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多摩三田会が豊洲市場見学ツアー
2019-08-25
多摩三田会がグルメがらみ交流の第三弾として、豊洲市場見学ツアーとスペイン料理グルメの会に参加するよう多摩稲門会会員に呼びかけています。
参加希望者は、今月31日午後6時までに多摩稲門会副会長の浅井にお 申し込みください。
メールアドレスはfwkp7426@nifty.com です。
記
9月10日(火)午前9時45分、ゆりかもめ新橋駅東口改札口前(烏森口を出てすぐ)に集合。
豊洲市場見学中の買い物は保冷バッグを必ず持参。
2時間見学後月島に移動し、「スペインクラブ 月島」で懇親会。
会費は酒とソフトドリンク代を除いて3千5百円。
午後3時半に解散予定。
詳しくは多摩三田会世話人の清家さんにお尋ねください。
(メールアドレス ke33@ark.ocn.ne.jp)
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高尾山
2019-08-25
今年も、猛暑・酷暑が続き家から外に出るのも躊躇しましたが、それでも朝晩は凌ぎやすくなってきました。体調管理には気を使われたと察します。
9月例会は久し振りに高尾山を目指します。僕らにとって恵まれた場所に位置しており、登山客は毎年更新し続け300万人に達しようとする世界1となっています。海外の人達にとっても人気スポットです。
秋になる近場の自然に親しみ、体力アップに心掛けましょう。
ご検討の上、体調に合わせご参加下さいますようお願いいたします。
1.日時 9月10日(火)
2.予定コース 高尾山
コース 高尾山口から6号路から登り、裏高尾へ
○集合 (10:00)京王線高尾山口駅改札口前広場
徒歩開始 高尾山口駅→6号路(:20)→琵琶滝(1:00)→飛び石→稲荷山コース・5号路(:20)モミジ台(昼食)→(:30)日影沢林道(1:10)→日影バス停
時刻表 15:13 15:43 →高尾駅
持ち物・装備
・ハイキングスタイルでご参加下さい。昼食、飲み物、間食等は各自のお好みで、帽子、タオル、雨具(折り畳み傘)
○雨天の場合は中止します。迷うような場合は、メールか電話でお尋ね下さい。
参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792、携帯080-5544-6915 e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にまでにお知らせください。
「いねの会」第200回記念の文集発行へ
2019-08-25
多摩稲門会のカラオケサークル「いねの会」の8月例会が20日正午から多摩市関戸のカラオケスナック「麗」で開かれた際、同会の青木康成会長は来たる11月の例会が第200回になると参加者に伝えた。青木会長の話は、11月例会を200回記念にふさわしい会とする一方、これまでの歩みを踏まえた記念文集を発行するというものだ。
「いねの会」の第1回は正式には2002年12月。以来、17年近い歳月が流れ、この間に10周年記念大会も行った。2年数か月後には20周年を迎えるが、開催200回という節目に記録として残る文集を出すのがよいと幹事グループ(楽酔会)で決めた。
会員数は現在、24名であり、発足当初とあまり変わらず、例会の参加者もそのつど15名前後となっているが、歳月を経てメンバーが高齢化した一方で次世代の人たちの加入が少ない。このままでは自然減となり会の存続が危ぶまれる状況にもなっている。そこで会の従来の活動記録やメンバーたちのエッセーを載せた記念文集を作り稲門会に残しておけば、次世代の人たちが「いねの会」がどういうものであったか知る便(よすが)にもなるであろうと考えた。それが記念文集を出す理由の一つである。
多摩稲門会の会報「杜の響」のサークル通信欄で「いねの会」の活動報告をしているが、冊子にすることによって過去の会報をいちいち繙く必要もなくなる。
記念文集の題名は未定で今後、会員の皆さんと相談して決めることになろう。文集の内容は200回当日の「いねの会」のレポートをはじめ会員のエッセーなどで構成する考えだ。エッセーの内容は、歌や「いねの会」に関連することであれば何でもよい。メンバーは個性的であり、キャラクターの違いが出て多彩なものになると期待される。
「いねの会」は田中亮介さん、白石徹郎さん、按田弘さんの3人が中心になって立ち上げた。このうち按田さんは故人であり、エッセーには按田さんを偲ぶものもあるだろう。「いねの会」の会長になった井上克助さん(故人)のことも何らかの形で思い出されるであろう。
「いねの会」は時々、小さな旅を楽しんだ。そういうことも忘れたり知らなかったりという人もいよう。そこで200回のうちのイベント的な活動も書き残しておきたい。
以上のように「いねの会」の仲間たちが今を楽しむだけでなく〝歴史〟として残しておくことも意味があると考えた。この記念文集を読めば、「いねの会」の歴史と現在が一目でわかるものにしたい。そして11月末までに寄稿をまとめ来年早々には発行するつもりだ。
(「いねの会」幹事・川面忠男)
【早稲スポ・オッカケたい 今秋の観戦・応援】
2019-08-25
この秋のオッカケたいは、次のように観戦・応援をします。いずれも近年、学生最高峰に着くことができず、切歯扼腕を余儀なくさせられています。老い先短い我らに歓喜の瞬間が訪れますように。
① 六大学野球
早慶戦を11月3日(日)に観戦します。春季リーグでは惜しくも2位。小宮山新監督を男にすることができませんでした。明治大の春に続く連覇を阻止せねばなりませぬ。
② ラグビー
昨シーズンのリーグ戦では3年生以下主体で、宿敵明治大を破り、帝京大と同勝点でリーグ優勝。しかし、正月の大学選手権ではその明治に27-31で準決勝で敗れました。今年は本当にチャンスです。ラグビーも11月23日(土)の早慶戦を観戦することとします。
ただ、ラグビー蹴球部より多摩稲門会経由で、相良監督、齋藤主将名で「観戦チケットのご案内」なるものが送られて来ました。従来のように、当日、現地集合でというわけにはいかないようです。オッカケたいとしては、私がバックB指定席¥2,500を一括で申し込みたいと思います。私への締め切りは8/31(日)とさせていただきます。「2か月先の予定は分からない」とのご苦情は承知の上です。
③ 箱根駅伝予選会
今年の1/2~3に行われた箱根駅伝では、13位に沈み、立川市にある昭和記念公園近辺を回る予選会で、10位以内に入らないと、2020年の箱根駅伝に出場できなくなります。
この予選会は10月26日(土)に行われます。私は、本番は小学生の頃から見ていますが、予選会は見たことがありません。オッカケたい隊員でない方でも一緒に行っていただける方、ご連絡ください。
【世話人 竹内二郎】
第68回俳句同好会
2019-08-18
多摩稲門会のサークル、第68回目となる俳句同好会の8月例会は16日午後から多摩市永山の公民館和室で開かれた。あらかじめメールで5句ずつ投句、当日は合計35句から5句ずつ選句した。暦は秋だが、実際の季節感は極暑であり、投句も夏の季語の句が大半だった。
合評でとりわけ俎上にのったのは〈過労死と言はむ天向く蝉の腹〉という句。〈過労死と言はむ〉を大げさな表現と見るか否かで選が分かれた。今年は梅雨寒が長く、蝉が地上に現れたのも例年より遅かった。つまりその分だけ鳴く時間が短く〝過労〟になったと作者は感じたのだ。
〈自分史の書き出し十五敗戦日〉は句会の前日が終戦記念日、8月15日を踏まえた句。昭和20年8月15日、作者は15歳であった。自分史は敗戦日のことから書き出しているという句だ。俳句は自分の人生を詠むことだと喝破、自分史の文中の随所に俳句を入れているという。その自分史は俳文となる。
選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選句は◎で表記)。
空映す川に手を入る晩夏光 宮地麗子(辻野◎、又木◎、川俣)
捨て売りの本を背負うて油照 川面忠男(萩尾◎、川俣、辻野、長張)
過労死と言はむ天向く蝉の腹 川俣あけみ(長張◎、萩尾、宮地)
サーブの手止めて黙祷炎天下 川俣あけみ(川面◎)
日焼子の固まる解る真昼駅 辻野多都子(川俣、長張、宮地)
西日差す古き喫茶よ時止まる 宮地麗子(川面、川俣)
蟻の列軍靴響かぬ令和なれ 川俣あけみ(萩尾、又木)
守宮落ちて白腹晒す古家かな 辻野多都子(長張、宮地)
蜘蛛消えて一筋の糸揺るるかな 川面忠男(辻野、又木)
自分史の書き出し十五敗戦日 萩尾昇平(又木)
雲の峰越して逢ひたき遠き人 宮地麗子(川俣)
芋のたけ今年は高し梅雨も明け 長張紘一(萩尾)
盆踊り終の住処かニュータウン 又木淳一(宮地)
逆境の映画見終へて梅雨明くる 辻野多都子(川面)
家路へと炎暑の夜の石畳 長張紘一(川面)
秋立ちてかすむ半月満ちゆくか 宮地麗子(又木)
越境や塀乗り越えし蟻の列 萩尾昇平(長張)
盆のたび写真の父の遠くなり 又木淳一(川面)
(文責・川面)
高尾山麓でイタリアングルメの会
2019-08-18
79回目のグルメの会は9月18日(水曜日)午後1時半から京王高尾線高尾山口駅の駅舎2階にあるイタリアンの「Fumotoya(ふもとや)」で開きます。グルメの会としてはこのお店での開催は初めてで、ピザやパスタ、肉料理のほか、飲み放題で4種類のクラフトビールや樽ワイン、リンゴの発泡酒(ハードシードル)、日本酒の「男山」、芋と麦の焼酎が楽しめます。
会費は6千円。 緑に囲まれた高尾山のふもとで美食美酒が楽しめます。 奮ってご参加ください。
記
日時: 9月18日(水)午後1時半にイタリアンの「Fumotoya」で開宴します。
会場: 「レストラン Fumotoya」(八王子市高尾町2241 高尾山口駅舎2階、電話042-667-7568)
会費 : 6千円
連絡先 携帯電話 090-8877-8865(世話人 浅井)
メールアドレス fwkp7426@nifty.com
申し込み受付は9月16日(月)18時で締め切ります。
芭蕉と蕪村を語ったサークル
2019-08-11
多摩稲門会の第46回「歴史に遊ぶ会」は8月7日午後2時から多摩市関戸の京王クラブで「芭蕉と蕪村を語る会」と題して勉強会を行った。同じ稲門会のサークルの「俳句同好会」にも呼びかけて9人が参加した。前半の1時間は筆者が語り、後半の1時間は参加者がそれぞれの見解、感想を述べ合った。
前半では「芭蕉の恋情」をテーマにした。現代俳句協会特別顧問の宮坂静生(みやさか・しずお)さんが7月28日付け日本経済新聞朝刊の文化面に芭蕉が克服した恋情に関する記事を載せていたが、その内容を紹介した。「芭蕉の私事を記すならば、妻寿貞が甥桃印と消えてしまい、行方知らず。ほそ道はその最中の旅である」と書き、芭蕉にも女性に関した悩みがあったというものだ。
芭蕉は風雅の誠を求めて奥の細道を行脚した求道者というのが通説だが、宮坂さんは一歩踏み込んで芭蕉のエロス(愛)についても語っている。そこが芭蕉を聖人のように扱う従来の説と違うところで注目できると語った。
続いて「蕪村のエロス」と題して朝日新聞の編集員などを務めた森本哲郎の著書『詩人 与謝蕪村の世界』の桃源篇の内容を紹介した。要するに蕪村にはギリシャ神話のエロス(愛)とタナトス(死の神)に通じる俳句があるが、それは母体への回帰志向だと言う。また詩人の萩原朔太郎の著書「郷愁の詩人 与謝蕪村」の内容も紹介した。例えば「蕪村の俳句は、現実の恋の実感でなくして、永遠に思慕し郷愁したところの、青春の日の悩みを包む感傷であり、心の求める実在の家郷への、リリックな詠嘆であったのである」と述べていることなどだ。
後半の語る会では、森本の見解は言い過ぎと思うなどの感想が縷々述べられたが、最後に参加者が芭蕉と蕪村の俳句についてそれぞれ最も好きな句を1句ずつ挙げることになった。
芭蕉では〈夏草や兵どもが夢の跡〉、〈閑さや岩にしみ入蝉の声〉がそれぞれ2人、残り5人はそれぞれ〈さまざまの事おもひだす桜哉〉、〈あらとうと青葉若葉の日の光〉、〈五月雨や降のこしてや光堂〉、〈秋深き隣は何をする人ぞ〉、〈枯枝に烏のとまりたるや秋の暮れ〉といった句だ。
蕪村では〈月天心貧しき町を通りけり〉、〈牡丹散りて打かさなりぬ二三片〉がそれぞれ2人、残り5人は、〈菜の花や月は東に日は西に〉、〈春の海終日のたりのたり哉〉、〈五月雨や大河を前に家二軒〉、〈身にしむやなき妻のくしを閨に踏む〉、〈鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分かな〉といった句だった。
午後4時から京王クラブの1階ラウンジに移動、生ビールで乾杯した後、懇親した。江戸時代の俳聖、芭蕉と蕪村を語れば「歴史に遊ぶ会」と「俳句同好会」の共通のテーマになるが、実は当日の参加者の大半が両サークルのメンバー。日頃から交流を重ねており、和気あいあいの一夕となった。
(文責・川面)
「オールドタウン」を脱皮しよう
2019-08-04
多摩ニュータウン(NT)の新たな魅力、「多様性あふれる姿」を多摩市と周辺市の市民が演劇で描いてみようという試みが11日(日)の正午と午後4時の2回、京王・小田急多摩センター駅から徒歩5分のパルテノン多摩小ホールで開演される。入場料は大人二千円、学生千五百円。
老若男女問わずに十代を含めた25人が出演し、多摩稲門会から元副会長の井上一良さん(77)と新入会を予定している高尾威広(たけひろ)さん(77)も出演する。
今年6月からワークショップ(体験型講座)を開き、街歩きをしたり、新聞紙でNTのジオラマ(縮尺情景模型)を作ったりして、脚本づくりや練習を重ねてきた。住民の高齢化や建物の老朽化で「オールドタウン」とも呼ばれる印象を拭い去ろうという思いもある。
素人中心だが、演出は、こうした演劇手法にも取り組む世田谷区の劇作家・演出家、瀬戸山美咲さん(41)に頼んだ。
井上さんは「主役がいない文字通りの手作り劇。一体どうなることやら」と不安を隠さないが、7月23日の多摩稲門会グルメの会では参加者にチラシを配り、NT再生への意気込みをにじませた。
この話題は今月3日付の朝日新聞多摩版(27ページ)で、トップ記事、写真2枚付きで紹介されている。
(常任役員会 浅井隆夫)
「近江牛のミニッツステーキに舌鼓」
2019-07-28
78回目のグルメの会は7月23日、聖蹟桜ヶ丘駅に近いステ―キ店「近江牛の神谷」で開催、男性8人、女性ふたりの計10人が参加した。
10月に多摩センターから熱海に転居する元多摩稲門会会長の中川邦雄さんが乾杯の音頭をとりビールで乾杯。会場の個室に手際よく運ばれたのはオードブル4点盛り。カニ爪、ホタテのテリーヌ(つぶして調味した蒸し焼き)、シラウオの酢漬け、それに鶏肉のガランティーヌ(ひき肉をピーマン、ハムとまとめた蒸し焼き)が並び、前菜にしてはややヘビー。続いて出たミニサラダで口直しした。
この日は飲み放題のため、ワインや焼酎、日本酒など各人の好みに応じた注文がいつものように相次いだ。
ホタテのコキュール(貝殻に載せた)グラタンや有頭エビのフライが配膳された頃には遅れてふたりが到着。ほどなく恒例のショートスピーチが始まった。
日本の安全保障に日頃関心が強い広田進さんが、参院選後の政治状況を踏まえ、「安倍(晋三)首相は自分の国を自分で守れない国は、世界で日本とローマ教皇庁(があるバチカン市国)、北アイルランドの三つだけ」と言っていると指摘。「日本はこれだけ一流で、戦前はあれだけの思想と軍備を持っていたのが現在、こんな現状になっているのが分からない」と問題提起した。
これに対し西村弘さんは、「私は戦時中、飢え死にしそうになって声が出なくなるところまでいった。非常に愚劣な戦争だったことは東京裁判などで明らかになった」と強く反論。「小学校の修身の時間に先生が、神様がつくった国は世界で日本だけ。絶対に負けません、と言うんだ。いまでもよく憶えている」と苦笑し、言論の自由の大切さを強調した。
さらに櫻井和子さんは、「いま、何となく世界的にいやな感じがする」と訴えた。井上一良さんは、「まちまち」と題し8月11日(日・祝)の正午から4時間、パルテノン多摩小ホールで自身も出演する演劇のチラシを配布。「多摩を歩いて気になったこと、将来どうすべきかを芝居にする。私の冥土の土産」とPRした。
川面忠男さんは多摩稲門会のサークル活動の重みを指摘、今月27日に79歳の誕生日を迎えることから「いつまでも世話人をやってはいられない」。いくつものサークル世話人を務めてきたものの、いずれ後継者に譲りたい意向を示した。
テニスのテレビ観戦で寝不足によくなるという山中康廣さんは、今月のウィンブルドン・ジュニア選手権男子シングルスで日本人として初優勝した望月慎太郎を激賞。「16歳ながらコースの選び方がすごい」。一方、同じテニスファンの湯浅芳衞さんは「問題はサービスエースがとれるかとれないか」とやや辛口の注文をつけた。
中川さんは「僕は85歳になったけど歩いてばかりいるので心臓と足腰は丈夫。でも子どもがいないので夫婦で熱海の老人ホームに入ることにした」と転居の理由を説明した。
世話人は、「最近減量に努め7キロほど減った。ご飯粒を三分の一に減らした成果。おかげで血糖値も睡眠時の無呼吸症候群もかなり改善した」と述べ、酒量を保ちながらの体調の整え方を披露した。
最後に近江牛のミニッツステーキ(100グラム)を味わい、一本締めで散会となった。
なお、ミニッツステーキの名は、牛肉を薄く切って数分(ミニッツ)で焼き上げることからついたといわれる。
(世話人 浅井隆夫)
第67回俳句同好会
2019-07-21
多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の7月例会が19日、多摩市の永山公民館・学習室で開かれた。
当日の高得点句は〈遥かなる時の隠るる木下闇〉でメンバー7人のうち作者を除く5人が選句した。選句しなかった1人は「遥かなる」という措辞が抽象的であり、具体的なイメージにつながる措辞が欲しかったと評した。
〈夫一語我一語さくらんぼ食む〉は佳句だが、高浜虚子に〈彼一語我一語秋深みかも〉という句があるという指摘があった。これに対しては「虚子の句は有名であり、短歌の本歌取のように人口に膾炙している句を踏まえた句は許される」という説明があり納得された。
選句は以下の通り。カッコ内は選句者名(特選句は◎で表記)。