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第86回俳句同好会

2021-02-21

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の月例俳句会が2月19日午後、多摩市のベルブ永山公民館・和室で開かれ、9人が出席した。同会の月例会は発足以来、欠かすことなく行われ、当月が第86回となった。あらかじめメールで投句された43句のうち25句が選句された。各人が5句を選句し、うち1句を特選とした。最高得点句の〈胸に居てここに居ぬ人梅三分〉はもう会えなくなった亡き人を偲んだ句。三分咲きの梅に悲しく寂しい気持ちを託した。次の高得点句の遺品の昭和史も亡き人が残した本のことだ。

 

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選は◎で表記した。

 

胸に居てここに居ぬ人梅三分      川俣あけみ(近沢◎、辻野◎、宮地◎、又木)
『昭和史』といふ遺品読む建国日   川俣あけみ(又木◎、川面、近沢、松井)
土ほぐれ陽の匂ひたる春日和     柴田香代子(松井◎、近沢)
大山の切り絵の浮かぶ冬夕焼け   長張紘一(川面◎、松井)
薄氷を踏みて泣かすや身代りに    宮地麗子(長張◎、辻野)
蒼き壜朝日かぶりて冴え返る      近沢市子(柴田◎)
壺洩りて寒菊くれし人も亡し       辻野多都子(川俣◎)
草萌やどの道行くも独りなり        川俣あけみ(川面、長張、又木、宮地)
会話けふも一人二役春の雲       川俣あけみ(川面、松井、又木、宮地)
選択肢無くば迷わず春寒し        宮地麗子(柴田、辻野、長張)
診察を待つ椅子固し春寒し        松井秋尚(川俣、近沢)
探梅や土の香著き山祠           又木淳一(辻野、長張)
春一番子を抱く母の腕捲り         川面忠男(長張、宮地)
落葉積み胸まで埋まる幼たち       長張紘一(川面)
鯉はぬる音冴え返る鏡池           柴田香代子(川俣)
火事跡の窓に白光戻りをり         川面忠男(川俣)
猿山の落ち零れ猿冬日陰         辻野多都子(川俣)
パン匂ふ開け放たれし春の店       近沢市子(辻野)
老いも又目覚めよと鋭き冬木の芽   辻野多都子(柴田)
新春の娘家族に仔犬増え          長張紘一(柴田)
枯るるほど夕日の映ゆる山の影    柴田香代子(又木)
地を搏ちて開く花弁やシモバシラ   辻野多都子(近沢)
艶増せる膨らみ確と桜の芽          松井秋尚(柴田)
寄り合へぬ一年過ぐる春隣         長張紘一(宮地)
麦踏みし十一文は祖父に似て       又木淳一(松井)

(文責・川面)

第85回俳句同好会

2021-01-17

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の初句会が1月15日午後、多摩市の関戸公民館・和室で開かれた。第85回でありサークル活動として8年目に入った。1週間前に9人がメールで3句ないし5句を投句、当日は8人が出席して選句と合評を行なった。その結果、41投句のうち半数近い19句が選に入った。

 

各人が1句だけ選ぶ特選句は6句だが、そのうち4句は人生のパートナーに先立たれたばかりの哀しみを詠んだ句というのが当月の特徴である。〈冬深む椅子の凹みの慕はしく〉は「椅子の凹み」にもそこに座っていた在りし日の故人を想う句だ。最高得点句の〈帰り来よ玄関前の落葉掃く〉には、再び会いたいという気持ちがこもっている。〈移り香の着物掛けおく冬座敷〉の着物は、和服が故人を偲ぶよすがになっている気持ちを詠んだもの。〈人去りて残れる眼鏡初あかり〉は、〈夫去りて〉という気持ちを抑えて〈人去りて〉と一般化して詠んだ。

 

そんな作者の哀しみを友人として想い詠んだのが〈行く年や嘆きを友に置きしまま〉、〈年忘れ然れど喪の友忘れざる〉の2句である。

 

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選は◎で表記。

 

冬深む椅子の凹みの慕はしく    川俣あけみ(又木◎、松井◎、長張、宮地)
読初や苞の栞に蕪村の句        川面忠男(川俣◎、辻野◎、又木)
帰り来よ玄関前の落葉掃く        川俣あけみ(川面◎、辻野、又木、松井、宮地)
行く年や嘆きを友に置きしまま     辻野多都子(長張◎、川面、宮地)
移り香の着物掛けおく冬座敷         川俣あけみ(柴田◎、又木、松井)
人去りて残れる眼鏡初あかり       川俣あけみ(宮地◎、辻野、又木)
元旦や咳も谺の街独り            宮地麗子(川面、辻野、長張)
初マスク見するあてなき紅をさす  宮地麗子(川面、川俣、柴田)
日の落つる枯木の果ての浄土かな  川面忠男(辻野、長張)
年忘れ然れど喪の友忘れざる       川面忠男(川俣、長張)
憂ふことなき日の無くて去年今年   宮地麗子(柴田)
新春の旅は無言のスマホ抱き     辻野多都子(松井)
かじけ猫たやさぬ灯あり祖母が跡  近沢市子(川面)
三が日ずらし今年の初詣        松井秋尚(柴田)
バス停の暁光柔き四日かな       又木淳一(川俣)
屋久島の残夢残月初日の出      辻野多都子(宮地)
金婚も籠り人なり七日粥            川面忠男(川俣)
名入り瓶並ぶ居酒屋年暮るゝ       長張紘一(柴田)
初刷を新たに三紙加へけり         又木淳一(松井)

(文責・川面)

早稲田大学校友会からOB会の活動等の行動指針、要請

2021-01-10

校友会支部・稲門会 各位
早稲田大学校友の皆様

 

新年あけましておめでとうございます。
平素より校友会活動に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

さて、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことを受けて、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県)については、今週中に緊急事態宣言が再度発出される予定です。
今回の宣言は飲食店の営業時間等にフォーカスを当てるなど、ある程度限定された内容での実施が予定されていますが、それでも“緊急事態”であることには変わらず、首都圏における深刻な感染拡大状況を受けての国・各自治体からの強い方針(メッセージ)となります。

 

こうした状況を鑑み、緊急事態宣言期間中の首都圏における実際に集まっての校友会・稲門会活動は是非ともお控えくださいますようお願いいたします。とりわけ新年会などの飲食を伴う活動については中止・延期としていただければと存じます。
ただし、インターネット機能(オンライン)や書面等の対面以外による活動については推奨いたします。

 

なお、緊急事態宣言の対象である首都圏(1都3県)を除く地域の活動方針(2021年1月~3月まで)につきましては、田中総長と萬代代表幹事との連名でお知らせしました10月13日付の通知から変更はございません。
また、首都圏(1都3県)についても、緊急事態宣言が解除された後は同様といたします。
https://waseda.box.com/s/4pb9q6ehkiyq7vexs9hgib4tnxz91y3a

 

校友会・稲門会活動には多くのご高齢の方もご参加いただいていることを踏まえ、早稲田大学校友会といたしましては、校友の皆様の命と健康を第一とし、刻一刻と変化する感染状況を注視しながら、慎重に対応していくことに変わりはありません。その上で、本年については、感染に充分注意しながら各種活動を工夫して実施できるようになればと考えております。

 

最後となりますが、萬代校友会代表幹事から校友の皆様へ、年頭のご挨拶がございますので、こちらも送らせていただきます。
https://waseda.box.com/s/bdqhitvneb2zpki2ydqno145o76dpz9f

 

本年も早稲田大学ならびに早稲田大学校友会への温かいご支援とご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。
校友の皆様にとって明るい一年になることを願っております。

 

以上

寺島実郎氏のメディア出演情報をお知らせ致します。

2020-12-20

●TOKYO MX新番組「寺島実郎の世界を知る力 全体知への接近」
第3回目放送:12月20日(日)午前11時~

番組前半では、バイデン氏当選の背後にある米国内の分断の構造を最新の調査から分析をし、バイデン政権誕生後の米国に日本がどう向き合っていくべきか、その本質に迫ります。

また、2020年の総括として、コロナ禍の下でどのように立ち向かい行動したのかについて、
緊急特別番組でも取り上げていたプロジェクトのうち、寺島が会長を務める(一財)日本総合研究所が主導する医療防災プロジェクト(安全JAPANプロジェクト)についてもご紹介いたします。

後半では、戦後日本のアジア復帰の舞台となった1955年のバンドン会議に焦点を当て、日本人が持つべきアジアに対する視座、そして日本近代史を通じて、日本が立つべき国際社会における立ち位置について、深掘りし、再考します。
ぜひご視聴頂けましたらと存じます。

 

※安全JAPANプロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.jri.or.jp/archives/5333/

 

●年末年始のメディア出演情報につきまして
ネットワークの皆様にご視聴頂きました、緊急事態宣言下の4月19日に放送を開始したMXテレビ特別番組「寺島実郎の日本再生論 第1~5弾」の年末年始一挙再放送を致します。
放送時間と同時刻に「エムキャス」でも配信されます。
年明け1月10日(日)には、TBS系列「サンデーモーニング 新春スペシャル」 に出演致します。

7:30からの放送となりますので、ぜひご視聴頂けましたらと存じます。

 

《メディア出演情報(一覧)》
■2020/12/20(日)11:00~11:55
TOKYO MX1 「寺島実郎の世界を知る力」 第3回

 

■2020/12/22(火) 06:03頃~
TBS系ラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」
※うち、「今朝のニュースピックアップ」コーナー 全国33局ネット

 

■2020/12/27(日)08:00~
TBS系列「サンデーモーニング」

 

■《再放送》TOKYO MX1 「寺島実郎の日本再生論」
2020/12/28(月)07:00~08:30 第1弾「時代認識とポスト・コロナへの針路」
2020/12/29(火)07:00~08:00 第2弾「ポスト・コロナへの視界」
2020/12/30(水)07:00~08:00 第3弾「世界の中の日本 コロナを超えて」
2020/12/31(木)07:00~08:00 第4弾「コロナ問題の中間総括」
2021/1/1(金)10:00~11:00  第5弾「コロナを超える世界観」

 

■2021/1/10(日)07:30~
TBS系列「サンデーモーニング 新春スペシャル」

*********************************************************
【TOKYO MX テレビ】
●[2020年10月~放送]
『寺島実郎の世界を知る力』

第1回放送
エムキャス:https://mcas.jp/movie.html?id=749856148&video=4725&player=flow&genre=453017953
Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=emQLViKOvTw

 

第2回放送
エムキャス:https://mcas.jp/movie.html?id=749856148&video=4744&player=flow&genre=453017953
Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=Cq0CoKSMZOQ

 

●[2020年4月~9月放送]
特別番組『寺島実郎の日本再生論』(第1弾~第5弾)

 

第1弾(4/19 OA)「時代認識とポスト・コロナへの針路」
第2弾(5/10 OA)「ポスト・コロナへの視界」
第3弾(5/16 OA)「世界の中の日本 コロナを超えて」
第4弾(7/19 OA)「コロナ問題の中間総括」
第5弾(9/26 OA)「コロナを超える世界観」

 

見逃し配信につきましては、寺島文庫ウェブサイトにアクセス下さい。
https://www.terashima-bunko.com/minerva/tokyomx-2020.html
*********************************************************

◆◇AOKIグループ・快活CLUB様と寺島文庫が提携◇◆
『学びの再出発』
~寺島文庫のオリジナル動画が全国約500店舗でご視聴いただけます~
【月1回更新】

・プレスリリースはこちら
https://kaikatsufrontier.co.jp/release/48_KCPRESS%20RELEASE_FIX.pdf

★現在、10月・11月分を配信中です。12月分は23日(水)に配信開始予定です。

・お近くの店舗の検索はこちら
https://www.kaikatsu.jp/shop

以上、お伝え申し上げます。

第84回俳句同好会

2020-12-20

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の定例会が12月18日午後2時から多摩市の永山公民館和室で開かれた。今回が84回目、発足して7年が経過した。この間、コロナ禍でも休会することなく継続してきた。この日はメンバーの8人が出席、新たに1人が見学した。次回からは9人の句会となろう。

 

当日の最高点句は〈雲梯の童半そで冬木の芽〉だが、童は「わらべ」、〈枯野原の息吹聴きゐる足裏かな〉の足裏は「あうら」と読む。見学者は難しいと感じたそうだが、句会は勉強の場でもある。後の句は作者が「土の中では次の世代が生きている。その命を感じた」と注釈した。〈入門書たづさへ八十路冬桜〉については選句者が「冬桜という季語の働きがいい」と選句理由を述べた。冬桜は弱々しいが、一生懸命に咲いている。それが80歳になっても入門書に取り組んでいる高齢者と合っているというわけだ。

 

当日の選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選は◎で表記。

 

雲梯の童半そで冬木の芽           川俣あけみ(又木◎、川面、辻野、長張)
入門書たづさへ八十路冬桜          川面忠男(川俣◎、松井)
一枚の葉の付きし柚子届く朝         宮地麗子(近沢◎、又木)
何もなき永き月日や憂国忌           辻野多都子(松井◎、川面)
枯野原の息吹聴きゐる足裏かな       川俣あけみ(宮地◎、又木)
プレートの枯れに紛るる入水跡        辻野多都子(長張◎、川俣)
鬼女なれど人の恋しき夕紅葉         辻野多都子(川面◎)
丘の上の聖樹ゴルゴタ目蓋(まなぶた)に  又木淳一(辻野◎)
大銀杏朝の日零しつつ散れり         松井秋尚(川面、川俣、長張、宮地)
ここよりは疫病(えやみ)入れぬぞ障子貼る  川俣あけみ(川面、長張、松井)
冬桜病院に夫預けきて               川俣あけみ(辻野、又木、宮地)
北風や暗渠に響く杖の音             宮地麗子(川俣、近沢)
人を待つ冬芽満ちたる樹の下に        川俣あけみ(辻野、宮地)
寒葵人目憚るごとき姿(なり)           宮地麗子(川俣、又木)
逢へぬまま紅葉且つ散る日暮れ道       川面忠男(近沢、宮地)
黄落や古きホテルの古き鴟尾          辻野多都子(松井)
友垣のさやかに集き花八手           川面忠男(辻野)
初霜やコーヒーカップ手で包み          宮地麗子(近沢)
参道を逸れ踏む落葉音深き            松井秋尚(長張)
寄鍋や膝に乗る子の惑ひ箸            又木淳一(近沢)
山々の繋がり遥か朴落葉             長張紘一(松井)

(文責)・川面)

2021年賀詞交歓会中止のお知らせ

2020-12-06

2021年賀詞交歓会中止のお知らせ

 

2020年12月1日

多摩稲門会会員の皆様へ

 

11月末になり、現状は新型コロナウィルスの感染拡大が加速し、春の第1波、夏の第2波に続く第3波が始まって警戒レベル4段階で最も深刻な状況と思われます。

 

此度、多摩稲門会常任役員会に於いて、クラスターの発生場面が多様化し、感染経路不明なケースが目立っている現状に鑑み、新年恒例の賀詞交歓会は中止することに決定しました。誠に残念ではありますがご容赦を賜りますようお願い致します。

 

本年の活動計画は、校友会本部からの要望もあり、文化フォーラム・総会等皆様との懇親の場を全て中止し、また、サークル活動も3密対策の上で実施していただくようにお願いをして参りました。

皆様のご協力のお陰でクラスター化は避けられていますが、重症化リスクの高い高齢者中心の当会の運営には感染防止を最優先しなければなりません。
事情ご賢察の上、ご理解の程宜しくお願い致します。

 

皆様におかれましては、年末年始で会食の機会も多い事と存じますが、3密を避けられ安全第一にお過ごしされることを切に願っております。

 

多摩稲門会
会長 尾ノ井 光昭

展覧山・多峯主山歴史を訪ねる散策 

2020-11-29

県立奥武蔵自然公園の玄関、飯能市街地から少し足をのばすだけで、緑の山麓や清流のほとりにたつことができます。自然を求めて、歴史を訪ねて気軽なハイキングが楽しめます。
初冬の街を散歩しながら、体力アップに心掛けましょう。ご検討の上、体調に合わせご参加下さいますようお願いいたします。

 

1.日時     12月8日(火)

 

2.予定    展覧山(197m)・多峯(とうの)主(す)山 (270m) (歩行3時間ほど)

 

参考  聖蹟桜ケ丘駅(京王線準特急・新宿行)09:13→09:17分倍河原駅(JR南武線・立川行)09:25→09:36立川駅(JR青梅線・青梅行)09:44→09:56拝島駅(JR八高線・川越行)10:00→10:22東飯能駅

 

○ 集合(10:30)  JR八高線東飯能駅改札口

 

徒歩開始 JR東飯能駅西口→(:25)諏訪八幡神社→(:05)能仁寺→(:10)展覧山→(:30)多峯主山→(:05)御嶽八幡神社→(:25)吾妻峡→(:05)八耳堂→(:35)飯能河原→(:20)JR東飯能駅

JR八高線東飯能駅から拝島駅経由立川駅方面

 

○ 持ち物・装備
ハイキングスタイルでご参加下さい。昼食、飲料水、間食等 各自お好みで、帽子、タオル、手袋等、ヤッケ等防寒具、雨具(折り畳み傘)、ストック等

 

○ 雨天の場合は中止します。迷うような場合は、電話でお尋ね下さい。

 

参加ご希望の方は、長張(tel 042-337-1792 携帯080-5544-6915
e-mail nagahari@ttv.ne.jp)にお知らせください。

第83回俳句同好会

2020-11-22

多摩稲門会のサークル「俳句同好会」の11月例会が20日午後2時から多摩市の永山公民館和室で開かれ7人が出席、1人が欠席投句した。5句ないし3句の投句で投句数は合わせて38句だが、うち選句は21句とばらけた。

 

当日の高得点は特選にこそならなかったものの〈あきつさへ密かに飛びぬ一乗谷〉が4人に選句された。一乗谷は福井市郊外にある。戦国時代、越前を支配した朝倉氏の拠点だったが、義景が織田信長に攻められ自刃して滅びた。遺跡が発掘され昔日の居館、家並みが再現されている。作者は遺跡を訪れて詠んだもので実景を見て作った句ならではの実感が伝わる。

 

当日の出席者のうち4人はサークル「山歩きの会」が11月10日に行った三鷹の玉川上水歩きに参加した。〈紅葉散る太宰入水の流れかな〉の作者もその1人で実感が共有された。

 

選句結果は以下の通り。カッコ内は選句者名、特選は◎で表記。

 

朝霧や淡きに街の異国めく       宮地麗子(辻野◎、又木◎、川俣)
草紅葉より一山の彩進む        松井秋尚(近沢◎、長張)
波音を踏みしめ行けり石蕗明り     川俣あけみ(川面◎、辻野)
父の忌をうかと過ごせり夕時雨     川俣あけみ(宮地◎、又木)
風月の雅きはむる尾花かな        川面忠男(長張◎)
看板の変わりたる店冬初め       宮地麗子(松井◎)
あきつさへ密かに飛びぬ一乗谷   辻野多都子(川面、長張、松井、宮地)
枇杷の花追悼の筆途切れがち     川俣あけみ(近沢、松井、宮地)
底紅の枝を払えば陽の名残り      辻野多都子(近沢、長張、宮地)
返り花その一輪の日和かな        松井秋尚(川面、川俣、又木)
バス停に秋雨を残し母去りぬ       近沢市子(川俣、辻野)
放課後の楽器の響き夕月へ       川面忠男(川俣、辻野)
秋天の雲無き富士の白さかな      宮地麗子(松井、又木)
空堀を埋め尽くして末枯るる       松井秋尚(川俣、近沢)
紅葉散る太宰入水の流れかな    川俣あけみ(川面、近沢)
寂聴の法話聴きたや石蕗の花     又木淳一(川面)
椿姫恋に殉じぬ秋の夜            近沢市子(長張)
黒雲の怪鳥になる秋の暮         川面忠男(辻野)
蒼穹の多摩の横山紅葉踏む        又木淳一(松井)
帰り花銀杏大樹を見し眼もて       川俣あけみ(宮地)
バス停の人影轢かれ小春かな      宮地麗子(又木)

(文責・川面)

GoToトラベルで有志が熱海の旅

2020-11-22

多摩稲門会の有志10人がGoToトラベルを利用し11月17日から18日にかけて熱海旅行をした。企画したのは稲積滋さんで宿は早大商学部の同窓生たちと泊ったことがあるという「うたゆの宿 熱海四季ホテル」。カラオケルームがあることから参加者は休会中のサークル「いねの会」のメンバーとなった。
17日午前10時前、8人が小田急永山駅改札口に集合し新百合丘経由で小田原へ、11時半頃に到着すると事前に連絡していた稲門会の元会長の中川邦雄さんが出迎えた。中川さんは昨年秋、多摩市から熱海の老人ホームに移っており1年ぶりの再会である。
一行は9人となって東海道線で熱海へ。

12時過ぎに到着、駅前商店街にある蕎麦店で昼食後、カラオケ時の酒、つまみを買い送迎バスでホテルに。

稲積さんは後から来る2人を待ってホテルに残ったが、8人は部屋に荷物を置いた後、中川さんの案内で徒歩数分の熱海梅園を散策、記念写真を撮った。

梅園は紅葉、楓なども多く木々の色づきを楽しんだ。「梅見の滝」は滝の裏に回り水の落下を間近に見た。滝の水は園内を流れる初川に合流している。
梅園を出た後、中川さんは老人ホームに戻った。40分ほどの道のりを歩いて帰ると言った。今年86歳だが、歩くのが日課でかくしゃくとしている。安堵しながら後ろ姿を見送った。
ホテルに戻り温泉で疲れを癒した後、5時半頃に生ビールで乾杯、夕食懇談となった。遅れて来た女性2人も合流し男女5人ずつの宴を楽しんだ。7時過ぎにカラオケルームに移り11時近くまで歌った。長張紘一さんが仕込んだ新しい歌だけでなく選曲も色っぽく変貌ぶりを見せた。
翌日の18日はチェックアウト後、MOA美術館へ。「琳派の美 花鳥風月」展を鑑賞後、茶の庭を歩き紅葉も愛でた。蕎麦店に寄り桜エビの天麩羅をつまみにビールで喉の渇きを癒した。一日半の満足した旅だが、改めて企画した稲積さんに感謝した次第である。

(文責・川面)

【早稲スポ・オッカケたい】

2020-11-15

さる11月7、8日に野球・早慶戦が行われ、総勢10名が神宮球場で観戦・応援を行いました。その結果をご報告します。

 

今秋の東京6大学野球は、新型コロナ禍の中、例年と異なった方式で行われた。通常は、対校戦で先に2勝したチームが勝点1を得て、勝点の多いチームが優勝、というルールである。今春は、8月18日から1回戦総当たり方式で、各校が全5試合を戦い、法政が4勝1敗で優勝した。真夏の「春季リーグ戦」が終わって直ぐに「秋季」が9月19日から始まったのである。

 

早慶戦に絞って話をしよう。この11月7日までの両校の成績は、早稲田は、慶応以外の4校との試合を終え、5勝0敗3引分け、慶応は6勝0敗2引分け、どちらも負けはないが、今シーズンに限りポイント制なるものが採用されていて、勝ち=1ポイント、負け=0ポイント、引分け=0.5ポイント、が与えられる。早稲田は6.5ポイント、慶応は7ポイントで、早慶戦を迎えたのだった。

 

11月7日(土)の第1戦を、観戦することになったのは、早大野球部OBの方の伝手があったからである。普通では手に入れることができないプラチナ・チケットだ。10人がこの試合をナマで見られることになった。試合開始の2時間半前に神宮球場に集まり、11時30分の開場で球場内に入る。いつもの野球観戦と違って、バックネット裏2階席に座る。

 

私は、前日、ふと思い立って、スコアブックをつけることにした。小学5年生の時に記入法を覚え、中学で野球部に入部し、事情があってプレイヤーを諦め、2年生の秋からマネージャーに転向した。スコアブックをつけるのは、その時と団地の草野球チームでの50歳代以来である。

 

さて、午後1時プレイボール。早稲田の先発投手はもちろん早川主将。今季は4勝0敗、防御率は0.25というとてつもない数字だ。既にプロ野球ドラフト会議で、楽天イーグルスに1位指名されている。試合は5回まで早稲田が慶応の好投手木澤(彼もドラフトでヤクルトスワローズの1位指名選手)の前に1回裏1死1,2塁のチャンスに4番岩本、5番丸山が倒れ、その後は2回から5回まで3者凡退。だが、6回裏早稲田は1死後、1番金子が四球で久しぶりに塁に出、3番滝沢の右翼線の2塁打で均衡を破り1-0とリード。しかし慶応も7回表に4番正木が右中間を破る2塁打を放ち、二つの内野ゴロでホームインして、同点とする。早稲田は7回裏1死後、7番1年生ながらショートのポジションを確保している熊田がライト前にヒットで出塁、8番蛭田(ひるた)が見事な流し打ちでレフトスタンドにホームランを放ち、これが決勝点となって、早川が8、9回を5三振に打ち取り、この試合15三振を奪う好投で、勝利した。この時点で早稲田は7.5ポイントで慶応を抜いて首位に立った。

 

我らの祝勝会は、新宿西口の「銀座ライオン」で。女性2人を含む10人が美酒を交わした。

 

翌8日の第2戦は、テレビ観戦である。これは多くの方がご覧になって快哉を叫んだことだろう。4回の裏を終わって2-1と慶応がリードして、8回裏の早稲田ピンチには、前日9回を完投した早川主将がリリーフし、9回の早稲田の攻撃になる。慶応の投手は木澤、2アウトになって絶体絶命の場面で、7番熊田(1年)がヒットで出塁する。次打者は昨日のヒーロー蛭田を迎えたところで、慶応・堀井監督はエースを替えて、8人目の投手に生井を送る。その初球、蛭田の1打はバックスクリーンに飛び込む逆転ホームラン。

 

余りに劇的な瞬間だった。早川主将はその裏の慶応の攻撃を抑え、早稲田は5年ぶりの優勝を飾ったのだった。

 

試合後のTVインタビューの途中で、元プロ野球選手の小宮山早稲田監督は、感極まって泣き出し、野球人生で最高の試合と述べた。試合後のホームベースを挟んでの両軍の挨拶の時に、慶応の二人の選手がベンチで泣きじゃくっていた。促されてやっと挨拶の列に加わった。

【世話人 竹内二郎】

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