Author Archive
平成28年度定例総会・文化フォーラム・懇親会の報告
2016-07-03
多摩稲門会の平成28年度定例総会・文化フォーラム・懇親会は6月25日(土)午後0時45分から多摩市関戸の「京王クラブ」で行われた。
第37回定例総会
午後0時45分、多摩稲門会第37回定例総会が長張紘一幹事長の開会の辞で始まった。依田敬一会長の挨拶、ご来賓の紹介のあと、来賓の鈴木嘉久・早稲田大学地域担当部長のご挨拶を頂戴した。
総会は加来健一郎幹事が議長に選出され、議事が進行した。長張幹事長が平成27年度多摩稲門会活動報告を、尾ノ井副会長兼会計幹事が同決算報告、白井昭男監事が監査報告を行い、いずれも異議なく了承された。引き続き、平成28年度多摩稲門会活動方針案・予算案が審議され、賛成多数で承認された。
第61回文化フォーラム
尾ノ井光昭副会長の開会アナウンスで始まり、講演が始まった。
演題は「早稲田野球の神髄」。講師は早稲田大学野球部第19代監督髙橋広氏。
昨年の春季リーグ戦完全優勝の話から始まり、大学選手権を制して日本一になったことなど、偉業達成に至るたぐいまれなる監督手腕の秘話を聴衆に惜しみなく披露した。
また、早稲田大学野球部監督に就任前は、鳴門工高(現鳴門渦潮高)の監督として春夏通じて8度の甲子園出場を果たし、平成14年春には準優勝に導いた。その「高校野球の神髄」も披露され、長い高校野球の経験に裏打ちされた講演の中味の濃さに、出席した聴衆からも感嘆の声が聞かれた。
講演後に行われた湯浅芳衞会員の進行による髙橋監督との対談形式の一問一答では、監督の真面目な人柄が聴衆に伝わり、身を乗り出して聴いていた。
懇親会
午後3時45分から会場を移して懇親会を催した。平松和己昭副会長の開会の挨拶、依田敬一会長の挨拶に続き、多摩三田会会長大西喜次郎氏、日野稲門会会長小笠原豊氏にご挨拶を頂いた。野球部OB亀田健氏が早大野球部の歴史について語ったあと、藤井國男副会長の乾杯発声でグラスを片手に歓談の輪が広がった。平松和己副会長の司会・進行で会は進められ、恒例の会員ひと言スピーチ、近隣稲門会来賓のスピーチなど、時間の経過とともに会場は一段と盛り上がりを見せた。髙橋広監督も懇親会に参加し、会員と気さくに話していた。稲垣友三副幹事長の閉会の挨拶のあと、参加者が全員で校歌「都の西北」を斉唱、平松副会長がエールを交換して閉宴した。
会員―浅井隆夫 新井正子 有福典夫 石川良一 稲垣友三 井上一良 遠藤千尋 尾ノ井光昭 加来健一郎 川面忠男 菊沢光江 小林 勲 白井昭男 白石徹郎 白鳥金丸 竹内二郎 田中亮介 田辺繁友 土谷靖雄 中神尚男 中西摩可比 長張紘一 中村昭夫 野宇 進 野田豊實 橋本 孜 平松和己 福田かほる 福田 宏 藤井國男 藤井良夫 星野英仁 又木淳一 松本弘之 湯浅芳衞 吉川啓次郎 依田敬一 (以上37名)
来賓―大学1名、多摩三田会1名、稲城稲門会1名、狛江稲門会2名、調布稲門会2名、八王子早稲田会1名、日野稲門会1名、府中校友会2名、町田稲門会1名、 (計 12名)
(稲垣友三 記)
山歩きの会 7月例会のご案内
2016-06-26
A・Bコース 城山(670m)
混雑した高尾山を避けて、小仏峠から城山を目指します。猛暑の中比較的日陰の多い山道となります。多摩市からは近場の裏高尾のハイキングコースをゆっくり楽しみながら歩きます。ご検討の上、体調にあわせてご参加をお待ちします。
1.日時 7月12日(火)
2.予定コース
A・Bコース 城山(歩行2時間20分)
○集合 (8:25)京王線聖蹟桜ヶ丘下りホーム後寄り
(8:36)京王線急行高尾山口行→高尾駅(9:54)着
(9:12)乗車小仏行きバス→(9:53)着
徒歩開始 小仏バス停→(:50)小仏峠→(:20)城山(昼食)→(:50)日影沢園地→(:20)日影バス停 (:18)→高尾駅
*日影バス発 14:13or43 15:13or43 16:43
○持ち物・装備
・昼食、水、間食等 服装(長袖シャツ等)、帽子、軍手、タオル等、雨具(折り畳み傘)、ストック
○雨天の場合は中止します。迷うような場合は、メールか電話でお尋ね下さい。
参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792、e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にまでにお知らせください。
第30回俳句同好会
2016-06-19
「俳句同好会」は6月17日午後1時30分から永山公民館・4階和室で行われたが、これが第30回目となった。メンバー10人が投句、選句して全30投句のうち20句が互選句となった。
とりわけ2席の「泰山木開きて烏兎(うと)へ捧げけり」が話題に。「烏兎」は太陽と月を意味する。ここでは天にいる大切な故人であり、泰山木の花が献杯用の器の形に似ている、というイメージが句作の動機になったという。
3席は原句が「あぢさゐの寺の虚空の遠祖かな」だったが、格助詞の「の」が三つあるとして「虚空や」と切り、下5は「かな」切れではなく「遠つ祖(おや)」と。川俣さんはそう直したうえで「句が大きくなる」と述べた。
選句は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選は◎で表記した。(文責・川面)
青柿や秘めたる夢の今もなほ 川俣あけみ(平松◎、宮地◎、又木◎、山本)
泰山木開きて烏兎へ捧げけり 川俣あけみ(萩尾◎、川面◎、又木)
あぢさゐの寺の虚空や遠つ祖 川面忠男(辻野◎、川俣◎、中川)
野良着脱ぎ焼酎一合やをら昼 萩尾昇平(山本◎、中川◎)
江戸伊勢とくれば肥後なり花菖蒲 又木淳一(長張◎、萩尾)
風吹いて畑泡立つ麦の秋 山本達人(平松、辻野、長張、宮地)
朝日射す更地に一本立葵 宮地麗子(山本、又木、川俣)
ほたる舞ふ廃校跡の同窓会 萩尾昇平(長張、宮地、川面)
夏の蝶分水嶺をさ迷へる 川俣あけみ(辻野、長張、川面)
黒南風や宵の銀座の崩れ雲 辻野多都子(平松、川俣、川面)
刑務所の野球大会夏初め 中川邦雄(萩尾、川俣、川面)
どこまでも向日葵畑セビーリア 辻野多都子(平松、又木、中川)
苗打ちを列に整へ泥の中 長張紘一(辻野、萩尾、中川)
老木の小枝に残る青き梅 長張紘一(平松、宮地)
母の日や喜びごっこで疲れたり 中川邦雄(山本、萩尾)
駿河路の訛り懐かし走馬燈 川面忠男(辻野、又木)
青嵐空に色紙貼り付けて 宮地麗子(山本)
父の日や子犬の傾く蓄音機 又木淳一(川俣)
雨乞いの蛙がのそりやぶにらみ 平松和己(中川)
琵琶滝で小休止なり莎莪の花 宮地麗子(長張)
今年また「悲しき雨音」梅雨に入る 又木淳一(宮地)
2016.6(第158回)御岳奥の院
2016-06-19
前日は一日中雨が降り、東北・北陸地方も梅雨に入った。6月14日の「山歩きの会」は、天気を心配したが梅雨の合間の晴日となった。参加者は櫻井和子さん、中西摩可比さん、長張を含め3名の少数である。
11時15分発のケーブルカーは空いていたが、欧米系の外国人観光客が散見される。
武蔵御嶽神社の社殿は家康が改築し、江戸の西の護りとして、またその後綱吉が再改築し、狼信仰の社で「おいぬ様」と崇められているため、飼い犬のケーブルの同乗は許可されている。道中もしばしば飼い犬を連れたハイカーと出会った。
標高差400mを一気に登り、下界とは違う800mの涼しい空気が広がる。展望台から靄の中にスカイツリーを確認した後11時半徒歩開始。
天空の町の石垣には、ユキノシタの花が一面に咲いている。ここは草取りをしている住民や、宅配便の車が行き交う田舎の町である。参道の両側にある商店街を過ぎると鳥居前広場に出る。神社に上る階段を避けて女坂を登る。中頃から階段の反対側に渡り神社から離れ、天狗の腰掛杉を目指す。前日の雨で洗われ、緑の茂った清々しい幅広い道を進んで行く。
天狗の腰掛杉から道が分岐し、鳥居をくぐり奥の院に向かう。天狗の腰掛杉は高尾山にも同じ名前の大樹が存在しているが、道は大樹の裏側に回り間近に見ることができる。近くからは高さは実感できないが、多摩市の里山からも双眼鏡で確認することができる。
12時を少し過ぎ、昼食の時間となってきたが先に進む。登り始めは緩やかな道が続くが次第に急坂となり、杉のむき出しになった根を跨ぎながらひたすら登って行く。奥の院は、御岳山と大岳山の間のつんと尖った1077mの山頂の直下にある。奥の院の男具那社の裏手に回り、険しい登りの先が山頂である。
山頂は険しかった登りに比べて比較的に広く平らな場所であった。1時を少し過ぎて昼食をとる。僕ら以外の登山者のない静かな山頂は、樹木に覆われ視界はきかない。山頂の隅に二級基準点の標識が埋められていた。また、一方の隅には小さな祠があった。昼食の後同じ道を下山開始。
今回のルートに一か所だけ鎖場があった。濡れた岩場をわたるには安心できる。
途中、ほら貝を吹かしながら3人の修験僧に出会った。ほら貝はそれぞれに首から吊るされているが、大変高価なものであるらしい。1人は山伏姿ではあるが、あと2人は強靭とは云えない体躯の普通の若者であった。長尾平で一休みしていると、下の七代の滝方面から汗を流しながら登ってくる若い男女等が行き交い、いくつかのベンチで小休憩をとっていた。
櫻井さんは風邪が治ったばかりの病み上がり。ここからケーブルカーを利用して下山することになっている。途中の御岳神社の町場通りで土産を買うため、参道の店の前で僕らと行動を別にした。
ケーブルの駅前の御岳平を足早に過ぎ、園地の北側を回り、大塚山の巻き道に入り古里駅を目指す。
静かな杉林の中を僕らだけ下って行く。後で解ったことだが、駅の案内板に最近熊が出没して注意することと記されていた。
長い下り道が終わり、獣よけの境界の扉を開けて、街中に入る場所にトイレや水場、休憩所の簡単な施設があった。車道を登り多摩川に架かる橋を渡り、5時過ぎに古里駅着いた。夏至間近の昼の一番長い季節であるが、何時もの2時間遅い下山時刻であった。分倍河原で下車し中西さんの以前の馴染みの居酒屋により、地元のプレミアム生ビールで乾杯した。
長張 記
日野稲門会との交流試合
2016-06-19
さる6月7日(火)日野稲門会との交流試合を行いました。
今回は第5回、これまでの対戦成績は2勝2敗です。
朝方まで雨模様でしたが、7時頃には雨も上がり予定通り実施の運びとなりました。
多摩稲門会からは、稲垣さん(コーチ)、大原さん、湯浅さん、半田さん、鈴木さん、子幡さん、前田さん、塩田さん、佐藤さん夫妻、小松さん、清水さん、依田の13名が出場し対戦成績12勝5敗で勝利しました。
終了後、隣接する公園で軽食をいただき次回多摩市一本杉公園での交流試合を約束し散会となりました。
(文責:依田敬一)
「第16回オール早稲田囲碁祭」参加
2016-06-12
6月4日(土)、市ヶ谷、日本棋院にて、「第16回オール早稲田囲碁祭」に参加5人チーム、36チーム、個人参加等で200人余参加。
多摩稲門会チーム
人見哲爾八段、城所睦雄七段、上杉雅好七段、井石道彦四段、平松和己三段の5名にて参加。
Aクラス最強クラスでリーグ戦。
①回戦、「柏稲門会」4勝1敗と出足好調。
②回戦、「豊島稲門会A」と3勝2敗と勝利。決勝進出に期待高まる。
③回戦、「船橋稲門会」に2勝3敗と惜敗。決勝進出阻まれ、3~4位決定戦に。
順位決定戦、「永楽倶楽部A」対戦。2勝3敗と敗れ4位が決定。
戦績チームとして11勝9敗。
元早稲田大学囲碁部監督宮崎さんより、多摩チームは強いと高い評価を得た。
個人成績
人見哲爾八段 4勝0敗、規定により次回より九段に昇段。
城所睦雄七段 0勝4敗
上杉雅好七段 1勝3敗
井石道彦四段 3勝1敗
平松和己三段 3勝1敗
帰り近くの居酒屋で打ち上げを行い、懇親を深めた。
以上、平松和己 記
2016年、6月および7月のテニスコートのご案内です。
2016-06-05
2016年、6月および7月のテニスコートのご案内です。
奮ってご参加ください。
一本杉公園コートC及びDコート(8時~10時)
6月は14日、21日、28日
7月は05日、12日、19日
以上です。
テニスの会 小松徹彦
第37回定例総会、第61回文化フォーラム・懇親会のご案内
2016-06-05
新緑の候、会員、校友の皆様にはご清祥にお過ごしのこととお慶び申し上げます。
さて、標記の会を開催しますのでお繰り合わせのうえご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
記
日 時:平成28年6月25日(土)午後12時45分〜1時30分 定例総会
1時45分〜3時20分 文化フォーラム
3時45分〜5時45分 懇親会
会 場:京王クラブ 多摩市関戸 2-43-12
聖蹟桜ヶ丘駅東口より徒歩5分(042-337-3478)
《総 会》
議 題: 平成27年度活動報告、決算報告、平成28年度活動計画及び予算案審議
《文化フォーラム》 (入場無料)
演 題: 『 早稲田野球の神髄 』
15年春季リーグ戦に完全優勝して胴上げされる高橋監督
講 師: 高橋 広氏 早稲田大学客員准教授・早稲田大学野球部第19代監督
講師略歴: 西条高校出身(主将)、1973年(昭和48年)早稲田大学教育学部に進学して捕手、4年時には新人監督として当時1年生の岡田彰布選手を指導。77年卒業後は鳴門工高(12年に鳴門一高と統合して現鳴門渦潮高)に赴任して教諭、野球部コーチを経て80年に監督。春夏を通じて8度の甲子園出場を導き、02年春に準優勝した。14年には高校日本代表監督となり、U18アジア選手権で準優勝。15年1月に早稲田大学監督に就任してリーグ戦春秋連覇(通算45回)、大学選手権優勝(通算5回)、神宮大会準優勝を達成した。
《懇 親 会》 (会費 飲食代4千円)
講演会後に同所にて懇親会を行います。ご出席下さいますようお願い申し上げます。
<お問い合わせ及びお申込先> (6月11日迄にお願いします)
幹事長 長張紘一 〒206-0001 多摩市和田1719-12
TEL:042-337-1792 メール:nagahari@ttv.ne.jp
尚、同封の郵便振込み用紙で、年会費(3,000円)と懇親会ご参加の方は会費(4,000円)と合わせて6月11日迄にお振込み下さい。振込みされた方の別途申し込みは不要です。 以上
「芸者さんと日本料理の魅力にひたる」
2016-05-29
59回目のグルメの会は5月25日、JR八王子駅近くの割烹料亭「すゞ香」で芸者さん3人を呼んで開いた。「芸者グルメ」は2回目。男性14人、女性3人の計17人が参加したが、今回は白井昭男さんの紹介で多摩・武蔵野検定事務局の関係者が5人も。会費が1万3千円とふだんの2倍以上にも関わらず、昨年1月の1回目の「芸者グルメの会」に劣らぬ盛況となった。
開会に先立って同事務局の藤井進事務局長が挨拶、事務局の活動状況や今回参加した理由などについて説明した。引き続き世話役が開会を告げ、藤井さんがビールで乾杯の音頭をとった。
八王子芸者代表格のめぐみさんをはじめ人気が最も高い小太郎さん、若手のホープひさ丸さんが三つ指ついて頭を下げた。参加者の視線を集めながら3人が笑顔をふりまきながら客席を回り、一人ひとりに酒や焼酎などのお酌をした。参加者はそれぞれ芸者さんとの会話を堪能、その間に手の込んだ日本料理が次々と運ばれた。
食前酒のキウイ香り酒を皮切りに、先付として胡麻豆腐やカニ身、前菜が抹茶の粉をまぜて揚げた小鮎や蛤の若葉焼き、お造りが本マグロやヒラメ、といった具合。いずれも4、5点の料理があり、紹介しきれないのが残念なほどだ。お椀は花が咲いた感じで切ったホタテが入った花帆立葛打ちだった。
芸者さんの芸に移り、唄と三味線を受け持つ地方(じかた)をめぐみさんが担当、いずれも端唄(はうた)の「東雲節(しののめぶし)」をひさ丸さん、「潮来出島 (いたこでじま)」を小太郎さんが舞った。次いで俗曲(ぞっきょく)の「奴(やっこ)さん」と「かっぽれ」の踊りを小太郎さんとひさ丸さんが共演した。
宴たけなわとなり、湯葉をのせたスズキの東寺焼き、山椒の実で炊いたアナゴの有馬煮が登場。あちこちから「うまい」という声があがった。
世話役が「芸者さんに質問があればどうぞ」と参加者に呼びかけると、日々の暮らしぶりや昨年NHKBS放送で放映された八王子芸者を主人公にしたドラマの裏話などの質問が次々に。めぐみさんらが丁寧に回答した。
6月20日(月)夜7時半からのNHK総合テレビ「鶴瓶の家族に乾杯」にも、めぐみさんをはじめ八王子芸者衆が出演することが紹介された。
最後にウニと小柱の炊き込みごはんとデザートを楽しんでお開きとなった。
(世話役 浅井隆夫)
ピンがはじける、笑顔がはじける、「第2回ボウリング大会」開催!!
2016-05-29
5月21日(土)、初夏の風が薫る、多摩市永山の「永山コパボウル」で、多摩稲門会『ボウリングの会』主催、「第2回ボウリング大会」が行われた。
午後2時集合後、参加者紹介、組合せ・試合方法・ルール説明が行われ、恒例の写真撮影を行った。準備体操の後、ボウル探し、シューズの履き替えなどをして、試合開始を待った。
午後2時45分試合開始。参加者は10名。平松和己さん、星野英仁さん、井上正さん(慶應OB)、井上久子さん(井上正さんの奥様)、上條喜義さん、鈴木忠男さん、尾ノ井光昭さん、菊池恵子さん、野宇進さん、そして稲垣である。
前回と同じ、A,B,Cの3チームに分け、それぞれ3ゲームずつ投げて、良かった2ゲームの合計で、チームの得点とした。チーム内の人数が同じでなかったので、合計点数を人数で割り、平均点で競った。女性には20ピンのハンデを与えた。
その結果、優勝はCチーム(鈴木、菊池、野宇)でチーム点数は303点。断トツの1位であった。2位はAチーム(稲垣、平松、星野)で248点、3位はBチーム(尾ノ井、井上(正)、井上(久)、上條)の246点でAチームとBチームの点差はわずか2点。僅差の勝負であった。
最高点は3ゲーム目に菊池恵子さんが出した189点。これはハンデを付けていない実点数である。2位が鈴木忠男さんの174点、3位が稲垣の164点、4位が159点の尾ノ井光昭さんとなった。
菊池さんは個人優勝、団体優勝、MVPの3冠となった。
平松さんは、「25年ぶりのボウリングで、昔250点出したこともある」という言葉通り、尻上がりに調子が出て、3ゲーム目はスペア、ストライクが出るようになり、136点まで点数を上げた。星野さんは「40年ぶり」ということで、最初はボウルが手になじまなかったが、2ゲーム目、3ゲーム目は100点を越して調子を上げた。次回はもっと点数が上がることは確実である。上條さんは、1ゲーム目でいきなり147点を出してまわりをびっくりさせたが、その後は1ゲーム目ほどには点数が上がらなかった。鈴木さんは2ゲーム目で174点を出し、ぶれのない真っすぐな球筋のボウリングで、3ゲームとも安定した点数を出していた。
前回、最高点の175点を出した井上正さんは、調子が今ひとつ上がらず、100点を上下していた。次回は好調を回復するだろうと思われる。奥様の井上久子さんは最初は100点に届かなかったが尻上がりによくなり、第3ゲームは115点を出し(実点数)、調子が上がってきた。
野宇さんはついに100点を超すことはできなかったが、楽しんでプレーしているように見受けられた。菊池さんのコーチングも楽しく受けていた。



















