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10月の俳句同好会

2019-10-20

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の10月例会が18日午後、多摩市の永山公民館の和室で開かれた。今回が第70回目。7人が投句、選句したが、35句の投句の中で13句が新潟県の佐渡市を旅した際に句材を得たもの。稲門会の別サークル「歴史に遊ぶ会」が行った9月末の佐渡旅行には「俳句同好会」の4人が参加しており、佐渡吟行の色合いが濃い句会となった。

 

高得点となった〈流謫の宮址色なき風の中〉は佐渡の黒木御所で詠んだもの。黒木御所は承久の乱(1221)で佐渡に流された順徳上皇の仮行宮所だった。〈夕暮れの刈田に朱鷺を見つけたり〉は、絶滅種の朱鷺が自然に放たれ、ドジョウなどを餌に生きている姿を目撃して感動した気持ちを詠んだ。佐渡に行かなければ得られない句材だ。どちらも実景を見て詠んだ力強さが感じられる。〈ロボットやなれど身にしむ間歩暮し〉の間歩(まぶ)は佐渡金山の坑内のことだ。

 

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名(◎は特選句)。

 

流謫の宮址色なき風の中          辻野多都子 (川俣◎、宮地◎、川面、長張、又木)
出征は死語となるべし蛇笏の忌     川俣あけみ (萩尾◎、又木◎)
爽やかなる湖の筏へ小船かな      川面忠男 (長張◎、又木)
夕暮れの刈田に朱鷺を見つけたり    宮地麗子 (川面◎、又木)
スナックのギターの埃秋惜しむ       長張紘一 (辻野◎)
焼き印の宿の古下駄蛇笏の忌       萩尾昇平 (川俣、辻野、又木)
稲滓火の煙の匂ひミレー展         萩尾昇平 (川面、川俣、宮地)
暫くは転寝せんか昼の虫           又木淳一 (長張、萩尾)
ヴィオロンの余韻を耳朶に良夜かな    川俣あけみ (川面、宮地)
くわつと目を開きしままや捨て案山子  萩尾昇平 (川俣、長張)
ロボットやなれど身にしむ間歩暮し    川面忠男 (萩尾、宮地)
山頂の基地のレーダー鰯雲         川面忠男 (萩尾)
秋ひとり読みかけの本腹に乗せ      宮地麗子 (辻野)
女郎蜘蛛色なき風をつかみゐる      川俣あけみ (川面)
金山の今は水澄む濁川             川面忠男 (長張)
身にしむや坑夫の声を金山に        長張紘一 (川俣)
負ふた子の寝息いつしか虫時雨      又木淳一 (宮地)
花蕎麦や猫のおけさの恩返し        川面忠男 (萩尾)
今日も又ありふれし日か草の花       宮地麗子 (辻野)
零余子蔓引けば思ひ出連なり来      川俣あけみ (辻野)

(文責・川面)

What’s JAZZのお知らせ

2019-10-13

今回は、スイングをテーマにジャズ界のレジェンドと人気のあるヴィブラフォンが加わります。
前売り券も早々と売り切れる可能性がありますので、ご希望の方は早めにお買い求めください。

 

【早稲スポ・オッカケたい】

2019-10-13

8月25日号で今秋の早稲田スポーツ観戦について、ご報告いたしました。
以下に、その具体的な日付、集合場所等についてご連絡いたします。

 

① 箱根駅伝2020予選会
今年の1月2,3日に行われた箱根駅伝で10位以内に入れなかった大学は、予選会に出場して、そこで10位以内のチームが本選に出場できます。早稲田は、2019年は12位に終わり、13年ぶりにこの予選会に出場することとなりました。

8/25号で、この予選会応援について、ご案内したところ、2名の方から「参加します」とのご連絡がありました。
近隣の日野稲門会にお話ししたところ、立川稲門会からの「お誘いメール」があるからということで、我らもお仲間に入れていただくこととなりました。詳細は次のとおりです。

日時…10月26日(土)9時35分スタート。11:30頃、結果発表。
集合場所・時刻…昭和記念公園(立川市)、8:30集合。 多摩稲門会会員は多摩センター駅7:57発 立川北駅8:21着の多摩モノレールで行きます。8:15に同駅改札入口前に集合しましょう。参加を希望される方はメールにてお願いします。

 

② 野球早慶戦
今秋の早稲田は、対法政に連敗、対明治にも第1戦を落とし、それもいずれも零敗、「この分では、東大と最下位争いをするのかよ」と、思っていたら、明治との第2戦、3戦を連勝し、一気に、3位に浮上しました。法政との直接対決はもうありませんが、残る立教・東大にストレート勝ちすれば、早稲田に全く優勝のメドがなくなったわけではありません。伝統の早慶戦に以下の要領で、観戦・応援に行きます。参加を希望される方はメールにてお願いします。

日時…11月3日(日)11:30
場所…神宮球場入場券売り場5番前。(試合開始は13:00) 入場券:内野自由席 ¥1300

 

③  ラグビー早慶戦
RWC(ラグビーワールドカップ)で、日本中がエキサイトしている中、大学ラグビーは一時、お休み中ですが、関東大学ラグビー対抗戦は、早や3戦目を戦い終え、日体大を68-0、青山学院を92-0、筑波大を52-8で、撃破しています。
今季はチケットの前売りを行っており、早慶戦、早明戦とも指定席は売り切れです。多摩稲門会宛に前売りの詳細が来て、早慶戦を正式申込み5枚、仮申込み5枚を依頼してあります。
前売りのチケットは、一括で私宅宛に代金引換サービスで郵送されるそうです。参加を希望される方は10/23までに私宛にご連絡ください。

【世話人 竹内二郎】

多摩稲門会山歩きの会10月例会(第187回) 

2019-10-13

「山歩きの会」例会は10月8日、横浜市北西部の丘陵地帯に残こされた67haの里山のハイキングである。夏の暑さは毎年厳しくなるように感じる。10月を過ぎても猛暑を記録し今日も暑くなるとの予報であった。

 

辻野多都子さん、荒井孝之さん、鈴木忠男さん、林 譲さん、坂田洋介さん、長張紘一の6名の参加である。青木さんと十日市場駅まで一緒であったが、体調不良となり参加を見合わせ、残念ではあるが途中で帰路に向かった。坂田さんは昨年の11月以来2回目の参加である。

 

十日市場駅から南に真っすぐメイン通りを上って行く。やがて閑静なマンションが立ち並ぶ地区に出る。その中をやや左側の方向を目指し、マンションの中を進むが、大分左側の通りに出てしまった。住宅地がある台地の南側は斜面となっているようである。やがて新治里山公園に降りる階段が現れる。南側は里山の広い景色が現れた。眼下にある左側の建物は里山交流センターの管理事務所である。

 

管理事務所に入る前に、右側にある旧奥津邸の建物群を見学した。この地区に古くから住まわれ、所有していた緑地や建物群を寄贈されたとのこと。そして管理棟の展示物を見た後里山に入る。背後の住宅のある台地とは様変わりの景色が広がっている。右側の南斜面には農家と思われる家並みがあるが、左側は農地がひろがっている。棚田の下の広場には、沢山の若い母達がシートを広げて雑談をしていた。

棚田が広がる向こう側の登り口に入る。ツリカネニンジンの群落が見事であった。へぼそと呼ばれる場所は公園の西側の縁となり、高台地には住宅が迫っている。杉林や竹林、シダ類の多い場所、沢から尾根に上るコースや、尾根に沿っての高低差のない尾根道のコース等、バライアティにとんだ公園である。

 

「見晴らし広場」と呼ばれる広場から、申し訳程度に北側の東名高速道路方面の景色が見える。公園全体の高度はあまり高くない。暫く休息し直ぐ下の食事場所の「池ぶち広場」に向かう。広場には栗のイガが沢山落ちている。中の栗は殆どなく、ハイカーが持ち去ったのであろう。一つのテーブルに皆集まり昼食をとる。

 

「池ぶち広場」と呼ばれる小さな沢の底部の広場は、以前は棚田として利用されたような場所にベンチが並べている。谷間ではあるが、帽子が飛ばされるほどの風が強く吹いていた。最長老である荒井さんのご参加はBコースの2008年2月の「武者小路実篤記念館」の見学以外の記憶がない。油絵を描く趣味豊富な方で、主に「悠々歩く会」に参加されていた方である。「悠々」から「ピンコロ会」の世話人であった中川さんは、今月末に熱海の老人ホームに移住される。

 

園内のコースの幾つかは、地域住民の生活道路として利用されていた。幅1mほどの細い道の両側に杉並木が続くところもある。30人ほどの園児たちが賑やかに上ってきた。僕らはその道を下りる。鈴木さんの口笛が前から、後ろから聞こえてくる。甲斐駒・北岳登山でも聞こえたメロディである。

午前中に出会った大勢のママ達はまだ同じ場所で歓談していた。乳児を抱っこし里山を一周して帰ってくる子供達で賑やかであった。乳母車が一杯並べられ、近場の住民の憩いの場所であることがわかる。

 

里山交流センターの管理棟に戻り、再度の休憩を終わり1時半に帰路に着いた。早い時間であったが、多摩センター駅の居酒屋「たまの里」で懇親会が始まった。

長張記

 

 

10人が参加した佐渡の旅

2019-09-29

台風17号が日本海を過ぎ去った2日後の9月25日、多摩稲門会のサークル「歴史に遊ぶ会」の第47回企画としてメンバー9人と友人の杉並稲門会員、合わせて10人が佐渡の旅に出かけた。新潟港から佐渡汽船のジェットフォイルで秋晴れの越佐海峡を渡り、午後2時頃に両津港に到着、待っていた新潟交通の小型バスで観光した。

 

まず佐渡に流された日蓮と最もゆかりのある根本寺を訪れた。次に新潟県内で唯一の五重塔のある妙宣寺に。寺の女性から赤松の心柱、茅葺の屋根まで吹き抜けになっている庫裏の構造について説明を聞いた。続いて承久の変で佐渡に流された順徳上皇の火葬塚である真野御陵に詣で、仮行宮だった黒木御所跡に回って相川のホテルへ。日本海の日没は雲がかかって見えなかった。これだけが好天に恵まれた2泊3日の旅で残念だった。

 

途中でハプニングがあった。バスで移動中、新潟交通の女性から世話人の携帯に電話がかかり根本寺に東京行き新幹線のチケットが落ちていたと。落とし主はその電話で紛失がわかり翌日寺に立ち寄り受け取ることができた。佐渡の人は親切だと思った。

 

翌日の26日は、佐渡汽船観光の女性ガイドがバスに同乗。かつて東洋一の選鉱場だった佐渡金銀山の北沢浮遊選鉱場から佐渡金山の坑内へ。ロボットの人形が当時の採掘状況を生々しく再現している。次いで尖閣湾へ。奇岩と緑色に澄んだ海の景色を楽しんだ。ここは昭和20年代末に大ヒットした映画「君の名は」のロケ地として知られる。

 

相川の日本海側の道は外海府海岸。深い谷に架かる海府大橋を過ぎて一枚岸壁の大野亀という景勝を見た後、一行の記念写真を撮った。二つの亀が海上にうずくまったように見える巨岩の二つ亀へ。昼食後、新潟側の内海部海岸を走り、京都の清水寺を模した清水寺(せいすいじ)、奈良の長谷寺を模した長谷寺(ちょうこくじ)に詣でた。

 

翌日の27日は大佐渡山脈の大佐渡スカイラインを標高850mの白雲台へ。右に真野湾、左に両津湾、国仲平野、その果ての小佐渡山脈の景観を楽しんだ。
さらにトキの森公園を訪れた後、午後のジェットフォイルで帰京の途に就いた。宿の料理もおいしく満足できた旅だったと思う。

(文責・川面)

新治市民の森

2019-09-29

猛暑も過ぎ秋らしくなってきました。体調管理には気を使われたと察します。
10月の例会の「新治市民の森」は、横浜市北西部の丘陵地帯に位置する市民の森で、平成12年に開園しました。

農業の営みによって作り出された「里山」と呼ばれる森で、緩やかな谷地形「谷戸」の風景が美しく、斜面の雑木林や谷筋の杉林とともに市内では少なくなった「谷戸田」が残されています。 秋になる近場の自然に親しみ、体力アップに心掛けましょう。
ご検討の上、体調に合わせご参加下さいますようお願いいたします。

 

1.日時     10月8日(火)

2.予定コース  新治市民の森
新治市民の森の里山を、反時計回りに一周します

 

○集合 (10:00)JR横浜線十日市場駅改札口前
参考: 京王多摩センター駅(9:11)→(9:21)橋本(9:28)→ 十日市場(9:51)

 

徒歩開始 十日市場駅(:15)→にいはる里山交流センター→旭谷戸ルート(約1㎞)→尾根道ルート(約1.9㎞)→鎌立谷戸ルート(約1㎞) (昼食)→向山尾根ルート(約0.8㎞)→にいはる里山交流センター(:15)→十日市場駅

 

持ち物・装備
・ハイキングスタイルでご参加下さい。昼食、飲み物、間食等は各自のお好みで、帽子、タオル、雨具(折り畳み傘)等

 

○雨天の場合は中止します。迷うような場合は、メールか電話でお尋ね下 さい。

 

参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792、携帯080-5544-6915 e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にまでにお知らせください。

「高尾山麓のイタリアンに絶賛の声」

2019-09-22

高尾山の麓、京王高尾線高尾山口駅の駅舎2階にあるイタリア料理店「FumotoyA」で9月18日、79回目のグルメの会を開いた。男性6人、女性4人の計10人が参加。この日初参加の準会員柴田香代子さんを含めた女性参加者数が男性参加者数に肉薄し、いつも以上ににぎやかとなった。

 

深い緑に囲まれた同店は八王子三田会副会長の佐藤久牧さんが経営。そのご厚意で一般客には味わえない別格の料理が提供され、柴田さんが「この会費(6千円)でこれだけ美味しい料理が出るとはすごい。びっくりした」と感激。共感する参加者が多かった。

 

7月14日にも同副会長が同じく経営する高尾山ビアマウントで多摩三田会創立30周年記念行事として町田三田会と多摩稲門会との三者合同グルメの会が開かれ、佐藤さんから景色が最もいい特上のスペースを提供された。

 

来年創立40周年を迎える多摩稲門会では現在、多摩三田会を中心に他の稲門会や大学OB会との交流が活発化しつつあり、交流の多角化による利点が広がり始めているといえそうだ。

 

この日はまず、元副会長の川面忠男さんが音頭をとり、生ビールで乾杯。飲み放題のため、樽ワインをはじめ、日本酒の「男山」、芋や麦の焼酎などが次々と注文された。クラフトビールも4種類用意された。

 

早速サラダとして、野菜のテリーヌ(様々な野菜を湯煎にしてオーブンで焼き、四角く固めた冷製の料理)と液体カプレーゼ(薄切りのトマトとモッツァレラチーズ、バジルにオリーブをかけたもの)が運ばれた。

 

前菜は鴨のスモーク(燻製)のカシスソースがけ、ポルチーニ(肉厚で香り高いイタリアのきのこ)と豚のキッシュ(フランスのパイ料理)、桃の生ハム巻、ガーリックトーストのリエット(豚肉を煮てほぐし、ペースト状にしたもの)添え、それに日本料理のハタハタの南蛮漬けなど7種類が出された。
魚料理としてはオマール蝦と鯛のスープ仕立て、肉料理は米沢豚のローストとマッシュポテト(ジャガイモを茹でてうらごししたもの)、ラタトゥイユ(トマト、ナスなどをオリーブ油で炒め煮込んだもの)が運ばれた。

 

恒例のショ―トスピーチでは、櫻井和子さんが「多摩稲門会は大学本部の意向を受けて、私ともうひとり亡くなった方とふたりでつくった。私が創立者」と歴史をひもとき、川面さんは「サークルの『いねの会』=カラオケの会=が200回目を迎えるので記念誌を作成中。カラー化を検討しており、みなさん買ってください」とPRした。

 

副会長の長張紘一さんは「多摩稲門会ではサークル活動が一番大事。記念誌発行に協賛金を出したいが、財源は限られている。11月17日(日)には野宇進会計幹事が世話人になって、賭けない『健康マージャンの会』が発足する」と常任役員会の動きを報告した。

 

同じく副会長のグルメの会世話人は、「来年6月21日(日)には、創立40周年記念の文化フォーラム講師に論壇の重鎮である寺島実郎多摩大学学長をお迎えする。格安の謝礼で講演を快諾していただいたので、お礼に多摩稲門会の大先輩に多摩大で講義をしていただくことを準備中」と話した。

 

西村弘さんは、前回のステーキグルメの会で広田進さんと日本の安全保障のあり方で議論となったが、戦時中に福島県鏡石村に疎開。昭和天皇の玉音放送の2、3日後に米軍のトラックとジープの車列が未舗装の国道6号を砂煙上げて走っていった。当時日本のトラックは荷台が木造だったが、米軍は全部鋼鉄製。ビックリした」と日米の戦力差の一端を垣間見た思い出を語った。

 

対する広田さんは前回、現在の日本の軍備は不十分では、と問題提起。「私の父親は軍人で3代目の東京俘虜収容所長だった。1、2代目はいずれも死刑となったが、たまたま食糧を半分渡したので死刑を免れた。日本はいま、安全保障を全面的に米国に頼るしかない。憲法を改正して核を持とうとしても世論が許さないと思う」と語り、西村さんとの意見の距離を縮めた。

 

「私も小学校二年で終戦。母の実家に疎開していたが、聖路加病院の隣の小学校に入った。」と山中康廣さん。終戦直後は食糧難に苦しんだそうだが、「きょうの料理が食べられてグルメの会に入ってよかった」とかみしめるように語った。

 

新井正子さんは「戦中戦後の古いニュースをみたが、戦争に動員された若い人たちはたくましく賢そうな顔をしていた。いまも生きていたらと思うともったいないことをしたなあ、と思う」と話した。

 

辻野多都子さんは「本を山ほど買っても仕事が忙しくて読む暇がない。いまは歎異抄と源氏物語の講座を聴きに行っている。宿縁、因果応報、・・・。女を泣かせた源氏は、老いて若い女に裏切られる。源氏でも老いにはかなわなかったのだ。

 

私は浅学菲才ですぐ忘れちゃう。もっと勉強したかった」。
フルーツトマトとカラスミ、手長海老のパスタのあと、フルーツトマトのピザが運ばれ、仕上げはレモンのジェラート。

 

最後に全員の一本締めで閉会とした。

 

同店の山口智史・料理長は後日、「イタリアンを中心にフレンチと日本料理も加えてみました」と盛りだくさんの料理のポイントを説明してくれた。

(世話人 浅井隆夫)

俳句同好会の9月例会

2019-09-22

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の第69回例会が9月20日、多摩市の関戸公民館和室で開かれた。7人が5句ずつ投句と選句を行なったが、大半が夏から秋へ季節が移り変わる中で詠まれた句だ。

 

9月例会は〈義兄の魂銀漢に待つ姉許へ〉が特選句の半数を得る高得点句となった。人間は宇宙の子。この句の作者は以前に逝った実姉が宇宙に戻り、夫が来るのを待っているが、夫である義兄が先日亡くなり、銀漢の姉のもとへ、と詠んだ。許(がり)という接尾語を使い句の格調を高めた。こう詠まれると、死が祝祭になり、配偶者の健康を不安に思う心が救われる。

 

同じ作者の〈戒名は俗名のまま白木槿〉も特選、また〈出棺や住まひし方に稲光〉も2点を得たが、これらは3部作と言ってよいだろう。また、当日は〈桜木に鳴く秋蝉の花知らず〉が面白い句だと話題になった。評価が分かれた句だ。

 

当日の披講結果は以下の通り。特選句は◎、並選は〇で表記。カッコ内は選句者名。

 

義兄の魂銀漢に待つ姉許へ      川俣あけみ(川面◎、又木◎、宮地◎、辻野)
戒名は俗名のまま白木槿        川俣あけみ(萩尾◎、又木)
暮れ六つの銀座の裏や酔芙蓉     萩尾昇平(辻野◎、又木)
虫しぐれ雨戸閉めるをためらひて   萩尾昇平(長張◎)
遠雷の時に大きく脚重し          川面忠男(辻野、長張、萩尾)
瑠璃深き琉球グラス夏果てぬ    辻野多都子(川俣、萩尾、又木)
千屈菜や今日を限りと思ふ道        川面忠男(又木、宮地)
出棺や住まひし方に稲光           川俣あけみ(辻野、宮地)
虫の声止みて眠りし午前二時       宮地麗子(川面、長張)
托鉢の鉦の音遠し秋の夕             宮地麗子(川面、川俣)
縁側に未完の稿や稲雀               川俣あけみ(辻野、宮地)
雨音を破る騒きや阿波踊              川面忠男(川俣、長張)
桜木に鳴く秋蝉の花知らず        宮地麗子(萩尾)
冷房車行きどころなきアリ一匹    辻野多都子(川俣)
夕立ちや塵も憂いも撥ね飛ばし    長張紘一(川俣)
九月来る古書肆主のタブレット     又木淳一(川面)
高嶺晴れ弓手に重き黒ぶだう      川俣あけみ(川面)
街道の紙垂揺らめいて祭り待つ    長張紘一(宮地)
二百首乃漢詩朗々南洲忌          又木淳一(萩尾)
天空へ川鵜くの字を乱さずに      宮地麗子(長張)

(文責・川面)

多摩稲門会 第1回 健康麻雀競技会のご案内

2019-09-22

かって麻雀といえばたばこの煙もうもうの雀荘でのギャンブルゲームで、一般的にはよいイメージではなかったかも知れません。

 

ところが近年は「飲まない、吸わない、賭けない」の「3無い」をモットーにした、純粋に競技麻雀を楽しむ「健康麻雀」が全国的に普及しています。

 

麻雀は、四角い卓に人生が凝縮したゲームです。負けても金をとられない「健康麻雀」は、勝っても負けても終わった後は、快い疲れと爽快感が残ります。

 

また医学的にも「頭を使う」「手先を使う」「人と会話する」。この3つの機会が多い人は認知症になりにくいといわれますが、麻雀はその3要素を満たしています。

 

若い頃、たばこの煙もうもうの雀荘で、金はたまらずストレスばかりためた方、「健康麻雀」で再デビューしてはいかがですか。

 

当日は店スタッフ2名の方に、開始前にルール説明や競技中の点数計算のサポート等をお願いしています。

 

従って、点数計算に自信のない方も大丈夫です。

 

記

 

1. 開催日 2019年10月27日(日) 12:00~16:30

 

2. 場所  多摩市永山1-1-7 ブリエール永山 B1階  TEL:042―356-3770
mahjong-doumu.com/ バス停「消防署前」よりニュータウン通りへ向かって徒歩2分

 

3. 開催要領
競技のルールは開始前に説明します。
半荘4回予定
各半荘の成績を記録し、終了後に同会場にて成績発表と上位入賞者への賞品授与をします

 

4. 参加費
参加費2,500円/1人(場所使用料および賞品購入代)
当日ご持参ください。
終了後に近隣の居酒屋にて参加希望の方と懇親会を行います。

 

5. 申込について
先着12名 年齢・性別制限なし 友人同伴OK
申込期限 2019年10月20日
麻雀店の使用卓数の制限から先着12名とさせていただきます。
申込ご希望の方は、お早目に下記メール宛先に参加申込ください。

nou-susumu@ksj.biglobe.ne.jp
担当 野宇(ノウ)

 第16回“ボウリングを楽しむ会”のご案内

2019-09-22

第16回ボウリングを楽しむ会を開催いたします。ボウリングの会は更に充実し、仲良く楽しくをモットーに10本のピンに向かいます。200点も夢ではありません。今回も基本に忠実にSKILL UPをはかる会です。楽しいですのでぜひご参加ください。初心者・初参加の方も歓迎です。

 

記

 

開催日  2019年11月30日(土)午後3時から7時10分

(集合は午後2時30分)

 

場 所   永山コパボウル(京王/小田急 永山駅より徒歩約1分)                          (多摩市永山1-3-4 ヒューマックスパビリオン6F TEL:042-339-9966 )

 

主 催   多摩稲門会 「ボウリングの会」

 

<ボウリングを楽しむ会> 午後3時~5時
3ゲーム投げます。当日の事情により変更があることがあります。
募集は9~12名程度。

 

<懇親会>  午後5時10分~7時10分(2時間)

近くの飲食店で懇親会を行います。
参加費は男性5,000円、女性4,000円。プレー費、貸靴料、懇親会費用を含んでいます。なお、マイシューズをご持参しても貸靴料は一切返金はいたしません。参加費は当日支払いですが、お申し込みの方で当日キャンセルは受け付けません。

 

<お問い合わせ及びお申込先>(11月16日(土)申し込み締め切りです。)
世話人 稲垣友三  〒206-0041 多摩市愛宕2-4-1-102
TEL:090-2498-0689   メール:yinagaki@e-emotion.jp(参加お申し込みはメールでお願いします。)

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