
多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の3月例会は第75回目で20日に開かれたが、多摩三田会の松井秋尚さんが初めて参加した。多摩稲門会と多摩三田会の交流が盛んになりつつあるが、句会でも実現したわけだ。
投句された35句のうち20句が選に入ったが、そのうち7句は有志の鎌倉吟行句。鎌倉の寺での薩摩琵琶演奏を聴きに行く機会に吟行もする計画を立てていた。演奏会は新型コロナウイルス感染防止策で延期となったが、吟行は予定通り行った。それで得た7句である。
3月例会は多摩市の永山公民館和室で開くことになっていたが、新型コロナウイルス感染防止策として閉館となり、その後は一部が開館されたものの和室は閉館が続いている。それでも句会が開けたのはメンバーの自宅を会場として利用できたからだ。おかげで「俳句同好会」は発足以来、一度の休会もなく続いている。
当日の選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選は◎で表記)。
駆け込みし女人の吐息梅ま白 川俣あけみ(辻野◎、又木◎、宮地◎、川面)
強東風や潤める目もて観音を 川俣あけみ(川面◎、辻野、又木)
潮風を懐深く山笑ふ 松井秋尚(川俣◎、又木)
そよ風を弄ぶなりつるし雛 又木淳一(松井◎、長張)
冬青空まひまひず井の暗き水 辻野多都子(長張◎)
漱石に会へさうな寺花菫 川俣あけみ(川面、辻野、又木)
沈丁花歩数で測る匂ふ距離 宮地麗子(川面、松井)
哲人の墓所をたどれる春帽子 川俣あけみ(辻野、又木)
初音聴く耳も新し遠曇り 辻野多都子(川俣、宮地)
蝌蚪育む水の容器の小宇宙 川面忠男(長張、松井)
初花に纏ひつく風やはらかく 松井秋尚(辻野、宮地)
三椏の咲きゐる寺の三世仏 川面忠男(川俣、長張)
木洩れ日に先駆けの花節分草 長張紘一(宮地)
大方はまだじつとして蝌蚪小さき 松井秋尚(長張)
塔頭の仏間の鉢の蕗の薹 川面忠男(松井)
啓蟄の早稲田アリーナ地下二階 又木淳一(川俣)
ランニング足音揃ふつくしんぼ 宮地麗子(川面)
「ありがとうの花がさくよ」卒園す 又木淳一(川俣)
何処までも高く一羽の春の鷹 長張紘一(宮地)
花待てり共に見し人亡き今も 宮地麗子(松井)
(文責・川面)
What’s JAZZ Vol.55 開催中止のお知らせ
2020-03-01